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泣き言をやめて闘うことは魅力的だった。

僕の書いた詩

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「青春」

その時のことを覚えている

あの日

僕はいつものように駅までの道を歩きながら

考えていたのだ

校舎の窓は明るく

それを背中に感じながら

もうすぐその明るさは

思い出にかすかに薄暗くなっていくのだと



僕は踏み切りで

轟音とともに

目の前を通り過ぎていく列車を

ぼんやりと見ながら

夕焼けを待っていた

知らずにうつろう自分の光を共振させながら

そこには

ただ灰色の道が敷かれていて

何の約束も無く

僕の背中を押していくものがあるだけだった



改札をぬけてホームの端で

一人で列車を待ちながら

僕はひそかに微笑む

明日への裏切りを計画していたからだ

あの校舎の明るい窓は偽りで

僕はその罠にはまりかけていたのだ

信じられるものはそこには無い

それはもう残骸に過ぎない

赤い夕日は僕を傍らの道に誘う



列車がホームに入り、僕は乗り込んだ

好きな子を思いながら

ろくでもない明日から愛をこめて

ささやかに告白する

何もかも大切なものが

馬鹿馬鹿しく失われていくことも知らずに。

こんな夢をみた

あんまり書かないでいると、夢に見る。

久しぶりに長い時間グウグウ寝ていたら、どこかの帰りに歩きながら、詩を考えている夢を見た。

冒頭から最後まで全て考えて、良いのができた、帰ったら早速書いておこうと思っていた。

夢の中なので、もちろんだが、これを夢だと思っていない、目が覚めて夢だと気がついても不思議な気分

だった。

というのも、僕はちょくちょくそういうことをするからである。仕事の帰りとかどこかに外出している時

でも、詩を心の中で書く。

最近は野暮用にかまけて考えなかったので、だいぶ詩作欲が抑圧されていたのだなあ、と反省し、早速完

全とは言わないまでも夢の作品を思いだしながら、書いてみた。

それが以下の詩である。


それは雲の彼方にあるものだ

そういうものだろう、希望というものは。

とはいっても生きているということは

大半辛いことばかりだ

いいことなんてあまりない

だからといって

生まれてこなければよかったなんて思わないのは

きっと

ただ僕が楽天的だからだろう

ほかに理由なんて思いつかない

ただ

言っておきたいのは

希望があるから生きているというわけではないということだ

それは雲の彼方にあるもので

だからこそいいのだ

目の前にあって

すぐ手をのばして掴めるものなら

わざわざ仰ぎ見るほどのことはないし

それを思い浮かべて

胸も熱くはならないだろう

そういうものだ

僕は

辛い時に希望を思い浮かべたりしない

こんなことに希望は利用しないものだ

そのかわり

心の中で言う

僕は生きているのだと

それだけでいい

そうつぶやくだけでいいのだ

「地下の店」

「地下の店」


カウンターで

君の話を聞いていた

好きな男がいるという

恋をする者は誰でもみな

地獄に落ちるのだ

失われない天国を夢見るから

君には

悪魔の微笑があるけれど

僕はこの胸に

恋の断末魔を飼っている

だからそんな話をしたのだろう


君は泣く

好きな男が忘れられないと

恋人がいるその男のために。

幸福はそんな恋をしている限り

いつも他人のものだ

決して

自分のものにはならない

窓も無いこの地下の店で

君の涙は腐って黒くなっていくだろう

この胸の

断末魔が僕を笑う

黙っていろ

その女の涙をぬぐう必要はないと


君は出て行った

一人で僕は飲んでいる

君は誰かに声を掛けられるだろう

恋なんてするものではない

枯れてしまったバラのように

悪戯な情事の終わりは

必ず汚いものだ。


2007・5・9

「すべての愚かな恋のために」


各駅停車が

去ってゆこうとしていた

背を向けることもしないで

さよならの声もきかないで涙も流さずに

だから

たった一人の長い旅に出たのだ


たとえ女たちが下らないささやきで

このからだをがんじがらめにしても

俺は自由だ

恋を捨ててしまったから

何を着ようと

どこで眠ろうと

笑って済ませられる

くわえタバコでかわいい子を口説いても

誰に文句が言えるものか


どこにいるのかは

俺が一番よく知っている

この胸の奥に

今もしっかり俺をつかんで放さない。

バカ野郎

ろくでなし

俺は笑ってきくだけだ

かわいいやつ

ああ、そんな女はここにはいないんだな


ぶらぶら街を歩いていても

もういない

あの時、

俺はなんで「さよなら」を

言えなかったのだろう。

それが

今はいちばん

この胸にこたえるんだ。

                          2001・8・27

「夕焼けのきれいな日」


階段をおり、今日は一人で地下鉄の轟音と共に眠る

決して心から笑わない君と

真実は女のせいで売り物になったと言い張る俺と

お互いに

夢の中で

もう一度愛し合うために

それは

どこにも無い明日

俺はここから君の夜明けを奪うために

悪い夢で朝陽を覆う

君はきっとおびえた振りで

俺を呼び出すだろう

暗い空はいい声でむかしの子守唄を歌い

アスファルトの舗道は

冷たい風と抱きあう


ここから

どこにゆくつもりだ

君の手の中の切符は

思い出の雫で濡れて行き先は消えてしまい

誘惑のための衣装は奪われて

ただの首なし死体だ

君とは

二度とくちづけはできない

もう、どこへもいけない君を

遠いいしづかな海に帰してやろう

そこにはきれいなレストランも気の利いた恋人もいない

あるのは波と風と月明かりだけ

それ以外に何がいる?


俺は

新しいベッドに黒い猫をようやく寝かしつけ

地下鉄の轟音を聞こう

いつもの行き先を捨てて

その日を待つ

俺の死ぬ日は夕焼けのきれいな日

ただその日を待つ。

                            2001/7/11

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