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ついつい調子に乗って、
アダルシャンシリーズ、最後まで4冊一気に読んでしまいました。
アレクがグラーレンでの失態の末、蟄居させられてから終わりまで
下記の4冊まとめ読みです。

『バルハールの姫君』
『カストレーデの皇子』
『シェーンベルムの騎士』
『イシュターナの祝鐘』

港町バルハールで蟄居生活を送っていたアレクとユティ。
ユティの故郷カストリアの皇太子の企みによって、
ユティが拉致され、アレクも瀕死の重傷を追う。
以前密輸事件で知り合ったカジャと
グラーレンで別れたエリアスに助けられ、
ユティを救いにアレクはカストリアに向かう。
一方、兄である皇太子ルシウスはアダルシャンと再び戦争することを目論んでおり、
それを阻止すべくユティは、かつてバルハールで知り合った
絵描きの少年セオと共に皇宮脱出を計画する。
ルシウスの策略を止め、アレクとユティは再開できるのか。。。
・・・4巻まとめるとこんな感じですかね〜。

もうこのお話は、ヒロインとヒーローは離れ離れだし、
アレクのモノローグ(思索部分)は多いし、
結局、アレクという血筋に引け目を持った青年の成長物語ですね〜。

ユティもかわいいし、アレクとの絡みも微笑ましくて好きでしたが
やはり恋愛方面はこれから・・・という感じなので
最終的な感想としては、もうちょっと大人になったユティとアレクの
恋愛話も読んでみたかった気もします。

剣一筋の剣術おバカのアレクが恋愛となったら
どういう風にあたふたするのか(←決め付け)興味ありましたし。
兄上命の困ったさんで終わっちゃったのがちょっと残念。
ただ、『シェーンベルムの騎士』 のラストで
アレクとユティが舞踏会で再会するシーンは満腹感ありました!
お互い久々に再会して見慣れない服や言動に
ときめいちゃってる所なんかは、今後の2人を想像させてくれますが。

この作品、脇役たちが結構濃くて、印象深い人が多いです。
ダントツはやっぱりフラッドですね。
でもそれぞれ、一癖あったり、生い立ちが気になったりと
いろんな人がいるので、
作者さんの中では、これで一区切りついたので終了ということなんでしょうけど
この脇役とか生かして、もっと続けられたんではないかな〜って
ちょっともったいない気もしました。
フラッドの恋話とか、令嬢ファーナからアレクへの素直になれない気持ちとか、
キスまでしてみたけど全然通じなかったセオ君のその後とか。。。

まあ、そもそも「超年の差カップル」というスタンスで始まったものなので、
それを貫き通して、ユティが少女から娘へと、
アレクも立派な?王弟として自覚が出来た、その変化の途中にあって、
続きが読みたい・・・と腹八分目で終了でいいのかもしれませんね。

あとは短編集が残っていますが、
またこれしばらく経ってから読むんだろうな、自分。。。
(いつでも読める的だからな〜)

『バルハールの姫君』     『カストレーデの皇子』
角川ビーンズ文庫       角川ビーンズ文庫
雨川恵/〔著〕        雨川恵/〔著〕
出版社名 角川書店       出版社名 角川書店
出版年月 2006年2月       出版年月 2006年6月


『シェーンベルムの騎士』   『イシュターナの祝鐘』
角川ビーンズ文庫       角川ビーンズ文庫 
雨川恵/〔著〕        雨川恵/〔著〕
出版社名 角川書店       出版社名 角川書店
出版年月 2006年11月      出版年月 2007年6月

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