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飛島の景色 その2

朝、民宿の障子が明るくなり目を覚ました。
普段は朝に超弱いくせに、こんな時は目覚めがいい。
ベランダにでてみた。
すでに陽は昇っていたが、雲もあり、鳥海山や日本海に映るその影は見られなかった。


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もう漁から戻ってきた船が小さな港に入ってきた。

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岸壁ではこれから漁に出るのか、早朝から家族で作業中だった。
写真のタイムスタンプを見ると、ちょうど5:30AM。

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港のそばの館岩(たていわ)の絶壁にはウミネコがたくさん舞っている。
ここもウミネコの繁殖地として、御積島(おしゃくじま)と同様に天然記念物に指定されている。


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そばの百合島。
やはりウミネコのコロニーがあり抱卵中のウミネコもたくさん見える。

実は、民宿で隣の部屋になった男二人の泊り客と前夜夕食を共にした。
雑談をしながら、海釣りにきたのかバードウォッチングか尋ねてみた。
彼等はそのどちらでもなく、ウミネコの生態調査のためにきていた、山階鳥類研究所の研究員だった。
5年前にも調査に来ていて、5年後の今回、御積島(おしゃくじま)のコロニーがどう変わっているか調査するのが主目的だそうだが、あいにくの天気で船で上陸できずに困っていた。
しかたなく遠くから写真に撮り、写真に映った個体数を数え、抱卵状況を調べざるを得ないかもと、言っていた。
ウミネコの話や、びわ湖・竹生島のカワウの話、アサギマダラの渡り、風車による景観破壊や野鳥への影響など、ビールを飲みながら彼等との話はとても興味深く楽しかった。

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海水浴場

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はるか沖を大きな船がゆく。

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300mmで撮った上の写真をトリミングしてみた。

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遠くの岩肌に見える黄色い花は、トビシマカンゾウかと思ったが、拡大して見るとどうもちがう気もする。

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島には畑もありこんな風景もある。

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日本の超短波無線発祥の地だそうだ。

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飛島灯台。
ここは高森山の山頂で飛島の最高峰。
Wikipediaでは68m
酒田市のパンフレットでは69mとある。
ここの灯りは20海里(約37Km)までとどくそうだ。

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またまたはるか沖合を大きな船が行く。
調べたら特徴ある煙突からして、新日本海フェリーの「あざれあ」か「しらかば」だ。
敦賀-新潟-秋田-苫小牧を航行しているフェリーだ。
西に向いているので秋田から新潟にむかっているのだろう。

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ここは小物忌神社(おものいみじんじゃ)。
以前記事にした鳥海山の大物忌神社(おおものいみじんじゃ)とも関係がある。
毎年7月14日には、「鳥海山火合せ神事」が執り行われる。
鳥海山山頂の大物忌神社、7合目の御浜、吹浦西浜海岸、飛島の小物忌神社、酒田市宮海海岸の5地点でそれぞれ火をたき、五穀豊穣(ほうじょう)や豊漁、海上の安全を願う神事だ。
夜の8時頃から各地で同時にかがり火を焚き、お互いの火の見え方によってその年の農作物の作況を占うのだ。

この狭い境内で、本当にかがり火を焚くのだろうか、それとももっと広い場所で焚くのだろうか、島の住民に聞こうと思っていたが、うっかり聞き忘れてしまった。

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