21世紀の邦画少年

邦画についての覚書ブログ。☆5つで評価します。

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花のあと

イメージ 1

☆☆☆
初公開年月 2010年3月13日
監督:中西健二3点
原作:藤沢周平
脚本:長谷川康夫、飯田健三郎3点
撮影:喜久村徳章3点
音楽:武部聡志2点
主題歌:一青窈『花のあと』1点
語り:藤村志保2点
殺陣指導:高瀬將嗣4点

出演:北川景子(以登)3点、甲本雅裕(片桐才助)4点、宮尾俊太郎(江口孫四郎)2点、相築あきこ(郁)2点、佐藤めぐみ(津勢)2点、市川亀治郎(藤井勘解由)2点、伊藤歩(加世)2点、柄本明(永井宗庵)3点、國村隼(寺井甚左衛門)3点

 全く派手さは無いがそれなりに良く出来た時代劇。

 下級武士の恵まれないが平和な日常をうまく描く。しかし、それぞれの役者の芝居のうまさは引き出せていない。善人の武士である甲本雅裕だけが儲け役で、演技の幅をみせたぐらい。あとは棒読み的でカット割りや構図でごまかしている。

 しかし、この作品は、殺陣のシーンがほとんど全てなのでそれについては成功している。

 シーンは2つあり主人公の以登と江口孫四郎の手合わせ。籠手をとられて以登が負ける瞬間の編集が良く出来ている。監督も気に入ったようでもう一度作中で使っている。

 もうひとつは以登の果し合いで、4人を相手に戦うシーン。ここは、アメリカの夜(昼間なのにカメラのフィルターで夜のように見せる)を使っていて興ざめ。夜の雑木林なのだから照明で見せてほしかった。
 しかし、現代のやさぐれたもしくはお馬鹿な女子役の多い北川景子にしては、相当がんばっていて、なかなかかっこよく殺陣をこなしていると思った。

 もちろんクロサワや往年の名優たちの時代劇の腰の入り方とは全く異なってはいるが、ちゃらけた若者たちのなかではましな方だと思う。

 最後の一青窈の演歌のような歌をかぶせながらのナレーションは、テレビドラマでももうやらないダサさ。これには驚いた。

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2011/4/6(水) 午後 11:17 [ イロハ ]


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