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☆☆ 初公開年月 1999年10月30日 鑑賞メディア;CS 監督:篠田正浩2点 原作:司馬遼太郎 脚本:篠田正浩、成瀬活雄2点 撮影:鈴本達夫3点 美術:西岡善信3点 衣装:朝倉摂3点 編集:吉田博2点 音楽:湯浅譲二1点 SFXスーパーバイザー:川添和人2点 アクションアドバイザー:毛利元貞2点 散楽指導:茂山千之丞2点 時代考証:高津利治3点 照明:海野義雄3点 茶の湯指導:尾関南山 能指導:観世栄夫 美術アドバイザー:浅葉克己? 録音: 瀬川徹夫 助監督: 浜本正機 ナレーション:中村敦夫2点 松竹ヌーベルバーグという評価は遠い昔のこと。もうリタイアした監督などどうでもいいのだが、篠田正浩と言う監督は、岩下志麻の配偶者としてしか記憶にのこらないであろう。 私は、以前から篠田監督は映画作りが下手だなぁと思っていて、それでもけなすと、映画ファンからお叱りを受けたり、映画を分かっていないド素人のようにいわれるので、今まで言わなかったが、この作品を見て改めて演出力の無い人なんだなぁと確信した。 まず、話が面白くない。司馬遼太郎の原作がそうなのか、脚本が悪いのか知らないが、戦国末期の世情の不穏な感じを出そうとして、美術や史実が入り乱れて失敗している。話がややこしくなってしまってどの登場人物にも感情移入できない。 そのくせハードボイルドタッチを出そうとして、余計なキャプションやナレーションが興を殺ぐ。 役者への演出もいい加減なので、あの人は今状態の葉月里緒菜など目も当てられないひどさ。演技以前に台詞や動きをもう少し考えてあげて欲しい。山本學や小沢昭一はミスキャストとしか思えない。どうやったらうまい役者を下手に使えるのか役者に同情する。 役者の無駄遣いは冒頭だけちょっと出てくる中村敦夫にはじまってほとんど台詞の無い根津甚八や全く意味無く座っている岩下志麻で頂点に達する。 唯一、豊臣秀吉役のマコだけが、存在感があった。秀吉という存在の空虚さが外人を使うことによって際立っていた。 また、バックに流れる音楽になっていない叫びのようなものは何だ?何故そこだけアバンギャルドなんだ? ことほど左様に中途半端な娯楽作品でトンデモ映画やB級の面白さも見出せなかった。
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