

ここの店の料理は特別に美味しいという事はないけれど、昔の大衆食堂の味と雰囲気が味わえるということが人を帯、食ジャーナリストの注目を浴びるのでしょう。入り口のドアにはkの国の食に関するガイドブックのステッカーが所狭しと貼り付けられているのがすごいです。また、表玄関のところには黒板に本日のお勧めセットが掲示されているし、テーブルでもらう新聞紙のようなメニューもまた日付がはいっていて日替わりである事がわかります。
さてここの料理は値段も安いけど量もそれほどではないので、前菜+メイン+デザートとすべて行けそうですし、すべて食べてもシャンゼリゼのブラッスリーで食べるメイン一皿の料金とお味位で済ませるという事ができるので観光客はもとより、パリの人たちも友達と大勢でワイワイやる姿を見かけると渋谷あたりのチェーンの居酒屋を思い出します。
この店の前菜Entreeは1.90−12ユーロまで。中心は5ユーロ前後というところでしょうか。
Carottes Rapee カロット・ラペ 人参の千切りサラダ 1.90ユーロ
Salade de Concombre サラッド・コンコンブル きゅうりのヨーグルト風味ドレッシング和え
1.90ユーロ
Celecri Remoulade セルリ・ルムーラード セロリの球根の千切りサラダ 2.50 ユーロ
Potage aux legumes ポタージュ・オウ・レギューム 野菜のポタージュ2.20 ユーロ
なんかは全て家庭慮類であり、スーパーのお惣菜のようなものです。そんな中でも私の一押しはこれ。
Poireaux vinaigrette ポワロー・ヴィネグレット 3.50ユーロ
これはポワロー葱を湯煎にかけて冷製にしたものにヴィね具レットソースです。シンプルな料理のため葱のゆで方がへただたものすごくまずい、しかし上手に作ると葱の甘さとヴィネガーの酸味が豊かなハーモニーを描きます。キリリとした白ワインに合うので私は夏になるとこれを近くのおいしい総菜屋さんに求めて駆け込んでゆきます。
メインコースはこんなところではどうでしょうか
Blanc de Poulet crème de Champignon 7.90ユーロ
鶏肉の胸肉を焼いて意マッシュルームのクリームソース煮なんですけど、無難です。
フランスの家庭料理の代表一品としたら
Blanquette de veau a l’anncienne rez 11ユーロ
これは仔牛のクリーム煮なんでんすが、日本のクリームシチューってこれに起源があるのではと思っています。付け合せはご飯だし、ますます日本のクリームシチューを思い出します。
魚料理だったら最近はもうビストロでも見かけなくなった、魚料理を得意とする店しか出すことがなくなってきたエイなんかどうでしょう。
Aile de Raie beurre aux capes 10.40ユーロ
エイのバターソース、ケッパー添えなんですけど、ケッパーってスモークサーモン以外にも合うもんだなと思います。また、エイなんて日本では素揚げしか食べたことがあにので、フランスのおいしいバターソースでというのはおいしい経験です。
でもフランスに来たのだからフランスっぽいというものをというならば、そして臓物が好きなら
Tripes a la mode Caen 7.90ユーロ カーン風のトリップ(臓物)がありますが。。。。。
これはトマトソース仕立てだけどフランスの臓物ってくさいから私は苦手。日本の煮込みとかコテっちゃんとかこっちで出せば売れると思うんですけどね。何でパリの和食の店にはこれがないんだろう。この
お店のメニューには付け合せ野菜は追加でもオーダーできるように単品でもおいています。
どんな物が入っているのかは????ですが、
Assiette Vegetarienne 6.50ユーロ 野菜のみのプレートがあるし、
Champignon a la provencale 2.50ユーロ
プロヴァンス風マッシュルームなんかはマッシュルームににんにくハーブを入れてバターでソテーしているもの。
私が好きなのはChoucroute 2.50
シュークルートと、つまりキャベツの酢漬けしたものを白ワインで煮ているものなのですが、キャベツだ
から胃にもたれないし、キャベツはキャベジンだから体に良い。
前菜にも野菜だけの単品が3ユーロ前後であるから、この店ではベジタリアンの人が充分に食べれるだけの品揃えがあると思います。
さてメインの後はというとここはチーズかデザートでしょう。私はチーズ派なので専らこの辺はチーズなんですが。Blue d’Auvergne burre 2.60ユーロが好きです。分売るーチーズの中でもこれは牛乳のチーズでまったりとしています。パンにバターを塗ってからチーズを乗せるのが一般的なこの手の牛乳系ブルーの食べ方で、こうすることで塩味が軽くなります。味は軽くはなるけれどチーズの塩分、バターの塩分そして2重のカロリーとあまり健康的ではないのでしょっちゅうはお勧めしませんが、たまにはね。低カロリーで賞味期限が短すぎるという理由から日本ではあまり売られていない、フランスらしいチーズのひとつ、Fromage Blanc de Campagne フロマージュブラン1.90ユーロはどうでしょう。これは牛乳がヨーグルトからクリームへとなる途中くらいの濃厚さと考えてもらえばよいでしょうが。酸味のある濃厚なクリームみたいなもの。通常はこれに砂糖やジャムを入れて甘く、または胡椒かエシャロットの微塵切り、ハーブを入れて塩味にしてとお好みで食べます。
チーズ派でない人はデザートを食べますよね。デザートは2.50〜4.50ユーロくらいです。
気になったのはPrunequx qu vin glace vanille
プルーンのワイン煮バニラアイスクリーム添え
このプルーンが南西地方のアジャンのものであるかどうかは????ですが。南西地方にはミディ運河とドルドーニュ川がありその間にアジャンの町があります。ここはプルーンが名産の町です。そしてこのアジャンのある地域はBuzzetのワイン産地が近いです。このワインはカジュアルなワインですがそれなりにおいしいので、このワインでアジャンのプルーンを煮込んでくれたら嬉しいんですけど。でも3.80ユーロだからな、そこまで期待はできないでしょうね。
16区パッシーの近くに住む、ミーティング・ザ・フレンチを通して私が手配をしているシャンブル・ドットのひとつ、マダム・ブリジットはこの地方の出身です。
http://blogs.yahoo.co.jp/beaucaillou7/20029278.html
だからこのお宅に宿泊して料理教室か夕食でリクエストするとプルーンの料理が味わえます。プルーンのワイン煮は、私も食べたことがあります。昔ドルドーニュ川をクルーズしていたころ、シェフがこの地方に入るとこれを作ってくれたものです。それもアジャンのプルーンをビュゼットのワインでね。
さて話はデザートに戻り、奇妙だと思うのはCoup de Mont Blanc クープ・ド・モンブラン
3.20ユーロとCrème Marron Vanille クレームマロン・ヴァニーユ2.70ユーロ
これはどちらもバニラ風味のマロンクリームなのですが、モンブランとなると上にホイップクリームがついているだけ。そこが50セントの違いなのです。下にはスポンジケーキもクレープもトーストもない、あったら更においしいのに。
飲み物のワインはこのお店のハウスワインCuvee Chartier キュウヴェ・シャルティエ、ボトルで6.50ユーロというのは安いというか、これでおいしいのだろうかと気になる。店の雰囲気も料理も大衆だから
ワインも高級なのは揃っていません。お手軽なものではTourraineトゥレーヌの赤の16ユーロが無難そ
う。こういう場所だからこそ食後酒までいってみてはどうでしょう。気分はジモティになれるかも。食後酒は均一の3.50ユーロというのだから是非ここぞと飲んでみよう。
Calvadosカルヴァドス、りんごのリキュール
Cognacコニャック、ぶどうのリキュール
Rhumリュム、砂糖キビのリキュール
も、みんな3.50ユーロというのは質はともかくとして嬉しいことです。
食後酒というよりもAPEROアペロが良いのなら、Lillet Rouge et Blancリレット3.30ユーロは甘くポルトに似ています。ボルドーに近い南西地方のリキュールで赤と白があります。南仏プロヴァンスの名物ドリンク、パスティスを作るときに入れるRicardリカールも3.30ユーロなのでお勧めします。
たくさん飲んでたくさん食べて大いに昔のフランス人になってみたい人はこの店はいいかも。
シャルティエについてはこちらをどうぞ
http://www.restaurant-chartier.com/www/visit/
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見てたら腹へりました。。。
2010/1/10(日) 午後 11:49