か行作家

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大正時代、女学生のお嬢さまたちが
はじめての野球に挑戦し、試行錯誤しながら
殿方たちと試合をするという、シリーズの2作目です。

カトリック系の女学院や大正時代のしきたりなんかも
よく描かれているので雰囲気は楽しめるのですが、
1作目の方が勢いがあった感が。。。

非力な女の子が、男性に試合を挑むにあたって
工夫したことばかりが描かれていて、
後半部分は野球の中継放送のような感じです。

他の女の子たちの大正時代らしい恋のお話も
前作に比べて増えたのはいいのですが、
肝心の主役の小梅と三郎の話が
ちょっとしか出てこなかったのが残念。

第2巻が出版されるのが、ずいぶんと延期に延期を重ねて
読めるのを楽しみにしていたのですが、
待った割にはちょっと拍子抜けな感じでした。
1作目は試合をすることが決まったすぐ後で終わっていますが、
続きじゃなくても、1巻完結でもすっきりしててよかったのかも。。。

メンバーのお嬢さまたちのご実家がお金持ちだったり、
科学者だったり、洋食屋さんだったりと、それぞれ個性的なので、
自分の趣味や特技を生かして、
恥らうところは恥らいつつも
男性に負けないように取り組もうとする姿が楽しくもほほえましいです。
これは1〜2巻通しての感想。
大正時代の雰囲気は楽しめるので、
その辺は良かったですね。

『大正野球娘。 土と埃にまみれます』
TOKUMA NOVELS Edge
神楽坂淳/著 小池定路/カバー&イラスト
出版社名 徳間書店
出版年月 2008年7月

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久々の『沙漠の国の物語』シリーズ・4作目。

砂漠の町・タラスファルで園丁見習いとなったラビサだが、
正式な園丁学生としての資格をとるために、
久しぶりに故郷・カブルを訪れる。
前作の事件後、外部の人間にも開放されたカブルの町は、
どこか違う雰囲気で、幼なじみの少年たちも
何故かラビサによそよそしい態度をとる。。。

今回は、離れて暮らしてたら、ちょっと自分の気持ちに気づいちゃった編・・・
もしくは男と女の友情はあり得るのか?編(笑)・・・って感じでしょうか??
ジゼットは仕事で外回りのため、
二人の絡みは最初と最後だけであとは離れ離れ。
まあ、最初と最後だけでも、相互通行なしで
ラビサはラビサ、ジゼットはジゼットで盛り上がっちゃってる感はあったので、
よかったですけど。

2人が離れ離れだった分、幼なじみのリーダー格の少年・サユンが頑張ってましたね〜。
ジゼットの例に漏れず、全然ラビサに思いが通じてなくて、
全く持って不憫でした(涙)
あとでラビサに話を聞いて、同病相哀れんでるジゼットがまた笑えます。

ラビサに会うためにやってきたという、星読みの少女・リードゥ。
彼女と目的を異にする星読みの徒がカブルで暗躍しだし、
不穏な空気が漂う出した辺りで、本編は終わりでした。
タラスファルに帰ったラビサを追って現れたリードゥが
ジゼットに対して、不吉な予言を投げかけたりしているし、
これからお話が大きな展開を迎えそうな感じです。

個人的に、今継続中の少女小説の男性キャラでは、
ジゼットが結構上位にいるので、
小さい頃から味わってきた苦悩や辛酸とか
また味わうことにならなければいいな・・・とちょっと心配。

とりあえず、拠点のタラスファルに帰ってきたラビサですが、
本人は意識してないけど、女の子らしい変化がでてきたりしてます。
かわいくなってく妹のラビサをあたふた見守る兄・ハディクが
またしばらく見れないんですね。おかしかったな〜(笑)。

今回は前作から少し間があったので、
次はなるべく早く読みたいものです。

『沙漠の国の物語 星のしるべ』
小学館ルルル文庫 
倉吹ともえ/著
出版社名 小学館
出版年月 2008年10月

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19世紀初頭、摂政時代(リージェンシー)の英国での貴族の姉妹の恋物語集。
ヴィクトリア時代はよく物語の題材にされるけれど、
この時代はなかなか珍しいのではないでしょうか?

社交界などの貴族社会の雰囲気は、
ヴィクトリア時代とそんなに変わらない気がしますが、
フランスではナポレオンあたり・・・と言われると
意外と昔な気がしちゃいます。
やはり違うのは女性のファッションでしょうか。

父の借金と死によって、没落したアディントン家の四姉妹のうち
3人の娘たちの、それぞれの性格に合った物語。
(うち1人は、静かな子なので修道院に入ってシスターになったという設定で
お話はなし!さみし〜。)
長女アリスのお話が個人的には好み。性格もかわいいし。
でもどんでん返しとしては、四女のキティのお話が面白味あり。
次女シンディのお話は、別シリーズの『ガーディアン・プリンセス』の主役、
ジェラルド・ムーアも登場するので、同じ世界観が楽しめました。
ここでジェラルドが油を売ってる間に、
もう1人の主役・かのお嬢様(ヴィヴィアン)は何してるんでしょうね〜(笑)。

この作者さんの書くお話、時代風俗描写も細かくて雰囲気は楽しめるのですが、
どーにも情熱的過ぎて、のめりこめないんですよね。
上記の『ガーディアン〜』もまだ続刊中ですが、
実は途中挫折したままです。
今回のは短編集なので『ガーディアン』よりはあっさりめで
読了できましたけど、ね?
かわいいのに妙に扇情的なイラストのせいだろうか??
他の著書で試してみよう。。。

『英国花嫁組曲 アディントン家の恋する三姉妹』
コバルト文庫 
花衣沙久羅/著
出版社名 集英社
出版年月 2007年10月

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『福音の少年』3巻目です。
これって、もともと1〜3巻まで、1冊の書籍におさまってたんですよね〜?
加筆はあるにしても、ずいぶんなボリュームだったと思います。

ウィザードに任命された恵は、
実感がないまま国連でウィザード就任演説をすることになり、
公然の秘密だった、狼男や吸血人種といった「インヴォルブド・ピープル」について
思わぬ発言してしまう。
これをきっかけに、イラクの一部の「インヴォルブド・ピープル」が暴走し、
軍を組織し建国を求めて決起、これに呼応し全世界で争いが起きる。
就任前に会っていた「インヴォルブド・ピープル」の指導者ABを
救い出すためイラクへと向かう恵は、争いを止めることができるのか??

1巻の頃に比べてかなり壮大なお話になってます。
グローバルというかユニバーサルというか。。。
「自分は誰なのか」という哲学的な設問に対し、
この世界は、誰かがプレイしているゲーム盤の上の出来事、っていう考え方も
ちょっとショッキングでしたね。

今回国連で演説するためにアメリカに渡った恵ですが
他のウィザードと接したり、戦争という人の生死に関わる事件に直面したことで
ずいぶん成長したように思います。

そしてアナも言葉や生活習慣を覚え、
エリカも恵に対する思いを成長させていました。
アナVSエリカのバトルも、ただのやきもちから、
取っ組み合いにとグレードアップしてますけど。
ウィザードとしての責任と自覚ができた、
今後の恵の生活がどうなっていくのか、次も楽しみ。

『福音の少年 虹のウロボロス』
徳間デュアル文庫 
加地尚武/著
出版社名 徳間書店
出版年月 2007年10月

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ビズログ文庫の新人さんで、アラビア風のお話で、非常に読みやすかった。
特に主人公のシュマリアの口調が、今どきの女の子の口調なんですけど、
元気さが伝わってきて可愛かったですね。

砂漠にある帝国内の東領軍に属する旅団の舞師シュマリアが、
祭りに参加するために義兄アレスたちと共に帝都を訪れ、
そこで宮廷楽師見習いのシフルと出会う。
帝都を騒がす事件の主謀者が東領出身だったということもあり
シュマリアたちも事件に巻き込まれて。。。

1作目なので主謀者の死によって事件は収束していますが
作者さんの頭の中では続編があるだろうという終わり方でしたね。
結構意外だったのが、単なるアラビア風の政治がらみのお話かな〜?
って思ってたんですが、魔法の存在するアラビア世界だったこと。
なので、結構剣を使ったチャンバラの他に、
魔法を駆使したバトルなんかもあるし、
シュマリアやアレスの生い立ちも、
魔法関係で、きな臭さが漂ってました。
多分その辺は2作目以降に小出しにされてくんでしょうね。

ところで、読者には話の中盤で
楽師見習いのシフルが実は○○だったという種明かしはされますが、
シュマリアにそれが明かされる場面は、
騒ぎの途中じゃなくて、起承転結の「転」の最後に
盛り上がる形で持ってきて欲しかったな〜。
読者にはバレバレでもいいんですが、
なし崩し的にシュマリアが「ああ○太子サマなのね。。。」と
あきらめちゃってる感じが、
勝手に読者が盛り上がっちゃてた感があって肩透かしでした。
まあ、最後にはシフルが少〜し強引に持ってったおかげで
つながりは切れそうにないので、これからでしょうか?!

血のつながらない美形兄と王太子の登場とか、
これから楽しめそうな設定です。

『アストフェルの舞姫』
B’s‐LOG文庫
木村千世/〔著〕
出版社名 エンターブレイン
出版年月 2008年6月

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