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実りの秋 撮影:2017年 9月24日 台風18号の通り過ぎた後、彼岸花を探して歩いていたら住宅地の間に稲が植えられた田んぼを見つけた。台風一過、年配の男性二人が強風で飛ばされた防鳥ネットの修理をしていた。 風で倒されて稲穂は水はけの悪い水田に溜まった水に浸かっており、頭を垂れた稲穂も何となく頭の下げ方が少ない。あまり豊作とは言えないような稲穂だった。 農作業をしていた男性は、このように稲穂が水に浸かるとお米の価値は殆どないに等しいと落胆していた。水に浸かった稲穂は脱穀すると割れる可能性があり、商品価値が下がる。または売れなくなる。 農道に近い稲穂のかなりに籾がなくなって藁の状態になっていた。農作業をしていた年配の男性に台風の風に飛ばされたのか?と聞くと、スズメに食べられた。と教えてくれた。 周辺に田んぼがないのでスズメの集中攻撃を受けたようだ。水田一面に青い防鳥ネットが張られていたのはスズメ対策だった。 しかし、この界隈の殆どの農家は水田を宅地化してアパートやマンション経営をしている。また、宅地として土地を手放している農家も多々あると聞いた。 刈入れ作業している男性も実はお金持ちで、稲の出来不出来はどうでも良かったのかもしれない。そして、家族が食べる量だけを作っているのかもしれない。他に少しだけ稲作をする理由は、固定資産税の対策? 巾着田からの帰り最寄駅の手前で刈入れ作業をしているのが車窓から見えたので、自宅から逆方向だが刈入れ作業を写した。 風で倒れた稲は、機械で刈り取るわけには行かないので、鎌を使って手で刈り取り、田んぼに水が溜まっているので刈り取った先から束ねて干していた。僕の田舎ではこれを「サガリ」と呼んでいた。 サイラ 各地で秋刀魚祭りが開催されているニュースがテレビを賑わしていたが、我が家では今年初めて秋刀魚が食卓にのぼった。鮮度は良かったが脂が乗っていなくて少し小振りの秋刀魚だった。 先日、読売新聞の編集手帳にペリーの日本遠征記にサンマをサイラと記述されており、その名前で新種登録。國際的にも Colorabis sairaが使われている。という大意の記述があった。 サイラの呼び名は僕の田舎でも祖母は使っていた。秋刀魚の押し寿司の北限は伊豆半島らしいが、紀伊半島と伊豆半島では食文化がよく似ている。 紀伊半島の方言が伊豆半島に伝わっても不思議はない。サイラは僕の田舎の方言で、方言がそのまま國際的な呼び名になってしまった。 編集手帳の担当者は多分、サイラは紀伊半島や伊豆半島で使われていた古い方言だったことを知らなかったようだ。 因みに秋刀魚の押し寿司は脂ののった旬の秋刀魚では美味しくない。紀伊半島沖で獲れる脂が少し落ちた10月下旬以降の秋刀魚が適している。今日食べた秋刀魚はそのような秋刀魚だった。
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