徒然ブログ

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ハンギングロック事件

「異次元に広がる超文明世界の謎」より抜粋

『ピクニックatハンギング・ロック』という映画のモデルにもなった不可解な事件が実際にある。1900年(明治33年)のことである。オーストラリアのメルボルン近郊のウッドエンド村にある、クライド女学院の生徒2人と教師1人が忽然と消えるという事件が発生した。

聖バレンタインデーのこの日、女子生徒19名と教師2人は、学校から66キロ離れたハンギングロック山へとハイキングに出かけた。

このハンギングロック山は、だだっ広い平原の中に盛り上がった小さな岩山で、巨石がむき出しの山道は複雑に入り組んでいる。

しかも山の頂上からの眺めは素晴らしく、当時も今もちょっとした名所だ。事件当日、朝早く学校を出た一行は、正午近くに山に到着して、そのまま昼食になった。
夏の強い日差しが照りつけるホカホカ陽気の中、生徒たちは思い思いに木陰や岩陰にて食後の昼寝を始めた。おそらく午後3時ごろだった。

17歳の年長組生徒のアーマ、メアリアン、ミランダの3人が、急に「岩山に登りたい!」と言い始めて、引率の教師プワチェイに許可を求めてきた。プワチェイはもう1人の女教師マクローや、馬引きのハッシーと話し合い、山登りの許可をした。

ところで「おそらく3時」と言ったのは、後の証言によると、3人の少女たちがやってきたとき、教師プワチェイを始め持っている全ての時計が、一行がハンギングロック山に到着した時間で止まってしまっていたからである。

一行が山に足を踏み入れた瞬間から「時間」という物差しはその活動を停止して、見えざる異次元世界がジワジワと一行を覆い始めていたのである。

さて3人の少女が山頂を目指して出発しようとすると、14歳の最年少生徒のイーディスが走り寄ってきて「自分も一緒に行きたい!」と言って仲間に加わった。
このとき4人の少女が岩山に上って行くのを、近くの岩場でキャンプしていたフィッツヒューバート大佐の一行が目撃していた。大佐の甥のマイケルは、少女たちに興味を持って急いで後を追いかけた。

だが、前方彼方を歩く少女たちが、茂みの中に入るのを目にした直後に急に少女たちを見失ってしまったのである。マイケルは首をかしげた。一本道なので間違えるはずも無い。仮に道を間違えたとしても、4人いるはずなのだから、声が聞こえてきたり姿が見えたりしてもおかしくはない。

しかし、声や姿どころか気配すらも消えていたのであった。後で大事件になろうなどとは思いも寄らぬマイケルは、仕方なく来た道を引き返したのだった。おそらく4時半頃だった。

そろそろ帰り支度を始めなくてはならない時間だったが、4人の生徒が戻ってこないので、教師プワチェイは心配になってきた。おまけにマクロー先生までもが、いつの間にか居なくなっていた。

4人を探しに行ったのかもしれなかったが、誰かに声をかけていった様子もない。そもそも、今が何時なのかもわからなかった。プワチェイと馬車引きのハッシーは、何か言いようのない気分に襲われ始めた。

とにかく戻らない5人を捜すべく、プワチェイは残った生徒たちを2人1組にすると、ローラー作戦で辺り一体を捜し始めた。だが、発見したのは足跡だけで、それも例の茂みの場所でプッツリと途切れていた。
捜索開始から、おそらく1時間が過ぎたあたりだった。

いったい何処から出てきたのか、14歳の年少生徒のイーディスが、突如として目の前に現れた。だが、イーディスは錯乱状態で、とても何かを聞きだせる状態ではない。やむを得ずプワチェイは、イーディス1人を保護すると、残りの行方不明者の捜索は警察に任せることにして、学校へと戻ったのである。

翌日、警察によって大規模な捜索が行われたが、やはり手がかりは全く見つからなかった。だが、事件発生から4日目に事態は急転した。唯一の生還者であるイーディスが回復し、失われた記憶が甦ったのである。

あの日、いったい何が起こったのか?イーディスの口から語られた真実は、にわかには信じがたいものだった。イーディスの話によると、無事に岩山の頂上までたどり着いた4人(イーディスと年長組生徒のアーマ、メアリアン、ミランダ)は、頂上からの眺めを楽しんだという。

異常が起きたのはプワチェイたちのもとに戻ろうと、再び山を下っていたときだった。下り道前方の彼方に、突然マクロー先生の顔が小さく見え始めた。最初4人は、帰りの遅い自分たちを気遣って様子を見に来てくれたのだろうと思ったが、次の瞬間、声を失った。

なんとマクロー先生はスカートを脱ぎ捨てて、ズロース姿で立っていたのである。しかも、まるで何かに取り憑かれたかのように、カッと見ひらいた異常な目つきでこちらを睨んでいる!

固まる4人に向かってマクローは足を速め、ぐんぐんと近づいて来た。目の前に迫ってきたマクローは、まるで4人の姿など全く見えていないかのような素振りで、はるか彼方の虚空をジッと見つめたまま通り過ぎると、そのまま一心不乱に山頂に向かって登っていってしまったのである。

慌てた少女たちは、大声で呼び止めたが、そんな声など聞こえない様子で不気味な後姿を見せたまま、マクローは視界から消えてしまったのである!

このときイーディスは、マクローの後姿を目で追いながら、奇妙なことに気がついた。マクローが見つめる方向の空に、ピンク色の不思議な雲のようなものが浮かんでいたのだ。

常識的な理性で考えれば、ただの変わった色の雲が、失踪事件と関係があるなどバカげていたが、イーディスは妙に気になって仕方なかったという。だが、イーディスの記憶はここでプッツリと途絶えてしまうのだった。

続く…http://blogs.yahoo.co.jp/beautyhappinesshide/57763686.html


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