な行作家

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全1ページ

[1]

イメージ 1

高校生の鷺井丸太くんが、カードゲームを手に入れて、
別世界のオスタスへ飛ばされ、
そこで「名探偵」として生きていくオハナシ。

オスタスは人間の他に、ファンタジー的な生き物、
竜やエルフも共生してていて、19世紀末の英国的な世界。

カードゲームって、全くやったこと無いので、
一部、解釈的に???な部分もあったりするのですが、
要は、現代日本においては、
面倒くさがり屋で高校まで辞めてしまった丸太が、
新しい世界でどのように生きていくのか?!ってことで。

・・・って言っても、この1巻の時点では
真剣には考えず、「困るからな〜」程度の生活態度ですけど。

しかし、この文体慣れるまで少々時間かかった〜。
野梨原さん、『ちょー』シリーズの時もそうだたたんですけどね。
これから好敵手の怪盗ドクトル・バーチとの関係を2巻に期待しつつ。。。

マルタ・サギーは探偵ですか?
富士見ミステリー文庫
野梨原花南/〔著〕
出版社名 富士見書房
出版年月 2003年12月

イメージ 1

2006年度ノベル大賞読者大賞受賞の若手作家さんの新作です。
1作目の『諏訪に落ちる夕陽』も読みましたが、
1冊丸々の長編ということもあってか、
全体的な感想としては、前作よりのびのびしていて楽しめたかな〜。

前作は日本の時代物だったのですが、今回はアラビア風。
月の姫と称えられるにもかかわらず、
実際は勝気な性格の領主の姫アルナイーズが、
支配国の王子・シャルフの参謀として用いられたいが為、
シャルフが王太子として立つことが出来るよう
智謀をめぐらすおはなし。

あまり人に頼らない、頭がいいという設定の主人公なので
男勝りな感じが読んでてすかっとしましたね。
ただ、お話全体はよかったんですが
何点か腑に落ちない所があったりと。。。

まず、ピンチに陥った時の解決の仕方が、
ちょっと、ご都合よすぎる感あり。
それから、小さい頃に暗闇こわくてトラウマが・・・みたいな所は、
この主人公にはいらないかな〜??
他の部分の性格とちぐはぐな感じが。
あと男性に対して知略をめぐらす時は女性を武器にしているのに
自分の恋愛について、にぶいで片付けられては
おいおいっ!って突っ込みたくなる部分もあったりして。

でも、これから続きも出るらしく、
シャルフが王太子として認められ、
偽装婚約者の美形将軍スイーブと合わせて、
これから3人一緒に政治や恋愛面にと発展していってくれたら
続きも読みたいな〜って思います。

『アルワンドの月の姫 砂漠の王子と銀の杖』
コバルト文庫 
ながと帰葉/著
出版社名 集英社
出版年月 2008年3月

イメージ 1

理論社のYAミステリーシリーズ。

美術教師である主人公・岡里菜が
新任の中学校で、殺された恋人と同じ声の男子生徒と出会う。
恋人が殺された原因を突き止めたいと願う主人公と、
特殊な能力を持った男子生徒との関わりを描いたもの。

・・・って、あらすじはこんな感じで、
サスペンス・ミステリーって、本の紹介にはあるんですが、
青春小説なのか、ミステリーなのか微妙〜。
青少年が読むミステリーなので、
ミステリと青春小説の中道を取ったんだと思いますが。。。

YAレーベルでそれはあり得ないかもですが、
最初、女性教師と死んだ恋人と同じ声を持つ少年の恋愛もの?!
って思って読み始めたんですよね〜。

携帯の留守電で恋人の声を繰り返し聞いちゃう所とか、
教室で男子生徒の声を聞いて、すくんじゃう所とか、
なんか切ない〜って読んでたんですが、
途中、男子生徒の特殊能力が出てきた辺りから
ちょっとミステリー的に怪しい。。。
結局、殺人もこの能力で解決だし。

男子生徒の従兄妹視点の文章もあって、
女性教師と男子生徒の仲を疑っちゃう所はいいんですけど、
この従兄妹同士の家族の確執とか、部活の話とかまで出てきます。
双子みたいに育ったのに、こんなにも変わってしまった・・・みたいな。

設定は大変好きな内容なんですが、
いらない部分と足りない部分がある気がして。。。
青春小説なら、「死んだ恋人」という事実だけで、
殺人部分はいらないし、
ミステリーなら、従兄妹の家族環境の話はこんなに必要かな〜?

読んでる自分が青少年じゃないので(汗)、
強くは言えないですかね・・・。

『ユアボイス 君の声に恋をして』
ミステリーYA!
新津きよみ/作
出版社名 理論社
出版年月 2007年9月

イメージ 1

1899年という時代に、村田君という架空の人物が
トルコに留学していた時のことを綴ったおはなし。
ロバがかわいらしい表紙と、薄めの文庫という見かけに反して、
かなり印象に残る1冊でした。

明治期にトルコいう国で、国も民族も宗教も違う留学生たちが
同じ下宿で生活するという、奇跡のような出会い。
少々古めかしいような言い回しがまた、趣きアリでよかった〜。

歴史の教科書に書かれたとしても、ほんの数行程度に過ぎない時間だけど、
生きていた人たちにとっては、濃密な時間だったんだろうな〜とか、
歴史っていうのは、名前も残らないような人たちの
短かったり長かったりする一生が積み重ねられたものだ・・・って改めて思いました。

「国とは、一体何なのだろう」・・・って、梨木さん書かれていますが、
人と人って、国とか宗教とか民族なんか関係なく
つながりあえるものなんだ〜、きっと!、と思わずにはいられません。

実は、1章1章が、短くて読み易いだろうと、
病院の待ち時間に持って行ったものの、
最後の所で泣けてきてしまって大変でした〜。
花粉症のふりしたけど、ばればれ?
(しかも花粉症の最盛期は終わってるし)
なんか、思い返しても泣けてきます。。。

『村田エフェンディ滞土録』
梨木香歩/〔著〕 角川書店  2007年5月発行

全1ページ

[1]


よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事