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6月半ばの雨の週末、早明浦ダム近くのキャンプ場でカヌー仲間と遅くまで飲み語り、
翌朝、吉野川は増水で下れそうにないので、仁淀川に行く。
仲間は雨でミニ大歩危状態になった上八川へ行った。
ようするに仁淀川は私一人で下る。
黒瀬から出て、流にのって漕がずに進む。
大増水、日頃は出ている岩も今日は水の中、渦をつくっている。
不沈艦は瀬の波をペタペタ進む。
ドキドキ感皆無。ワクワク感皆無。
で、ゴール地点の橋が見えてきた。
殆んど漕いでないのに日頃の半分の時間だ。
このままゴールするのは勿体無いので、不沈艦の性能を見るため
わざと橋げたの水が大きく盛り上がり怒りの白波を沸騰させる近くにコースをとる。(馬鹿ですね)
ところが、ところが、案の定、カヌーは橋げた目がけて速度を上げる。(やっぱり)
バック、バック・・・。橋げたにぶつかる〜。
盛り上がった水に不沈艦の右側が乗り上げ、左に大きく傾く。
腹筋のない私は不沈艦から左にはみ出し激流とお友達になろうとする。
しかし、不沈艦は、そのたぐいまれなる性能で、己をけなした主人を落とすまいと健気に踏ん張る。踏ん張る。
しかし、馬鹿主人の顔が水面とキッス。
堪え切れなくなった不沈艦はまさかの転覆。(当然)
普段の倍、川原は遠い。
足の立たない川の中で不沈艦を起こして乗りこむ力は無い。
昼食、タオル、帽子などを入れた防水バッグが流れ出す。空気入れが流れ出す。
パドルと不沈艦につかまってバタバタする私。
増水の川の流れは速くパワーがある。
ナカナカ川岸に着けない。
不沈艦は、わがままな私を何処に連れて行くのだろう?
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