岩手県警幹部が酒気帯び運転で物損事故を起こし逮捕された事件で、同県警は9日、菊池義憲県警生活安全部参事官(55)を同日付で懲戒免職処分にした。
県警によると、菊池参事官は11月23日午前10時ごろ、盛岡市内で酒に酔った状態で車を運転し、市道で信号待ちをしていた車に追突した。通報で駆け付けた盛岡東署員が呼気検査をしたところ、基準値を上回るアルコールが検出され、道交法違反容疑で現行犯逮捕された。
盛岡区検が同月25日に略式起訴し、盛岡簡裁は罰金30万円の略式命令を出した。
2009年12月9日 時事通信
参事官:参事官(さんじかん、Counselor または Counsellor)は、国家機関や外交使節団、国際機関 (IGO) 等において、所属する組織の事務に参与する役職のこと。その職務や職責の内容は、参事官の職が設置される組織ごとの事情によって様々である。
警察庁の参事官は警視長の階級にある警察官の就くポストである。定数5。長官官房に所属し、官房長の下、特定の業務(特殊組織犯罪対策、右翼対策等)を総括する。審議官の補佐ではない。
また、地方警察機関への派遣といった役割もあり、テロ事件などの際は現地と警察庁との調整・連絡なども行う。
警視庁では、参事官は副部長の役割であるとされる。国の省庁や警察庁参事官と同様に部の業務に参画するが、治安維持執行機関であるので各種警察活動の指揮官としての役割も担っている。
参事官に就く警察官の階級は警視正であるが、同じ階級の者が就く管理職である大規模課長や大規模署長よりも更に上位にあり、所属する部内の各課に行動命令を下すことができる。また、重大事件では指揮を執る部長の補佐を行う。この他、所轄や地方への派遣官としての役目も担う。
大規模警察署長の階級も警視正であるが、署長のポストよりも参事官ポストのほうが少ない。また、同じ警視正であっても警察署長よりも参事官のほうが立場は上であり、指揮命令範囲も署長のそれより広範に及ぶ。参事官は署長や課長を経験して就くのである。
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