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またもや、オンラインレンタルで、軍艦島のDVDが本日届きましたので、見てみました。 いつまでもひっぱる「軍艦島ネタ!」そんなにオモシロいんかい!?ですって?。 う〜ん、一時的なマイブームなんですよね。急激に凝ってしまうという。。。私の性格デス・・・。 で、今回は「軍艦島1975 模型の国 」というDVD。 前知識もなく、いきなり観てみましたが。。。 これ、後で分かったのですが、「軍艦島」が完全閉鎖になった1974年の次の年、1975年に、ある大学生の映画研究会のグループが、この軍艦島に潜入し、たぶん8ミリカメラ?で撮りまくった映像を25分に編集したものという事です。 という事で、いきなりタイトルが 「軍艦島1975 模型の国 」と入るないなや、ナレーションも一切無く、物凄い映像が展開して行きます。 なんといっても、70年代の映画青年が撮った物ですから、全編、これアバンギャルド!。 当時の8ミリ独特の荒く、薄暗い映像が、不気味な効果音?アンニュイなジャズみたいな音楽と共に、タラ〜タラ〜と展開して行きます。まさにそれアングラ調。 「兎に角、映像を観よ!そこに真実がある!」とこの映画の製作者が言わんばかりです。 しかも閉鎖してからまだ1年ですから、その映す媒体も生々しい物があり、 凄まじい勢いで朽ち果てていく建物と対比して、そこに住んでいた人間の使っていたアイテムがまだ、生々しいのが、興味深いですね。 刑務所の様な建物が映ると、次から次へと、そのアイテム達がローアングルで映されるその不気味な事と言ったら!。 顔に痣がある様な汚れ方をして外にホッポリ出されている、着せ替え人形なんかのアップは実に「ゾ!」と致しますし、暗闇の廃坑をズンズン進んでいくそのテンションは、まさに下手なそれよりはよっぽど怖いホラー映画!。 良く見たら映像の編集も結構、凝っていますし、カット割りや、上からのワイプ処理等、昔風ながら、映像のセンスを感じます。 後、最近の記録風映像では見れない、貴重な映像もありまして、当時の映画館、パチンコ店、ビリヤード台、医療施設、学校、酒屋、風呂、土間のある部屋、炊事場、等等が垣間見れるオモシロさも十分堪能できます。 なんといってもまだ1年ですからね〜。役所?の転居届けなんか、まだ紙質が新しいです。 と言う訳で、そういう資料的な物もありますし、この映像のセンスはやはり当時ならではのもので、今はいくらひっくり返っても、こんな映像撮らないでしょうね。 まさに、国宝級のフィルムだと思いますよ。これは。。 やたら、壁の落書き?も映し、「また会おうね」なんて書いてあるのを見ると、こちらまで、空しくなってきますし、当時の関係者の方は号泣ものでしょうね。 廃墟ならではのムードも十分味合わせてくれたし、この貴重な僅か25分は、まさにかぶり付いて見てしまいました。 お勧めデス。 でも、野生化した、猫や犬もあちこちにウロウロしているのも印象的だったな〜。 何、食って生きてんだろ、、、あんな孤島で、、。 タイトルの「模型の国」の意味は、良く分からなかった、鈍い私です。。。。
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廃墟とは。。。
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をオンラインレンタルで借りて見てみました。 長崎市の沖合いに位置し、人口密度が東京都の9倍を誇る無人島・軍艦島。本作は、明治より開拓された島の歴史をはじめ、自然の音などを紹介するドキュメンタリー。 軍艦島に関しては写真集とか色々出ており、マニアな人はその映像処理の仕方とか、色々賛否両論かもしれませんが、「軍艦島」に関してそんなディープな知識が無く、表面的な印象しかない私にとってはかなり楽しめました。 映像は、軍艦島の生い立ち、歴史、各建物、施設をナレーションで解説しながら、軍艦島全体を見回すようにカメラがその異様な風体を赤裸々に描き出しています。 兎に角、圧倒的な迫力を誇る住宅ビル等は、まさに圧巻!。 この小さな島に最盛期は5000人の住人がひしめいていた訳で、当時として世界最大の人口密度を誇っていたそこは、それだけに上手く機能的に整然と組み立てられたその未来都市、、はまるでアンコールワット等の迫力に迫るインパクトがあります。 カメラはその内部にどんどん入り込んでいって、そこに住んでいた人々の息遣いを伝えてくれます。 この度、一般開放されたといっても、見学場所で眺めるだけで、中にはもちろん入れないので、縦横無尽に、この「日本の遺産」を映し出してくれるのは、かなり貴重です。 30年以上たった今もまだ埃、錆にまみれながら、生き残っている生活用品達。。。 今にも子供が担ぎそうな「ランドセル」 座った後がなんとなく残る、「丸椅子とミシン」 当時、三種の神器といわれた「TV・扇風機・洗濯機」 それらは、その決して帰らぬ家主の帰宅をじっと待っている様だ。 全て当時はコンクリートで固めてある都市で、植物生える余地は無かったけれども、 今は、その朽ち果てた地盤を突き破って、島の各部を覆っている。 人間が住んでいたそこにも、入り込んでくる木の枝、葉っぱ、、蔦、、雑草は、この島の主役がもはや、自分達である事をアピールしているかのようである。 その景観は、ある意味「天空の城ラピュタ」の楽園の様でもある。 海岸線に列をなす、石炭採掘用の架台は、まるで、モアイ像の様なアートな印象をも残す。 そして、丁寧な説明と共に現れ出でる、各5〜9階の居住ビルは、、その耐用年数が60年を言われているのを、完全に無視して90年以上もこの地に佇み続ける。 流石に、破損も激しいが、人のメンテナンスも受けずに倒壊もせずに、この長崎の過酷な自然の中を生き抜いてきたその偉大な風貌を眺めていると、生きる強さをも感じさせてくれる。 当時の写真、映像が無いのが資料的にも残念だけれども、この映像を見ていると、おのずと階段の隅で井戸端会議をしている3〜4人のおばさん方、公園で走り回っている子供達、酒臭さを漂わせながらその辺を徘徊しているオッサン。 そんな人間の風景が自然に思い浮かんでくる。 廃墟とは、その人間の赤裸々な人間像が、身近に感じる事が出来るのが、なんとも興味深く、カルチャーショックも受ける世界ではありますね。 解説で、島の仕事、自然環境、建物の歴史など等、色々詳しく説明してくれますし、島の全容を下から、上から、海上から、静止画的な感じが多いですが、堪能させてくれますので、「軍艦島入門DVD」としてはとても身になる内容だと思います。 落ち着いたBGMもちゃんと入って、気楽に気分良くも見れますから、軍艦島にご興味あるかたは、是非ドウゾ!。
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