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桜が続いていたので他の花でもと思い探したが、最近写した写真ではこの夕陽が沈む直前に写したハクモクレンしか思い当たらなかった。 昨日、このハクモクレンが咲いていた公園で花見をした。10日も経つとこの写真を写した頃は蕾だったソメイヨシノは満開になり花吹雪が舞っていた。 このハクモクレンの花は全て散って、枝先には若葉が出始めていた。そして、このハクモクレンの花が咲いていた痕跡すら残っていなかった。 花が終わったハクモクレンの木の下を多くの花見客が行き交っていた。夕陽が沈む場所はもっと北側にに移動、公園の主役の花はソメイヨシノへと替わった。季節の移ろいは速い。 東北の震災が発生してから早一ヶ月が過ぎた。まだ余震が続いているが、仮設住宅などの建設が始まり、少しは復興への兆しが見え始めた。しかし、それは遅々としている。 それとここに来て市場では建築資材の不足が目立ち始めた。その煽りをくって僕の関西の友人から建築用資材の韓国からの調達を依頼された。 韓国の友人を経由して建築資材製造会社へと辿り着き、希望数量の供給は約束してくれたが、今度はその資材を作る原材料が国際的に不足している。安定供給までに一ヶ月半の期間が必要である事が判明した。 そして、価格も震災前の3倍にもなっていた。復興には多大の出費を必要とするのに、建築資材の高騰状況をみると、普段の何倍もの復興費用が発生する。 放射能の風評被害や停電、地震津波で各種産業の生産力が落ちている昨今、テレビから繰り返し聞えてくる「頑張ろう!日本」の掛け声も空しく聞える。
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善福寺川緑地の花と周辺の景色
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例年よりは少し遅れて、今年もシデコブシ(漢字では四手拳、幣辛夷と表記されている)が咲き始めた。僕は毎年、早咲きの桜が満開になる頃、この畑を夕刻に訪れては写している。 このシデコブシは善福寺川緑地の最上端から少し外れた住宅地の中の畑の片隅に3本植えられており、樹高は5M位、喬木のシデコブシの樹としては大きい方か? シデコブシはヒメコブシとも云われて昨今は園芸種として植えられており、我が家の近くの民家の庭先でも多く見かけるようになった。 愛知、三重、岐阜県の一部の原産地に自生するシデコブシは、都市開発が進みその自生地が失われており、絶滅危惧2種に指定されているようだ。 最近、原発のスポークスマンは新たな障害を「想定外でしたが、人体には安全です」と発表をする。何があっても驚かなくなったが、福島原発は海に高濃度に放射性物質で汚染された水を垂れ流し、また低濃度汚染水を海に放出を始めた。 地震で建物や配管に亀裂が入ることくらいは素人にでも想定できる。海への汚染水の放出は原子力安全委員会や東電は人体には影響がないとアナウンスをしているが、茨城県漁協では茨城県の海で獲れた小女子で4000ベクレル以上のヨウ素131が検出されたと報じている。 アメリカのハンフォード再処理工場があるコロンビア川では、再処理工場から微量の汚染水が流れ出しているらしい。その微量の汚染水を1とすると水中のプランクトンでは2000倍、プランクトンを食べた魚では15000倍、その魚を食べたアヒルでは4万倍、この川の虫を与えられた子燕では50万倍、水鳥の卵では100万倍と濃縮され、食物連鎖をする度に濃度が高くなっていくというデータがある。 これは水銀中毒の水俣病の食物連鎖と同じ構図になっている。 今回はプランクトンを食べた小女子では4千ベクレルなので、イワシがその小女子を食べたと仮定するとイワシは約1万ベクレル、そのイワシを鯖が食べると約13万ベクレル、その鯖を人間が食べると・・・ 原発は空気、水、野菜、土地、海までを汚染させ、これからも汚染を続ける。原爆は一度の汚染で済むが、原発は長年に渡り汚染を続けるので原爆よりたちが悪い。 これが原発ファミリーが言う、より安全なクリーンエネルギーである訳がない。
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昨年の今頃は見頃を迎えていた善福寺川緑地のソメイヨシノも、やっと咲き始めた。それより一足早く咲く緋桜が緑地の隅で満開になっていた。 このエリアには同じく早咲きの陽光桜が植えられている。他に咲いている桜が無いので、逸早く咲くこれらの桜が都会に繁殖をしているインコの襲撃を受ける。 2月28日に訪問した時にはまだインコの被害に遭っていなかった。今年の冬は寒かったのでインコは居ないのかと思ってた。昨日、最初に訪問した時もまだその痕跡は見ることが出来なかった。 僕はこの緋桜の近くに咲いているシデコブシを小1時間写しての帰り、もう一度この緋桜の下を通りかかった。桜の梢には10羽くらいのインコの群れが桜の花を啄ばんでは下に落としていた。 茎から毟り取られた花で、桜の樹の下の地面は瞬くの間にピンク色の絨毯を敷いたように色が変わった。そして、花を落とされた桜の梢は次々と丸坊主になっていく。 地元の人に聞いてみると今週初め頃から朝夕に群れで訪れているらしい。この緋桜を皮切りに、次は陽光桜、ソメイヨシノへとその被害は広がって行く事が予想できる。 30年ほど前から東京で熱帯産のインコの自然繁殖が確認されており、僕もその頃から度々インコの群れを公園などで見かけていた。 東京の冬はヒートアイランド現象が進みこの20年で気温が3.5度くらい上昇をしている。その温暖化した東京の冬にもすっかり順応をして繁殖を繰り返している。 最近生まれた子供達は、生息数の減った雀は知らなくてもインコを日本の野鳥だと思うようになり、そして、都市部ではメジロの変わりに桜の花に群がる野鳥の主役の座をインコが奪う日が近いかも知れない。 折角咲いた花を茎から毟りとるインコは大嫌いだが、都市部で自然繁殖をするインコにその責任は無い。
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寒い毎日が続いていたが、善福寺川緑地には春が訪れた。モクレンが咲き花桃も咲いた。このところの暖かさで桜の開花も少しは進んでいるのでは? 明日からは早いものでもう4月、草木は正直に季節の移ろいを教えてくれている。時間があれば明日にでもまたこの緑地を訪れ、咲き始めた桜の花でも写そうと思っている。 福島の原発事故は日増しにその事態の深刻さが増している。日本原子力安全委員会を頂点とする原発ファミリーは、自分達の技術で事故の収拾がつかなくなってきたようだ。 元々、自分達の原子炉から出る放射性廃棄物の処理すら出来ず、イギリスやフランスに処理を頼んでいた。六ヶ所村に処理施設を作ったがガラス封入装置は2年前に故障をして使い物にならない。 原発を一年稼動させると約1000トンくらいの使用済み燃料棒や廃棄物が出るようだが、これも数年分夫々の原発に貯められたままで危険極まりない。 今回、事故処理が自分達の手で出来なくなったので応援をアメリカやフランスに依頼したようだが、これは太平洋戦争で戦線を拡大して収拾が付かなくなった大本営に似ていると思った。 事故対応を見ても原子力安全委員会から東電に至るまで、組織が硬直化していて的確な対応が出来ていない。大本営も官僚機構の硬直化で太平洋戦争を拡大しすぎて国民に多くの犠牲者を出した。 僕には原発事故にこじつけて日本が諸外国に占領されているような気がした。占領はともかく、実験では集められない原発事故の貴重なデータの収集だけは抜かりなくやっていると思う。 今回は戦争ではないので、諸外国の復興支援はありがたい。特にアメリカ軍の支援には目を見張るものがあるが、戦争も原発事故もいつも犠牲になるのは我々国民だ。 今回の原発事故でプルトニウムが検出されている。マスコミでは公表はされていないが不確かなネット情報に拠ると、三号炉ではMOX燃料が使われていると書かれていた。 ウラン燃料の再利用という鳴り物入りのプルサーマルに使用するMOX燃料は、ウラン燃料に比べて数万倍の放射性物質を出す。 これらの危険性も新聞、TVは我々国民には伝えていない。池上彰さんもTVでは放射性物質のヨウ素、セシウムの半減期は説明しても、プルトニウムの半減期は余りにも長いので無視をした。 プルトニウム238で87.7年、239で24000年とプルトニウムの半減期は途方も無く長い。 相変わらず新聞、TVの事故の解説は、津波さえなければ原子力発電はクリーンエネルギーで素晴らしいエネルギー源だとキャンペーンをしているようにも思える。
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善福寺川緑地の辛夷の花は満開になっていた。この辛夷は昨年も写した。辛夷の隣に植えられている陽光は蕾が膨らみ明日にも開きそうな感じだった。 辛夷の花というと千昌夫の往年のヒット曲「北国の春」が頭を過ぎる。今回の地震津波の被害で壊滅状態になった陸前高田は、確か千昌夫の生まれ故郷のはず。 僕は20年程前に2度、仕事で陸前高田を訪れたことがある。2回とも観光は出来なかったが、ご飯の上にマグロのぶつ切りと刻んだメカブを乗せた丼が実に美味しかった事を覚えている。 震災後の映像では、僕が泊まった旅館や訪問先は津波の被害で跡形もなく、その映像からは見出す事が出来なかった。もう陸前高田には知り合いは居ないが、東北にももう少ししたら辛夷が咲く春がやってくる。一日も早い復興を願うばかりだ。 今回の福島原発の事故で日本の原子炉の安全神話は見事に崩れ去った。もともと日本の原発が安全だと云っていたのは日本の原子力を推進する人達や電力会社、マスコミだけで、諸外国は決して安全だとは思っていなかった。 その証拠に諸外国の保険会社は日本の原発事故に対しての保険は何処も引受けてはくれていない。その大きな要因は、日本の原発は地震列島に作られているからで、アメリカやヨーロッパとは地質や大陸が出来た年代の桁が異なる。 日本列島は陸地が出来てからまだ3000万年くらいしか経っていない若い陸地。それに比べてヨーロッパは10億年前に陸地が出来ているが、地球上の陸地は今尚絶え間なく動いている。 日本列島と同じく火山活動の盛んなイタリアなどは、原発は地震が起きると危ないからと云って一基も作ってはいない。 今回事故を起こした福島原発の1〜6号機は原発の耐震指針もない70年前後に計画、そして作られている。福島原発は津波対策がされていなかったのが今回の大きな事故の原因と菅首相は言っていたが、津波対策どころか地震の耐震性にも欠ける壊れて当然の原発だった。 |





