天井まで届く本棚

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今更なんですが、京極夏彦の百鬼夜行シリーズにはまってしまい、シリーズを読み進めています。
先日は4作目の「鉄鼠の檻」を読み終えました。
 
 
箱根の山奥、雪深く下界から隔絶された禅寺で起こる、僧侶連続殺人事件。
古本屋にして拝み屋の京極堂は、僧侶達相手に果たして憑き物を落とせるのか?‼
 
 
イメージ 1
                                (講談社文庫)
この作品は、書評サイトなどを見ると評価が分かれているので、
期待半分で読み始めたのですが、
私はとても面白く、完成度の高い作品だと思いました。
個人的には、「魍魎の凾」の次に好きかな。
約1300ページの大長編ながら、ほぼ一気に読んでしまいました。
 
 
今回の舞台となるのは、箱根の山奥にある禅寺。
全国の寺院が記されている台帳にも、何故か載っていない謎の寺なんですよね。
この寺の存在というのが本作の重要なポイントで、
「寺の正体は一体何なのか?!」
という謎が、一連の事件の核としてストーリーが進んでいきます。
 
 
今回は禅がテーマなので、禅宗の歴史や宗派の違いや、悟りとは何か、
といった京極堂の講釈が延々と続くので、
そこがネックになって、評価が分かれてしまうのかな、 という気がしました。
でも、この長い講釈が真相解明につながっていくので、必要かつ重要な部分だし、
京極堂は結構分かりやすく説明しているので、じっくり読んでいくと面白かったです。
 
 
 
ただ、今回ちょっと驚いたのが、
シリーズ1作目の「姑獲鳥の夏」の重要人物が登場して、
「姑獲鳥の夏」の事件の後始末?とも言えるシーンが出てくることです。
シリーズを読み続けて来たファンは嬉しいと思いますが、
「姑獲鳥の夏」のネタバレになってしまっているのは、どうなの?!
いいのかな〜⁉
このシリーズはそれぞれが独立した話だけど、順番に読まないとミステリーの意味がなくなってしまうかも?
これから読む予定の方は、どうそお気を付け下さいませ。
 
 
読書の醍醐味が味わえた作品でした。
シリーズ続けて読んでいきたいです。

閉じる コメント(4)

京極夏彦の本はどれも分厚いので、ついつい後回しになってしまいますが、ここで紹介されるのを見るたびに、読みたい本が増えていきます。記事でも書かれているように、読み始めるとさくっと読めたりするんですけどね。

2014/3/17(月) 午後 9:03 [ KG ]

KGさん
まるで辞書みたいに厚いですものね〜。
私も長いこと読む決心がつかずにいました。でも、いざ読んでみると、そんなに長い小説という感じがしないから不思議。
って、すっかりこのシリーズに憑りつかれてしまったみたいです(^^;。

2014/3/18(火) 午後 10:19 [ かしこ ]

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こんばんは。

この辺からは特に分厚くなりますね。京極堂シリーズはすべて読みましたが、読んでいるうちに厚さが逆にうれしくなるような気持ちになります。

私はこの次の絡新婦の理が一番、よかった。夜中に読んでいて朝になったくらいはまっていました。

2014/3/18(火) 午後 10:51 [ マシマ ]

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マシマさん
こんばんは。
実は現在、絡新婦の理を読んでいます
これまた重量級!、鉄鼠〜と同じくらいの厚さですかね。
絡新婦の理がシリーズ最高傑作、とおっしゃる方が多いですね。
結末どうなるんだろう、楽しみです。

2014/3/19(水) 午前 0:08 [ かしこ ]


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