芸術と教育の○

芸術と教育をめぐって、徒然なるままに

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 ディーフェンバッハー先生は厳格で上品な紳士でした。この良心的な先生は、いつもキリスト教の教義を要約して授業用ノートに書いていました。そして、授業ではその内容を生徒たちが一生懸命に書き写しては暗記しなければなりませんでした。それはときには宿題にもなりました。

 先生の書いたことを書き写して覚えるという勉強はたいへんな労力を必要としました。しかし、ヨハネスはこれをいやいやながらやるのではなく、楽しみながらできるようになっていました。なぜなら、先生の解釈がとても気に入っていたからです。

 この真面目な先生は、生徒たちの作文の添削をきっちりとやっており、最後は目を悪くしてしまうほどでした。言葉の美しさ、意味の深さ、そして広がる新しい世界とたわむれる喜びを、この先生からヨハネスは初めて味わうことができたのです。

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