芸術と教育の○

芸術と教育をめぐって、徒然なるままに

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 ある日、厳しい伯母は絵を描くのに夢中になっているヨハネスに向かって言いました。

「お前は、将来先生になるために、ここに来てるんだから。絵を描く暇なんてないはずですよ。そんな時間があるんだったら、もっと勉強しなさい。」

 日々の生活で助けてもらうしかないヨハネスは、とても伯母に言い返すことはできませんでした。結局、彼はその家で絵を描くことを禁じられてしまったのです。もう彼には自分を忘れさせるほどの楽しみもなくなってしまったのです。灰色の日々は続きます。

 秋になって休みがもらえると、ヨハネスは母親のもとに戻り、再び家畜の世話をしました。かつては死ぬほどつらいと思った仕事。しかし、そのときにはもうそれが楽しみとなっていました。恋しかった干し草のにおい。そして、大きな鈴を首に下げている牛たち。彼らの優しい目。すべてがヨハネスを暖かく迎えてくれるようでした。

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