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12月のデコレーションケーキのような町を 二人で歩いた
白い息をはきながら 急ぎ足のあなたのコートの後姿
見失わないように 見失わないように・・・
少し酔って お店を出たあとに 見た
小さなイルミネーションのツリー
しばらく言葉は意味を失って
レンガ石の上に 静かに横たわる
きれいだ・・ きれいだね・・・
かじかんだ手もあなたといれば暖かかった
来年もその次の年も ずっと ずっと一緒に そばにいてくれて 瞬く 輝きを 同じ心で
同じ場所で見つめて いられると 思っていたのに・・
夢だったんだね・・・夢だったんだね
ささいなことで ささいな言葉で心は 離れていってしまって・・
ショートした豆電球の明かりのように
私の心にあなたという光はもう取り戻すことは できないけれども
それでも 遠く離れた あなたにメリークリスマス!
幸多かれと 祈ります
聖なる夜に 愛をこめて・・・
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ポエム
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今日は あなたの 誕生日
朝に 短い メールを 送った
すぐに もっと 短い 一言だけの 返事がきて
毎年 あたしは それで 泣くのに
今年は 泣かなかった
5年間 そう 5年間 かかって やっと やっと
泣かなくなったんだね
思い出は 蒸留水の ように 昇華されて
憎しみや 恨みも すべて 消えて・・・・
もう 二度と 逢えないけど
あなたの 幸せと 健康だけを 祈ることが できる
お誕生日 おめでとう!
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巨人戦を見てるあなたの
メガネに グリーンが 映っていて 私は それを ずっと 見つめている セカンドを守って 二番打者だったあなた
今は 私のことはおろか 自分の身体も 守ることも 出来なくなってしまって・・・ 寄りかかっても 泣いてくれてもいいのに
あなたは いつも 一人で 痛みに耐えている 「明日も わからないんだよ それでも いいの?」
最後の最後まで 命が消え尽きるまで 私の炎も 燃やしつきたいんだよ あれだけ 約束が 好きだった人なのに
もう 一つとして 未来の予約はしてくれない せめて たった一つだけ 約束をしてね
いつの日か 私が 逝ってしまう日が来たら
暖かい日の光の 入る 縁側に 一人で 座っているから 迎えにきてね 日差しは暖かくて 庭には 秋の花が揺れていて
すべては 夢幻泡影 2006年04月15日21:53
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あなたと 出逢ってから 私は 泣き虫になりました。 大きな つぶつぶの 涙が いっつも ぼろぼろ 出てとまりません あなたは たまねぎの薄皮の中に 入り込むように私の 心の 弱くて やあらかい部分を 傷つけるような 言葉を 平気で 投げつけるから 私は ひどく弱虫になりました あなたが いないと 寂しくて ひとりじゃ いられなくなりました 黄昏時に 飼い主をひたすら 待ちわびてる 老いぼれた犬みたいに さみしがりやになりました あなたなんか 嫌いです あなたが 一緒じゃないと どこへも行けなくなりました。 ひとりで 地下鉄に乗って どこでも 飛んでいけたのに わたしは いくじなしになりました あなたなんか 嫌いです 泣き虫で 弱虫で さみしがりやで いくじなしの私を ちっともわかっても くれないから どうして そうなっちゃったかも わかってくれないから 大嫌いです 2005年11月29日 |
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乗り換えられた 哀しみは
まるで 脱ぎ捨てられた ストッキングのように 部屋の片隅で 丸まっている 思い出というぬくもりを そっとかくしもったまま・・・ みんな 上手にエキスプレスに乗り換える 片足を電車に つっこんで 両手で身体を押し込んで
そして乗り捨てた 電車は 見向きもしないで・・・ 思い出の欠片たちが 四角い箱のなかで かたかたと 音を立てる あの時には 生き生きと 輝いていた 言葉たちが 白い 屍となって 横たわる 季節の挨拶 甘い会話 ときめく誘い文句 果たせなかった約束・・・ ひからびて 時の流れに しなびていく 私は 上手に 乗り換えが できたのだろうか さよならという 切符を つきつけて・・・ [2005年02月21日(月)] |




