|
久しぶりにDAPを購入した。相変わらずオークションだが、予算的にちょうど良いものを見つけて落札した。
以前から気にはしていたのだが、最近はシャーシの材質にこだわっていたので、すっかり忘れていた。
正直金属シャーシは重いということが良くわかったので、もって歩くことがなくなり外では古い軽いものばかりを使っていた。
VALOQは樹脂系の素材で軽いが、音は良くて操作性も良い。大きさも手の平に握ってちょうどいい寸法である。
このDAPの売りはオペアンプを交換しやすいように作られているということだが、正直、変えないでも十分使える。
デフォルトでも十分音が良くて使いやすいものだと宣伝すべきだったと思う。
日本製だが、アンバランスのノイズの問題だとか、文字化けする表示などを考えると特に日本製を訴える意味は無い。正直最近は中韓製のトップメーカーはこれよりはそういう点のクオリティーは上げている。
ただ、タッチモニターではない操作系の出来はなかなかのものである。慣れは必要だが、使いやすさは良く考えられていると思う。
その他の重要な機能としては、音楽ファイルデータをアップコンバートできることだろう。
圧縮音源はデータが小さいほどこの恩恵を受ける気がする。この機能だけでもこれを買う価値はある。
そこをメインに押せばもう少し売れて後継機も作れただろうにと思う。
業界はハイレゾだなんだと騒いでいるが、そもそも大半の人が持っている音楽データはCDからのコピー音源である。
わざわざハイレゾデータをダウンロードして聴くのは最近のオーディオマニアだけである。
私のように色んな音源が混在する音楽データの持ち主たちには、このアップコンバートの音でも十分楽しめる。わざわざ同じ曲を買いなおさなくて良いので懐にやさしいDAPである。
そういう意味では画期的な機能を搭載していたのにもったいないことをしたと思う。
基本のハードはかなりハイスペックで今でも、シャーシを金属にして同じ機能でバランスのノイズ問題を解決すれば結構なお値段で販売できたろうにと思う。特に日本製にこだわらずに作ればである。
しかも、自己責任とはいえオペアンプを交換しやすいのである。
ベンチャークラフトは結局DAPからは撤退してしまったが、正直、オークションとは言え未使用品が2万円弱というのは安すぎる。中古を販売しているところでは3万円台だが、それでも決して高くは無い。
この上オペアンプを変えれば何十万円も出さねば買えないという高級機と実質同じ程度の音はこのDAPで手に入る。
エントリー機の癖にブランドネームだけで結構な値段のものを買うくらいなら、これを買ったほうがオペアンプを変えなくても音質的には楽勝のレベルである。
これで少しDAPにかかるお金を節約できた分、ちょっと良いイヤフォン、ヘッドフォンを買って使えば、かなり満足いく音楽生活が楽しめるだろう。
しかし、本当に軽くて良い音のDAPである。元は結構な値段で売っていただけのことはある。
|
全体表示
[ リスト ]





