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2011年11月29日から、一年が過ぎました。 この冬への階段とともに、あの最後の日もよみがえって来ます。 冬の花火のように勢い良く、お祭りのように高揚して、あっという間に終わりが来ました。 終える事への物理的な事、精神的な事に全エネルギーが注がれて、 青春を想い出をたくさん残してきた人たちの、切ないほどの悲しみにも似た心に、十分にお答えする事は出来なかった。 今になって、優しさの足りなさを悔いて恥じています。 あれから一年が過ぎました。 「ナポリタン」は私の思い出の中に収めようと思います。 もし皆様の思い出の中に「ナポリタン」が登場する事がありましたら、 柔和なマスターの「お〜、いらっしゃい」の声が迎えてくれる 柔らかな光が差し込み程よく暖かい、ナポリタンの香ばしい匂いが立ち込める、穏やかで和やかでしあわせな「ナポリタン」でありますように。 この春、お店の終了などの報告など兼ねて、マスターがパスタ修行をしたかつての「イタリアレストラン マルゲリータ」の社長さんを東京に訪ねました。 ホテルのような豪華な老人ホームでY氏は、 「コレが僕のマイカーだよ」と、笑いながら小さな篭を取り付けた歩行器で迎えてくれました。 そして別れ際、 「ごらんのように僕は、自由に出歩く事は出来ない身体になっています。けれど、心の中でいつも幸せを祈っていますよ」 今さらながら、ホントに情けないほどに今さらながら、この言葉にどんなに深い愛情が込められているか、ありがたい言葉なのかと思わされます。 「ナポリタン」に代わって皆様にお別れの言葉を選ぶとしたら 長い間、本当にありがとうございました。 皆様のしあわせを、いつも願っています。 |

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