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ヒーロー&ヒーローソング

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Zのテーマ

主題歌として書かれたが、事情により挿入歌になった名曲。

歌詞も素晴らしい。


 人の命は尽きるとも

 不滅の力、マジンガーZ。

 争い絶えないこの世の中に

 幸せ求めて悪を撃つ。

 人の頭脳を加えたときに

 マジンガーZ、マジンガーZ

 お前こそ未来もたらす。


 この世の果てが来ようとも

 不滅の体、マジンガーZ。

 黒い霧まくこの世の中に

 平和を求めて悪を撃つ。

 人の心を加えた時に

 マジンガーZ、マジンガーZ

 お前こそ勇気もたらす。


ロボットヒーローの歌でありながら、人の命、頭脳、心にこれほどこだわった歌詞は無いだろう。

曲はアップテンポでハイビートなギターのバッキングが続くが、トランペット、バスドラム、ギターが随

所にちりばめられ、バックをストリングスで盛り上げるというヒーローソングの王道といって良い構成と

なっている。

出色なのは、鐘が鳴るところである。

先にあげた最後の歌詞の部分で鐘がはるかになるのである。

実は、主題歌になるはずだったくらいであるから、主題歌に負けないほど、人気も知名度も高い歌であ

る。

水木氏の淡々といって良いほどの歌い始めにこの人の歌の迫力を感じさせられる。主題歌は素人でもある

程度は盛り上げられるだろうが、この歌は難しい。

歌自体はアップテンポであるから歌いにくいということは無いだろうが、聞かせることは出来ないだろ

う。

これは、水木氏の歌声の多彩さがなければもたない歌なのである。最後にかろうじて盛り上げる所がある

のだが、ここだけが目立つわけではない。

実は、歌詞を聴かせるということができないとこの歌は魅力がないのである。それを水木氏は実に美しく

しかも流麗に歌い上げている。

さすが、としか言いようが無い。

歌手としての実力を存分に発揮している。

胸にジンと来る歌といっていい気がする。主題歌の華やかさの裏で実のあるところを見せる渋い歌であ

る。

翻って考えてみると、ロボットの強さというよりは、正義のヒーローであるところを前面に打ち出した歌

といって良いだろう。そこが逆にロボットヒーローものの主題歌としてはインパクトがなかったのかもし

れない。

しかし、サブのテーマとしてはメインを凌ぐ名曲である。

菊地メロディーの傑作。

孤独で悲哀にみちた歌詞の作者田中守はプロデューサー平山氏の筆名である。エンディングで一人戦う仮

面ライダーをバックに流れる後期のエンディングテーマである。

これはもはや、子供の世界ではない。なぜ、あの当時、仮面ライダーは子供を熱狂させたか、それは形こ

そ子供の番組でもその底に流れるものには美学があったからである。

いかに孤独で無理解や誤解から理不尽な非難を受けようとも、不遇を嘆かず、他人を非難しようとは思わ

ない。それが仮面ライダー本郷猛だったのである。

この曲はそうした美学を歌い上げた佳作である。

冒頭を飾る哀感溢れるストリングスは、この仮面ライダーのテーマでは初めての試みである。

当初ショッカーの不穏さを前面にするために主題歌や挿入歌はシンセサイザーとブラスセッションのアレ

ンジのメインだったが、この曲で仮面ライダー個人の内面を描くためにはこのストリングスが必要になっ

たのである。

改造されたとはいえ人間の心をもつ仮面ライダーの心情を歌い上げるこの歌にはシンセサイザーではな

く、ストリングスでなければならなかったのである。

しかし、これは特異なバラードである。

バラードといえば、恋愛の歌が多い中、ヒーローの孤独と悲壮感を歌い上げたものは珍しい。こういう硬

派の中の硬派なスローバラードを聞くと言葉を失うものである。

そして、仮面ライダーのこの哀しみと孤独を分かち合うのは、常に仮面ライダーを支えるサイクロン号で

ある。

二番の歌詞にこうある。

 かなしみを乗り越えて、一人、一人、戦う

 されどわが友、サイクロン

 爆音上げろサイクロン、戦う、戦う、俺は

 仮面ライダー

サイクロン号は仮面ライダーと一心同体と言ってよいほどの存在であり、彼のいないライダーは手足を失

ったも同然である。

もしも、愛というものがこの歌にあるとすれば、サイクロン号との友情だろう。

物言わぬ、機械への友情を歌うバラードがかつてあっただろうか。

この歌詞によっていっそう仮面ライダーの苦しみと哀しみ、絶望との必死の戦いが見える。彼にとっての

戦いはショッカーとの戦いだけではないことがわかる。

おのれが改造人間であるという絶望との戦いがそこにあるのだ。

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これは40周年記念アルバムです。

テレビシリーズプラス映画のサントラですが、特筆すべきトラックは1968年のサイボーグ009のオ

ープニングのテレビサイズが収録されていることでしょう。

バックに画面の演出のため音声が入っていることもそうですが、冒頭の001から009までの声がレコ

ード盤とは違うものだと言うことです。

テレビバージョンは当時演じた001から009までの声優でやっていて臨場感が違います、最後に「0

09」という島村ジョーは、格段に迫力がありカッコいい。これはちょっとビックリするほど違っていて

このCDはこれだけでもお金を払った甲斐があると思いました。またアレンジが記憶どおりで、画面に食

い入るようにしてみていた幼少時の気持ちがよみがえってくるほどです。人間の記憶と反応は正直です

ね。もう一度過去を取り戻した喜びに震えました。


ところで「サイボーグ009」を聴くたびに思うのだが、これは軍歌ではないだろうかと。

明らかに石の森氏も歌詞にそれを意識していると思います。

68年版の曲はマーチですし、旋律も戦いを鼓舞するようなものですし、79年版の「誰がために」の歌

詞は露骨に戦士であることを前面に押し出すことと共にその凄惨さを表現している。空しさとでもいえば

いいのか、決して平和的な歌詞ではない。一番の歌詞はこうである。


吹きすざぶ風が 良く似合う

九人の戦鬼と ひとのいう

だが我々は 愛のため

戦い忘れた ひとのため

涙で渡る 血の大河

夢見て走る 死の荒野

サイボーグ戦士 誰がために戦う

サイボーグ戦士 誰がために戦う


これは曲のテンポを落とし、アレンジを歌謡曲風にしているため、普通に聴いていると分かり難いが、先

日書いた「アニメタル」の「誰がために」のテンポで聴くとまるで軍歌になる。

僕は、幼少時にいくつかの軍歌を覚えてしまったほど軍歌が好きなので良くわかる。

これはどう言っていいか分からないが、非常に危険なヒーローソングである。

石の森氏は仮面ライダーアマゾンもそうだが、非常に危険な歌詞を書く作家である。

ここは両義的になるが、とても先鋭的に聴くものの感情と気持ちに訴えるものを書く作家である。

平和のために戦わなければならないと言うことの矛盾を感じられればいいが、そのまま戦いにのめりこん

でしまうことも可能である。

僕は思うことがある。

正義を無垢に信じることでしか、こういう歌は存在しえない、と。

またそれは甚だ危険な領域であり、それゆえに、それがために惹かれてしまうのだろうと。

現実になぜ殺しあう人間達がなくならないのかを、密かに石の森氏は指摘しているのではないか。

「誰がために」を聴くと、どこかで酷く悲しい空しさを感じるのはそのためではないかと思う。

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祝「仮面ライダー THE NEXT」公開記念記事です(まだ見ていないのですが)。

名匠菊池俊輔氏の傑作。アレンジにおけるブラスセッションとストリングスのコンビネーション関して

は、ほぼこれを超える作品を上げろといわれても難しいだろう。ほぼ菊池節の独壇場である。

しかも、ここでのストリングスの意味は非常に大きい。実は、前作「仮面ライダー」1号、2号、新1号

が登場したシリーズで使われた歌では最終的にエンディングに使われた「ロンリー仮面ライダー」(最

近、パチンコのCMに使われている曲)以外ではストリングスは使われず、おそらくストリングスに当た

るパートは、怪しいシンセサイザーの音になっていた。

これはヒーローの仮面ライダーの出自に関わる重要な意味がある。悪の秘密結社ショッカーが生み出した

のが「仮面ライダー」だったからである。確かに本郷猛の意思が正義にあることは間違いないが、その武

器である彼の改造人間としての肉体はショッカーの生み出したものである。それゆえ、他のヒーローもの

とは違い、主題歌もそうしたものを反映した屈折した内容になっている。歌い出しが「迫るショッカー」

と悪役を持ってくるのもそのせいではないだろうか。出自は悪の結社の者でも、その心が正義であれば、

という所が華やかなストリングスの使用、もしくはアコースティックの持つ自然性を封印していたのでは

ないだろうか。電子音によって、悪と仮面ライダーの持つ影を表現していたと僕は考えた。

しかしこの「仮面ライダーV3」では主題歌に堂々と正義を主張するヒーローが歌詞にも現れ、晴れて初

めてストリングスがバックに流れる。これは「V3」が仮面ライダーに改造されたヒーローであるからこ

そ可能になった楽曲ではないかと思うのである。

ブラスセッションはその力、ストリングスはヒーローの正義の心を表す音である。

ちなみに、この歌はオリジナルでは主役の宮内氏とコーラスでボーカルが取られている。

「仮面ライダー」が始め藤岡氏がボーカルを取ったのに習ったのだろう(2号登場から子門氏に変更)。

残念ながらあまり上手いとはいえない。これより後のシリーズは水木氏、子門氏がそれぞれメインボーカ

ルを取っている。

今回、↑の写真のCDにはパイロット版として録音された1番のみではあるが、子門氏によって吹き込ま

れた「仮面ライダーV3」が収録されており、ファンにとっては垂涎のものである。なぜ、これをオリジ

ナルにしなかったのか、は未だに分からないが、素晴らしい出来である。アレンジは変わらないが、演奏

は、オリジナルと違う。こちらの方がなぜか迫力があり、切れもオリジナルより数段上である(残念なの

はモノラル録音であること)。特にドラムは素晴らしい。オリジナルでは、ボーカルにやや控えめなもの

になっているが、ここは子門氏と1対1の勝負といった構成になっていて、よりダイナミックなものにな

っている。これが今まで世に出なかったのは、痛恨事といえるだろう。

大体こうした発掘音源は失望させられることが多いが、これに関してはオリジナルをはるかに凌駕する奇

跡と言っていいと断言できる。

豪快かつスピード感のあるイントロの後、「す〜なの嵐にかくさ〜れた〜」と始まるthe hero songと

いっていいほどカッコいい始まり方の歌である。イントロだけで興奮して頭に血が上る(笑)。

そのためか、この歌はカラオケでよく歌われる(僕も歌う)。そして、男たちは盛り上がる歌である。超

能力、コンピューター、しもべ(しかも3頭も)という最強のアイテムを駆使する主人公は、たいした能

力もなく、コンピューターも駆使できず(悩まされることはあっても)、しもべを持つどころかしもべに

されている元少年達にとっては、いまだに憧れだからなのかもしれない。

歌に戻ると、作編曲はかの菊地俊輔氏である。主人公が少年だという設定だからか、曲調はその他のもの

に較べると明るいようにも思える。しかし、展開は菊地調だ。イントロでぶちかまして、いったん落ち着

いたメロディーで聞かせ、途中転調し、徐々にサビから繰り返し部分に盛り上げていく手際には脱帽だ。

ボーカルはミスターヒーローソング水木一郎氏であるが、オープニングは子供のコーラスに添う様に歌い

だすが、ソロになるとまさに独壇場である。バロム1のような派手さはないが、落ち着いたその歌唱には

貫禄さえ感じられる。

アクションシーンのある特撮ヒーローものでは短いフレーズのブラスセッションを多用しているが、この

曲では雄大なイメージで構成されていて、菊地氏のアレンジの別の面を垣間見ることができる作品になっ

ている。しかし、キメは相変わらず鋭く聞き手を陶酔させる。特にバックの壮大なストリングスと重厚な

ブラスのコンビネーション、アクセントのピッコロはこれまでにない明るい雄大さ感じさせてくれる。

だいたいこの時代のヒーローソングは歌のみでなく、アレンジ込みで覚えていて、このキメの部分のとこ

ろなどは、伴奏がなくても勝手に口で言いながら歌ってしまうのだ。それを考えると、この時代のヒーロ

ーソングがいかに印象に残るアレンジをしていたかわかる。

また、この時代のアレンジがなぜこれほど印象に残るかを考えると、演奏に生音を使っているからだろ

う。著名な所では「ウルトラセブン」のオーケストラが上げられるが、そこまで行かずともほとんどの歌

のバックにパーカッション、ブラスセッション、ストリングスが存在している。今思えば贅沢な事だが、

ひるがえって考えればヒーローを表現するには80年代以降の打ち込み主流の演奏では、軽すぎるのであ

る。

ヒーローソングとヒーローは一心同体である。それを考えると、この「バビル2世」は、ヒーローとその

物語の雄大さをあますところ無く表現した作品である。

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