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ゴールデンウィーク中、アメリカに行った。親戚のいる、カリフォルニア、
主にロスだ。べべちゃんの初の海外旅行である。
ロスへ行く目的は、昨年亡くなった叔父のお墓参りと、親戚への赤ちゃんの顔見せだった。
亡くなった叔父は、一昨年、アメリカで挙げた私達の結婚式に証人として参加してくれた。
ロスからベガスまで、6時間もかけて車でかけつけてくれた、心やさしい叔父だった。
私が妊娠中に亡くなってしまって、赤ちゃんを見せることがかなえられなかった。
自分の子供がいない叔父は、私の子供をほんとの孫のように感じてくれていたことだろう。
ほんとうに残念だった。せめて、墓前で赤ちゃんのことを報告したいと思った。
赤ちゃんを連れての海外旅行は荷物が多くて大変である。
おまけに私は母乳じゃなくてミルク派なので余計大変だ。
でも、夫と一緒の限りは大丈夫。飛行機の中でも、スチュワーデスさん達がやさしくしてくれて、
大貴はとても嬉しそうだった。(ついでにダッコしてるパパも、うれしそうだ??)
シンガポールエアラインのスッチーさん達はスタイルもよく、制服も素敵。
ビジネスクラスで、トイレは比較的いつもあいていたので、オムツを替えるのに助かった。
離陸着陸時に、気圧の関係で赤ちゃんはミルクを飲ませないと耳が痛くなってかわいそうなので、
タイミングを見計らって、飲ませた。特に問題なし。飛行機の中はバシネット(子供用ベッド)があるので、寝ている間はこちらも楽チン。起きて泣きはじめると、ダッコして、通路を歩き回っていた。
ヘッドホンで音楽、特にロックを聞かせるのも効果あり。5ヶ月の赤ちゃんが大人用の大きなヘッドホンをして音楽を聞いてるのは笑いをさそう。。
あと、オムツがぬれると大泣きするのだが、サンフランからロスまでの国内線では、パパとは席が別になってしまい、離陸直前に「おむつかえてー!!!」の大泣きがはじまり、私はあわてた。周りの人達も
びっくりしてこちらをみている。そのくらいすごい泣き声なのだ。隣のラテン系お兄さんに「ごめんなさいねえ、ウルサクて!」とあやまったら、「ぜんぜん大丈夫っすよ。赤ちゃんは泣くもんだからねえ。」とやさしい。でもあまりにもうるさいので、スチュワーデスさんにお願いして、荷物からオムツをだし、ギリギリセーフでとりあえずかえることができた。
離陸中に危うくオムツが空中を飛ぶところだった・・。
ロスについてからは、道中レンタカーで移動。
亡くなった叔母の家まで2時間ほどかかる。
かなり遠い。夕方無事について、よくきたよくきた、と喜んでくれた。
庭のバラがシーズンだったので、とてもきれいだった。叔母はもう85歳で、大貴はもうひ孫の年である。とてもかわいがってくれる。アメリカンサイズの特大ステーキを庭で焼いてくれた。
お家はマーサスチュワートが住んでいるかのように、素敵だ。
翌日お墓に行くと、公園のようだった。芝生に埋められた叔父のお墓の石には、
Be loved husband, loved by all と書かれていた。
叔父が自分で選んだ言葉らしい。叔父らしいやさしい言葉だ。涙がでた。
墓前で報告して、そのあと、近くのもう一組の叔父と叔母に会い、皆でランチをした。
ランチは、赤ちゃんも一緒でも気をつかわない、ホームタウンバフェだ。アメリカのファミレスですね。
赤ちゃんをスリングに入れて歩いていると、いろんな人が声をかけてくる。特に子供達に人気だ。
「そのダッコするのどこで手にいれたの??」(アメリカではめずらしいらしい)
「赤ちゃんはいくつ?」など、など。
「この赤ちゃんはね、まだ英語がわからないのよ。」と話すと、小さいヒスパニック系の女の子達は「うっそー、信じれないー。
聞いた?英語わかんないのよ、この赤ちゃん」と大はしゃぎだ。
でもね、この赤ちゃん、英語以前に日本語もわかってないのよ、実は。。
叔母達と別れて、アナハイムのエンバシースイートホテルに移動。
翌日はサンタバーバラの主人の友達の家へ移動だ。
それにしても、アメリカは男の人も赤ちゃん連れによく声をかけてくれるなあ。
「He is a big boy! beautiful!」「How cute!」など、日本では女性しか言わないような表現で
赤ちゃんのことを褒めてくれる。いいなあ、カリフォルニア。
アナハイムはディズニーランドがあるから、子供連れの家族客が多かった。
サンタバーバラまでの海岸線は一昨年と同じく少し霧がかかっていた。
ロスの渋滞はすごいけれども、少し郊外にでれば、とても気持ちがよい。
ワイルドフラワーが咲き乱れていて、カリフォルニア気分だ。海岸線を気持ちよく車は走る。
主人の友達夫婦の家に着き、一緒にコスコに買い物に行った。コスコは日本にもあるけど、やはり品揃えが違う。夜はおいしい海鮮キムチ鍋をいただいた。キムチは主人の友達の手作りだ。久々に会えて、主人と友人のH氏は夜遅くまで話がはずんでいた。
カリフォルニア最後の日、待ちに待ったお買い物デー。
お目当ては子供服。Carter'sとOshKoshでいろいろ買い込んでしまった。
もう、子供を持つ親はここにはいったら何も買わずにはでれないでしょう・・。
値段も手ごろで、日本にはないようなかわいい服がたくさん、たくさん!
ついつい買い込みすぎてしまうのよね・・。でも日本で買うより経済的だし、ま、いっか。
夜、かねてから行きたかったcheesecake factoryに行った。
そしたら、どうもすごく人気みたいで行列ができてた。おーまいがっ。
アメリカで人がレストランに並ぶのははじめてみた。チーズケーキの上にいちごがのったケーキは今回はCoco’sで食べたからあきらめるとしよう。
結局レストランは赤ちゃんがいると気をつかうので、In'n Outのハンバーガーに。それと、カリフォルニアロールをスーパーで買った。In'n Outももたくさんの人が並んでいた。ハンバーガーが夕食かい?!と日本人は思うが、牛丼みたいなものでしょう。超人気だった。土曜日だし、マリナデルレイという場所柄のせいか。
たった4日のカリフォルニアだったが、なかなかリフレッシュした。
パームツリーが立ち並ぶ通りの写真を眺めながら、
思わずイーグルスのホテルカリフォルニアが口ずさむ。
ただし、私達の撮った写真にはホテルカリフォルニアの歌の様な退廃的な雰囲気はみじんもない。
排気ガスで曇っている大都会ロスの空でさえも、明るく、そして青く見える。
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