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歳をとるということは、すなわち肉体的に衰えていくということである。
昨今老人による色々な事件が起こっているが、人というモノがいかに歳をとることに無自覚であるかをそれによって知ることができる。
私はもう初老で、しかもそれほど節制をしているわけではないので、そんなに元気ではないし、肉体的にもその能力にしても甚だ衰えてきていることを感じている。
若い人には、ほぼ毎日病人のようなものだと笑っていうが、大げさではなく若い人にはそれくらいでようやく伝わるのだということである。
仕事にしても遊びにしても、ほぼ若い頃からすれば、病人がやっているのと変わらない。
明らかにわかる衰えは、目と歯である。そして肩が上がらないという状態である。これは直ったり再発したりだが老化であることには変わらない。
老眼なので何かを見るのには老眼鏡が必要であるし、歯は入歯である。歯医者は入歯にするとモノを噛む力は7割るくらいになりますよ、と言っていたが、既に7割どころの話ではなく、ものを食べること自体に支障をきたしていたので、7割あれば十分であると思って入歯にしたが、甚だ調子が良い。
そういうわけでもう、そうした代替品や道具が無いと日常生活に支障が出ているのだから、老人である。
時々駅で階段を上っていると膝が痛くなったり、腰はもう随分前からおかしい。
正直頭の方だってだいぶ怪しい気がしている。
色んなことをドンドン忘れるし、人の名前などほとんど思い出せない。度忘れも激しいし、勘違いも多くなる。
そういうことなので、そろそろ会社も辞めたいなと思ってそう社長に言うのだがが、駄目だといわれる。
本当にそれでいいのか、大丈夫なのかと思う。確かに私が仕事でミスをしても誰かが命を失うわけではないし、大きく見積もっても会社が損をするだけだが、私に言わせればよくそんな可能性が大な社員を雇い続けるものだと思う。
もっと若くて頭も体も働くのに切り替えるべきだと思う。
老人の繰言だが、どうも会社の偉い人たちはいつまでも若い気でいるので困る。彼らは若い気でいてもいいが、私はそういう気が無い。
幸い私は車の免許も無いし、これからとる気も無い。ボケ防止にささやかに投資ををしている位で、後はお金のかからない趣味に精を出してそれでいいのである。
社長からはやめてどうするといわれるが、どうしようが私の人生だから私の勝手である(笑)。
自分の食い扶持は細々でも何とかする。何とかならないことはないのである。
そんな上等で安楽なものを求めてはいないし、そんなものを求める資格も自分には無いと思っている。
既に十分平和で安楽な生活を送ってきて、これ以上何を望むというのかと思う。せめて、後に来る者の邪魔にならないことくらいが出来ることで、それ以外にするべきことは無い。
老眼と入歯の私はそんなことを考えているが、それをなかなか理解してもらえないのが正直わからない。
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