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近年の有名なえん罪事件をみてみましょう。2007年に無罪が確定した鹿児島の志布志事件と富山えん罪事件です。 ◇「行きすぎた取り調べ」と全員無罪 鹿児島・志布志事件 ところが、県警の行きすぎた取り調べが明らかになり、地裁は07年2月、「強圧的な取り調べによって引き出された被告人たちの自白は信用できない」として、被告人12人全員(1人死亡)に無罪を言い渡した。検察側は控訴をあきらめ、無罪が確定した。 ・控訴……第1審(最初の裁判)の判決を不服として、取り消しや変更を上級裁判所に求めること。 ■有罪判決を受けた「踏み字」……志布志事件の取り調べ中、警部補が容疑者の男性に強要した「踏み字」が明らかになった。警部補は取調室で「お前をこんな人間に育てた覚えはない ○○(父の名)」「早く正直なじいちゃんになってください ○○(孫の名)」などと書いた紙を、男性の両足首をつかんで踏ませた。この行為は犯罪に問われ、2008年3月、元警部補(07年退職)は「取り調べの方法としてまともではなく違法」として有罪判決を受け、刑が確定した。 ◇誤った判決で2年以上刑務所に 富山えん罪事件 ・懲役……刑務所に入れられ、作業を科せられる刑。 ・仮釈放……刑務所に入れられた人が罪を悔い改めた時、裁判で言い渡された刑期が終わる前に社会にもどす制度。 ニュースがわかる 2009年4月号
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