天井まで届く本棚

訪問ありがとうございます。読んだ本の感想を書いてます。

塩野 七生

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全2ページ

[1] [2]

[ 次のページ ]

イメージ 1

古代ローマ帝国の誕生から滅亡までを描く、大長編歴史エッセイ「ローマ人の物語」。
前作から、また期間が空いてしまいましたが
11〜13巻にあたる「ユリウス・カエサル ルビコン以後」を読み終えました。


混迷する古代ローマ帝国に、彗星のごとく現れた天才、ユリウス・カエサル。
ルビコン川を越えた彼は、ポンペイウスとの対決に勝利し、地中海全域を掌握。
そして世界国家樹立の為に、大改革を次々と断行。
しかし、理想を現実とした直後、暗殺の刃に倒れ・・・。



「ローマ人の物語」で、恐らく一番ドラマチックで面白くて有名なのが
この「ユリウス・カエサル ルビコン以後」ではないかと思います。
カエサル、ポンペイウス、キケロ、ブルータス、アントニウス、オクタヴィアヌス、
そしてクレオパトラ。
歴史に名を残す役者達が勢ぞろい。
シェークスピアも芝居にしているし、映画にもなっているし。
私もエリザベス・テーラーがクレオパトラを演じた映画「クレオパトラ」や
ドラマ「ローマ」を観ていたので、ここらへんは他の箇所より少しは詳しいかな。
でも歴史の流れは知っていても、塩野さんの解釈は個性的で面白く読み応えがありました。



特にカエサルの暗殺後、
カエサルの副将アントニウスと、カエサルの養子オクタヴィアヌスの後継者争いのくだりは、
塩野さん節が炸裂、なかなか爽快です。
アントニウスとクレオパトラを、扱き下ろす、扱き下ろす(苦笑)。
特にクレオパトラには
「頭は良かったかもしれないが、本当の意味での知性がない。」
「現状認識に欠ける。」
「一国の当事者の責任を自覚していない。」などなど、手厳しい。
でも確かに、クレオパトラにもう少し政治的センスがあれば、エジプトは滅びなかったかも・・・。


現在の日本も、政府が外交で下手を打って問題山積みですが、
政治的駆け引きって重要だよなあ、と読み終えてちょっと考えてしまいました・・・。

イメージ 1

古代ローマ帝国の誕生から滅亡までの約2千年を描く、大長編歴史エッセイ「ローマ人の物語」。
前巻を読了してからだいぶ時間が経ってしまいましたが(^^;
8.9.10巻にあたる『ユリウス・カエサル〜ルビコン以前〜』
を読み終えました。
いよいよ古代ローマ帝国史上、いや世界史史上といってもいいかな、
最大の英雄シーザーことカエサルの登場です。



この「ローマ人の物語」は、“古代ローマ帝国”という国が主役。
作者の塩野女史も特定の人物に肩入れせずに、中立的な視点で描いてきたのですが、
8巻からはカエサルが主役になってしまいます。
塩野さんカエサルの大ファンなんだそうで(^^;。
カエサルを描く為に文庫で6巻も割いているし、エコヒイキもいいところ。
しかし塩野さんが力を入れて書いているだけあって
この「ユリウス・カエサル〜ルビコン以前〜」は、すごい面白かった!!!。


混迷するローマ帝国に現れた、天才ユリウス・カエサル。
その波乱に満ちた生涯を塩野さんは、丁寧に辿っていきます。

今までローマ人の物語に登場したきた、歴史上の人物を思い返してみると、
戦争は上手いけれど政治はダメだったり、政治には長けているけれど戦争で大敗したり、
全部揃っていた人っていなかった。
でもカエサルは、頭脳明晰で政治的センスがあるうえに、天才的軍事的才能も持ち合わせ、
文章も上手く何冊も著作を遺し、部下からは慕われ尊敬され、女性にもモテモテ。
と、まあ、マルチな才能を持つスーパーマンです。
活躍し始めたのは、40歳からと大器晩成型だったのは意外でしたが。
しかし、当然ながら出来る男には敵も多く。。。



混迷するローマを改革する為に、ルビコン川を越えたカエサルを待ち受けるものは。。。
次巻はクレオパトラが登場するかな?
続きが楽しみです。

イメージ 1

ローマ帝国の誕生から滅亡までの2千年を描く、大長編歴史エッセイ「ローマ人の物語」。
6、7巻にあたる「勝者の混迷」を読み終えました。


この巻の時代は紀元前140〜70年。
強国カルタゴとの戦争に勝利し、地中海の覇者となったローマ帝国。
戦争は勝ったあとが肝心とよく言いますが、
ローマ帝国も戦争中のツケがまわってきて、ありとあらゆる深刻な問題が噴出します。
改革を唱えたグラックス兄弟は、反対派に惨殺され・・・。
どうなってしまうんだローマ帝国?!


「勝者の混迷」は、前巻の「ハンニバル戦記」と比べると
いわゆる天才は登場しないし、物語としては少々地味な感じです。
でも、貧富の格差や失業者増大などの問題は、現代と通じるところもあり
興味深く読むことができました。
色々対策を打ちながらも、結局は元老院の権力の肥大化に歯止めがかからないローマ帝国。
ローマの迷走はどこまで続くのか?
いよいよ、次巻はあのシーザーことカエサルが政治の表舞台に登場します。
カエサルがどんな政治的手腕をふるうのか、楽しみ、楽しみ(^^。

イメージ 1

2010年が始まりましたね。
マイペースなブログですが、今年もどうぞよろしくお願いします。
今年はまだ読んだことのない作家とか、色々な本を読みたいと思っています。

さて2010年一冊目は、お正月にはあまりふさわしくないかもしれませんが。。。

ローマ帝国の誕生から滅亡までの2千年を描く、大長編歴史エッセイ「ローマ人の物語」。
その4、5、6巻にあたる「ハンニバル戦記」を、
お正月帰省の際、新幹線の中で読み終えました(^^。


「ローマ人の物語」の中でも、特に面白いと言われているのが、この「ハンニバル戦記」です。
時代は、紀元前260年〜150年。
戦争史に残る大戦、ポエニ戦役。
地中海の覇権を巡って、ローマ帝国と北アフリカの大国カルタゴとの、
約100年間にも渡る戦争の様子が描かれます。

。。。そう言えば、この辺り世界史でサラッと習ったっけ。。。
。。。でも、たいして面白くも何ともなかったような記憶しかないなあ。。。
読み始めは、そんな印象しかなかった私ですが、が、しかし!
ローマの前に立ちはだかった、カルタゴの武将、ハンニバル。
この天才的、若き戦術家の登場で「「ローマ人の物語」は、
一気に華やかで、ドラマチックなものとなります。
こういった天才が突然現れたりするから、歴史って面白い。
スペインから象と大軍を引き連れて、
なんと冬のアルプス山脈を超えて北イタリアに攻め込んだハンニバル。
ハンニバルの縦横無尽な戦術に、ローマ軍は翻弄されます。
ローマ帝国の運命は如何に?!


塩野さんは、戦争の作戦図を載せて、ハンニバルの戦術を解説しています。
ハンニバルの戦術は、現在の海外の兵学校でも勉強するとか。
それにしても、象を使った戦争、ロード・オブ・ザ・リングを思い出します。
史実を読んでいるはずなのに、「ローマ人の物語」を読んでいると
壮大なファンタジーを読んでいるような錯覚を時々覚えるのは
私だけでしょうか???

イメージ 1

塩野女史の代表作『ローマ人の物語』の1巻と2巻、
『ローマは一日して成らず(上)(下)』を読み終えました。


ローマ帝国の誕生から滅亡までを描く、大長編歴史エッセイ「ローマ人の物語」。
(文庫は、2009年12月現在で37巻出版されています。)
今回思い切って読みはじめたのは、先日、国立西洋美術館の「古代ローマ展」に行き
「これだけ高い文明を築いた、古代ローマ帝国ってどんな国だったんだろう?」
と興味が沸いた為です。


今回読んだ「ローマは一日にして成らず」では
紀元前800〜270、ローマ帝国の誕生から、イタリア半島統一までの黎明期が描かれています。
難しいかな〜と少々心配だったのですが、
塩野さんの独自の分析、解釈が興味深く、面白く読むことが出来ました。
多神教国家だったり、日本人とローマ人、少し共通するところもあるのかな。
ローマ人に少々親近感を覚えました。


約2千年続くローマ帝国の物語は、まだまだ始まったばかり。
全巻読破できるか、ちょっと自信ありませんが(^^;
でも、カエサルが登場するあたりまでは読みたいな、と思っています。


ちなみに写真に一緒に写っているのは「ローマ人の物語の旅 コンプリート・ガイドブック」。
年表や地図、遺跡の写真、人名録、塩野さんへのインタビュー、
それから何故かローマの美味しいお店まで(笑)が載っています。
ローマ人の物語と合わせて読むと、なかなか楽しいです。

全2ページ

[1] [2]

[ 次のページ ]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン
ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事