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バブル再来

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                            俺の居場所はいずこへ・・・





(8月24日修正)


さてさて。


チェルスキーにダニエル・アウベスが加入したらしい。今季は地味な補強を売りにしていたチェルスキーだが今回約52億円使ってそのレッテルは早くもはがれた。と思われたが。セビージャ会長デル・ニドが調子に乗ってまた値段を吊り上げてしまい、キレたチェルスキーがご破談にしてしまった様子。代わりにベレッチを約8億円で獲得した。フットボールバブルを解消するには売る側を調子に乗させないことが重要だったりする。今回の一件はチェルスキーにしてはグッジョブな判断だった。地味な補強というレッテルはまだはがれてはいないよう。


が、アウベスとは別に高額な補強がまた行われた。メレンゲがチェルスキーからロッベンを約57億円でお買取。正気の沙汰じゃあない。しかもこれまで約100億円以上費やしておきながらさらに50億円オーバー。多分史上最高額投資じゃないか。ペレス政権期はシャツが売れる選手には金を惜しまなかったが、その分他のところで出費を抑えたためにチーム力がつかず、失敗した。同じ過ちを繰り返さないように、シャツを売れる選手にも売れない選手にもお金払っていこうということか。でもそのためにこれだけ出費していては、今季失敗して破産となっても別に驚きはしない。ラモンは何を考えているんだろう。でもまあこれで公約していた一人を獲得できたわけだから一応面目は保てたということか。それにしちゃ代償が大きい。


チェルスキーはここでも商売上手ぶりを発揮した。やれば出来るじゃあないか。急遽方向転換をしたチェルスキー。これまでの散財を悔い改めてのことならいいのだろうが。しかし今年3月に会長が離婚したことを鑑みれば、チェルスキーの方針転換と無関係とは到底思えない。約1兆3500億円と言われる慰謝料。重ね重ねイリーナさんにはお礼を言いたい。


ところでメレンゲはオランダ人にご執心の様。ルートの成功に気をよくしたのだろうか。急遽始まったオランダ化政策。数年前のバルサを思い起こさせるが。そりゃ1シーズンは優勝できたけど、総合的に見りゃありゃ失敗。もちろんメレンゲが同じ轍を踏むとは限らないが。臭うメレンゲ。しかも親善試合で負けが続きフォワードの補強も囁かれている。ミリートに約30億だとか。なんでソルダードがいる、ポルティージョを呼び戻そう、って考え方が出来ないんだろう。デル・ボスケ政権期モリエンテスが怪我をしフォワードが足りなくなってフロントが補強を進言した時「いや、私たちにはグティがいる」って言えた時のメレンゲスは強かった。




話を元に戻して。ロッベンに約57億円。これ自体も驚愕の値段だが、もっと驚くべきはこの値段が今年の市場ではさして珍しいものではなくなっていること。


まずユナイテッドはナニ、アンデルソン、ハーグリーブスに各約40億円ずつ払っている。テベスは少し特殊で2年間はレンタルの形で年に約12億円ずつウェスト・ハムに支払い、その後完全移籍になるというから安く上がった。

リバポーはトーレスに今季市場最高額の約60億円を支払っている。その他バベルに約27億円、ベナユンに約17億円。

チェルスキーはマルダに約33億円。

スパーズはベントに約40億円、ベイルに約25億円。

シティはエラーノに約20億円、ビアンキに約21億円、ポジノフに約14億円。

スペインのクラブに目を移せばバルサはアンリに約40億円、ミリートに約33億円、アビダルに約25億円。

メレンゲはロッベンに約57億円、ペペに約50億円、スナイデルに約40億円、ドレンテに約22億円。

アトレティコはラウール・ガルシアに約20億円、フォルランに約35億円、レジェスに約15億円。

他はバイエルンの動きが目立ったか。リベリに約41億円、KLOSEに約20億円、トニに約18億円。


などなど。外資が集中するプレミアを中心に今フットボールバブルが再来している。





バブルは終わったと言われていた。ジダンの移籍金約84億円を筆頭に、30億円から50億円の間で頻繁に選手が売り買いされていた時代。あの中田が約32億円で売れた時代。金を出さねば良い選手は獲れない風潮の中、加速度を増し釣り上げられていった移籍金。この第一次フットボールバブルはリーズやラツィオ、パルマの破産を皮切りに一気にはじけた。その後は30億円で売れれば儲け。デコもエトーも今の市場では軽く四、五十億つく選手も30億出せばなんとか獲れたバブル崩壊期。どこもかしこも金をばら撒くかのごとく手当たり次第選手を獲得するのは止め、長期的な計画の下慎重な補強に努めた。バルサは移籍金を全く使わなかった年もあった。ユナイテッドも過去二年派手な買い物はしていない。それはどこのクラブも大抵同じで、30億円以上も出せるクラブなんて油ビッチ率いるチェルスキー以外存在しなかった。しかしチェルスキーの成功を見た大富豪がプレミアに集中すると流れが変わり始める。そして今季バブル崩壊期に貯めこまれた資本が一気に爆発するかのごとく、移籍金の高騰が始まった。


トーレスの約60億を筆頭に、左ウイングのロッベンに約57億円、大した結果を残したわけでもないペペに約50億円、ナニとアンデルソンに約40億円。チャールトンを降格から救うことさえ出来なかったベントに約40億円。バイエルンでは並だったボランチのハーグリーブスに約40億円。オランダで可もなく不可もなくの結果が続いたスナイデルに約40億円などなど。他にも「これが適正価格か?」と疑いたくなるような移籍金が目立つ目立つ。


自分はこれらの選手を否定しているわけではない。才能豊かで未来を期待したくなる選手ばかりだ。問題しているのは選手云々ではなく移籍金。バブルとは分不相応に膨れ上がった価格のことであり、上記の2,3年前では考えらない移籍金を見ると、今フットボール界は第二次フットボールバブルの中にあるのは間違いないだろう、とそういう話。





尤も第一次フットボールバブルの時と気色が違うところもある。金の出所だ。第一次バブルの頃はいい選手を大枚叩いて買い、上がったチーム力でチャンピオンズにでも何でも出て金を稼ぎ元を取ろう、という安易な考えの下選手の値段は釣りあがっていった。でもやっぱりフットボールってそんな簡単なものじゃなくて。いい選手をいくらとっても必ずしも結果が出るわけでなし。しかし膨れ上がった移籍金は財政を圧迫し、最悪破産に至るクラブまで現れた。


しかしこの第二次フットボールバブルはいい選手とっていい大会出てドーン!と稼ごう、という安易な考えの下に発生したものばかりではない。もちろん高い移籍金を払ってまで獲った選手に活躍してもらおうという考えはどのクラブも持っている。しかし所謂「とらぬ狸の皮算用」により値段が膨れあがった第一次とは違い、第二次は大金持ちのポケットマネーという実在するお金が相場を釣り上げている。チェルスキーはもちろん、リバポーやシティがそうだ。こうしたクラブに対抗するためにユナイテッドやバルサ、メレンゲなどの強豪クラブはもちろん強豪入りを狙うスパーズやアトレティコ等の中堅クラブは嫌でも高めの移籍金を提示しなければいけない。でもそんな事情を知ってる放出するクラブ側はこの機を活かせとより高めの移籍金を設定し、結果今回のように移籍金が高騰する、とこういうわけだ。


こういった特徴を持つ第二次フットボールバブルのタチが悪いところは、チェルスキーやリバポー等お金持ちがポケットマネーから移籍金を払ってくれるクラブは補強が失敗しても問題ないが、そうでないクラブにとっては失敗が致命傷へと繋がる点にある。お金持ちの後ろ盾がないクラブがお金持ちの後ろ盾があるクラブに対抗するには、経営努力により釣りあがった移籍金を捻出しなければならない。しかしそうまでして獲った選手がもし滑りでもしたら。ユナイテッドやバルサのケースはまだいい。この二クラブは過去二年極力支出を抑えてきたので、今回のような無茶をする余裕はあったはずだ。しかしそうでないクラブ、毎年すっちゃかめっちゃかな補強を繰り返してきたメレンゲやいくら補強を繰り返してもCL出場権すら獲得できないアトレティコやスパーズはどうなるだろう。この三者は第一次フットボールバブルで失敗したケースと一致する。獲得した選手の力でクラブで結果を残すことを前提に資金を捻出しているはずだ。メレンゲはともかくスパーズとアトレティコの昨季の成績では計60億以上もの移籍金を出せる余裕があるはずもない(アトレティコはトーレスの移籍金で余裕があるように見えるかもしれないが以前からクンに約34億円費やす等結構無茶をしている)。




しかしバブルなんてもんはいくら心配したって解決するもんじゃない。崩壊する時をただ待つしかないのだ。お金の問題なのでFIFAやUEFAも口は出せない。こうして誰も口を出せない中バブルはドンドン膨れ上がっていく。昨季降格したユーベから貪ったおかげで今夏は市場に積極的に参加する必要のなかったインテルやジーニョやエトーなど池に映る月をバカみたいに追い続け今夏はほぼ何も出来なかったミランも来季は第二次フットボールバブルに拍車をかけるはず。


ユナイテッドやバルサ、メレンゲといった伝統のある強豪クラブはちょっとやそっとの失敗で経営がぐらつくことはあっても破産にはならない。こういうバブルで一番心配なのは中堅クラブだ。セビージャやビジャレアル等、分をわきまえ倹しくそれでいてしたたかに補強を進めるチームもあるが、一方で分不相応に派手に補強を繰り返すチームもある。数年前にはそれで破産するクラブも見てきた。第二のリーズやラツィオが生まれなければよいのだけれど。

うらやましい

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                            U-21代表の仲間の下へ





ヴィラがカリューをバロシュとのトレードで獲得したらしい。


カリューといえば思い出すのが今季チャンピオンズリーグ1次リーグ第5節、対メレンゲス。あのゴールデンボールを獲得したカンナをちぎっては捨てちぎっては捨て赤子のように捻りつぶした怪物カリュー。だがあの試合ではたまたま起用されただけでどうやらリヨンではウリエに嫌われてベンチ生活を送っていたらしい。ウリエらしいと言えばウリエらしい。そんなカリューがヴィラに移籍。怖いよ怖いと同時に少しうらやましい。実は心の底でバルサかユナイテッドに欲しいと思ってたんだよなぁ。あのポストプレーはどちらのチームにも欠けているから。アンヘルというジャガイモフォワードに頼らざるを得なかったオニールにとっても朗報。カリュー、アグボンラホールという強豪クラブに引けをとらない強力な2トップが完成したのだから。


なんとヴィラの補強はこれだけに終わらず。去年ユナイテッドがワトフォードと闘ったとき度肝を抜かれそれからというものちょくちょく注目していたあのアシュリー・ヤング君を約22億円で獲得したらしい。自分的超期待の若手2人が一同に介すとは!アグボンラホールが器用でウイングも出来るだけに2人のダブルウイングも期待できる。そうなるとヴィラの両サイドは敵にとってはまさに地獄の如し。見るほうにとってはパラダイス。若さあふれるヤンチャドリブルでワクワクさせてくれるに違いない。と同時にスパーズ、ポンペイ、ボルトン等に続きヴィラがプレミアの中堅どころとして頭角を現してくることにもなるだろう。


それにしても驚くべきはヴィラがアシュリー・ヤングに支払った移籍金。ヤングはワトフォードにとって切り札中の切り札とも言うべき中核の選手だっただけに簡単に手放すことはないだろうと思われたが約22億円ものキャッシュを積まれればこの弱小クラブが目を眩ませてもおかしくはなかった。「どうせ降格するぐらいなら高く売れる選手は売っ払ってしまおうか」 こう事実だけを見るとなんとも非情な決断とも思えるがワトフォードの懐事情を何にも知らない自分が口を挟むのはいささか差し出がましいというもの。だからここには一切触れず。問題はなぜヴィラがいち選手にそんな大金を払えたのかということ。18億と22億。こんなぜいたくユナイテッドでも久しくしておりません。


うろ覚えだったから念のため調べてみる。とやっぱりヴィラは外資に買収されていた。NFLブラウンズのオーナーでもあるランディ・ラーナーさんという方が今の会長らしい。ユナイテッドは買収される際はキツイ反発を見せたがヴィラでは元会長がかなり嫌われていたらしくすんなりと認められたよう。会長さんもそんなサポーターの期待に応えるべく補強に金を惜しまない。どっかの誰かさんとは偉い違いだ。正直うらやましい。


ユナイテッド、チェルスキー、フルハム、ヴィラにエゲルト・マグヌッソンという人に買収されたらしいハマーズ、これまた露の油王ガイダマックに買収されたポーツマス、とプレミアは今では外資だらけ。リバポーもなんか買収されそうな雰囲気だし。経営者という枠に捉われなければガナーズなんてイングランドの選手はスズメの涙ほどだしスタジアムの名前はエミレーツ。まあそれでも人気があるんだからイングランド人はこれでもいいということなんだろうけども。自分も別にこれといった嫌悪感があるわけでもなく(自分がグレーザーに持っている嫌悪は外資であるからというのではなくて、何にもしてくれないことに対する嫌悪。油ビッチに持っている嫌悪は油であるからというのが少し、クソ吉を雇っているというのがほとんど)、懸念しているのはユナイテッドファンとしての強豪のパワーアップ。特にポンペイなんかはもう結果出してるし、ハマーズはいいユース組織を持ってるだけにハマれば伸びるのもまた早いだろう。


まあ最後は何が言いたいか良く分からなくなったが早い話がアシュリー・ヤングとカリューうらやましいなぁということ、と同時にヴィラは伸びるだろうな、ということ。あーあ、ユナイテッドもなんか一人クリ坊、ルーニーに続くこうゴッツイのが欲しいよ、ゴッツイのが。

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                           テベスとボウヤー、不安だ・・・





前2つの記事で相当カロリーを使ってしまった。
ここからはほんの二言、三言でちゃっちゃと振り返ろう。



・ハマーズ、マスチェラーノとテベス獲得

ようやく決まったか。
そもそもコリンチャンスに移籍したことがものすごく残念だった。
イランの成金になんぼ積まれたかは分からんが、選手としてより高みを目指すならば絶対欧州だ。
そんな彼らのプレーがようやくヨーロッパで見れる。嬉しい限りだ。

2人を獲得しようとしていたユナイテッドとしてはちょっと悔しいところもあるが。
テベスは絶対にユナイテッドのスタイルに合わないと思ってたからいらないけれど。
マスチェラーノは惜しいことしたなぁ、とは思うが。
ここは彼ではなくイングランド人のハーグリーブス獲得を最後まで試みたユナイテッドの姿勢を尊重しよう。

それにしてもハマーズはおもしろい。
ヘアウッド、アシュトン、テベス、レオ=コーカー、マスチェラーノ、ベナユン、アントン、コンチェスキー、
スペクター(ユナイテッドびいき)、グリーンなどなど若くて面白いタレントが揃っている。
願わくばボウヤーが彼らに悪影響を与えませんよう。



・ミラン、オリベイラ獲得なんとか成功。

さまざまな困難を乗り越えようやくミランが獲得に成功。
ミランにとってはオリベイラクラスの補強はちょうどいいと考える。
ミランにとって理想の2トップはジラルディーノ&ピッポだ。
シェバが抜けたことでジラがミランの前線の急先鋒に立てることになった。
最近はジラは調子が良くないが。ジラは成長しなければならない。ミランを、イタリアを背負って。
俺が認めた世界最高峰のオールラウンダーセンターフォワードだろ。それなら今季こそは己の真価を見せてみろ。

そしてジラのパートナーとなるのがピッポだ。
もう終わった選手だと思っていたが、やっぱりこの男は只者ではないのだろうか。
ただ怪我が多いことを忘れてはいけない。調子が良い、と思ったら怪我するのがピッポだから。
そのときのためにも絶対にミランはあと一人フォワードを獲得しなければならなかった。
ピッポの代わりとして3番目のフォワード、そういう意味で悪い意味で大物志向に走りがちなイタリア首相が、
ちょうどいいサイズのオリベイラを獲ったというのは非常に珍しい好判断だった、といえる。



・大黒、トリノに移籍

ここも最後の最後で決着。フランスの2部に行って本当に何かが落ちているとでも思っていたのか?
と思っていたんだけど、結局最後はセリエAへのプレーをものにした。ここまで考えていたのか?
あのアホっぽく見える顔の裏では結構深くまでものごとを考えていたのかもしれない。
多分自分の考えすぎだけど。



・ソリンはハンブルガー

ビジャ、ソリンいなくて大丈夫かよ。
代わりはピレスということか?でもピレスではソリンの代わりは出来んぜよ。
早速怪我しちゃってるし。攻守でビジャに貢献していたソリン。その彼がリーガで見れなくなったのは少し寂しい。



・30歳の未完の大器はPSVへ

ここのところたらいまわしにされているクライフェルトさん。
予想通りバレンシアでもたいした結果は残せなかった。この人はホントに予想通りに動く。
移籍先が決まらない中「チャンピオンズに出るチームが俺を狙ってるんだぜ?」と言っていて、
強がりなんじゃないの〜?と思っていたが、そのチームとはPSVでした。
ヘッセリンクがいなくなってセンターフォワードを欲していたPSV。
だが断言しよう。クライファートは結局コネやファルファン等からポジション獲れず期待外れに終わる。



番外編

・ユナイテッド、結局獲得したのはキャリックとクシュチャクのみ

結局フォワードを獲らなかったユナイテッド。しかもロッシはマグパイズへレンタル。
サハが怪我しても本当に大丈夫なんだな、チェルスキーを倒せるんだな。
フロントはそういう判断なんだな。信じるぞ、信じてもいいんだな。
サハが怪我して、スミスでは補いきれずまた優勝を逃すようなことがあったら、マジで恨むからな。
覚悟しとけよ。

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                              ラウールを頼むよ





長くなりそうなので、いくつかの記事に分けることにしました。
それではいってみよう、最終日にバタバタと決まった移籍プレーバック。



・レジェスとバチスタ、等価スワップ

去る去るといわれていたレジェスがとうとう去った。
自分はガナーズのためにレジェスは去った方がいいと考えていた。
自分を連れてきてくれたベンゲルにこれっぽっちの恩も見せずに「ここを出たい」と公言する厚顔無恥さも
そう考えていた一つだが(バカはチームのためにはならない)一番の理由は前の記事に書いたので割愛。


レジェスの加入はメレンゲスにとってはかなり大きいと考える。
開幕戦、メレンゲスの布陣はボランチにエメルソンとディアッラ。右サイドよりがベッカム。
そしてトップはルート、ラウール、カッサーノだったらしい。カッサーノとラウールどちらが左寄りに入ったかはしらないが、どちらもサイド向きの選手ではないことは明らかだ。特にラウールにはゴールを狙わせた方がいい。
(効率面でもだが、なにより「ラウールのゴール」というものがサポーターに与える影響に意味がある)
カッサーノの位置にロビーニョというのもありなのだろうが。昨季からも分かったように、ロビーニョのプレーというのはドリブルでこねくり回すだけでどうもゴールにつながりにくい。良くも悪くもブラジリアン。


その意味でヨーロピアンであり、ドリブルで中に切り込み点を取れるし、クロスの上げどころも承知している
レジェスの方がルートをエリアに配置した今のメレンゲスにはよりフィットするだろう。
レジェスがラウールと同じくエスパニョールであり、スペインでのプレーの仕方を分かっているというのも大きい。
あの良くも悪くもずるいスタイルは紳士の国にはフィットしない。スペインでこそ真価が発揮できるというものだ。


それにしてもメレンゲスはかなり変わっちゃった。
前線にルートとラウール。中盤はベッカム、レジェス、エメルソン、ディアッラ。
ディフェンスラインはそれほど様変わりがなく、カンナバーロが入ったぐらい。それでも11人中5人変更。
これって結構スゴイ。カペッロ就任というそれよりもスゴイ変化があったから当たり前っちゃ当たり前なのだが。


メレンゲスが復活すため目指すべき方針は「クラシック・スタイルからの脱却」と「ラウールの復活」である。
これまでメレンゲスはジダン、ロナウド、ロビーニョなどによる個人技で相手を崩すという古いタイプの
フットボールしか出来なかった。ひとえにそれはぺ○スによる個人技に優れた目立つ選手だけを獲得する方針と
その彼らに頼った古い頭を持った監督、または彼らを操ることが出来なかった監督のせいだったわけだが、
ぺ○スはクラブを辞め、監督にも自分のスタイルをもったカペッロが就いたことによって、
ついに今までの古いタイプのフットボールから脱却できるための地盤が整った。
ディアッラがボールを奪い、エメルソンが散らして、レジェスが突破しチャンスをつくり、
ベッカムは右サイドでクロスを放り、ルートに当てる。ベタであまりにも普通の現代的なフットボール。
だがこのベタで普通のフットボールがメレンゲスにとっては大事なのだ。
今まではそのベタでさえ、ぺ○スの偉大な選手を並べておけば偉大なフットボールが完成するという、
アホ臭くて幼稚な考え方によって、出来なかったのだから。


そしてこの馬鹿げた方針が生み出したもう一つの弊害はラウールの生殺しである。
ロナウド、ジダンという守備をしない2人の良くも悪くもエゴイストなフットボーラーのせいで、
自己犠牲の心をきちんと備えているしっかり者のラウール君は彼らの分まで走らなければならなくなった。
そのせいで自分のゴールは減り、そしてどんどん調子は落ちていき、今のくたびれラウールが完成してしまった。
彼のゴールがメレンゲスの苦境を救うところを幾度も見てきたサポーター。
いつしかラウールはメレンゲスだけではなく、スペインの星ともなっていた。支えとなっていた。
だがぺ○スのあまりにも安易な方針ははラウールの輝きまでどこかへやってしまった。これが一番憎たらしい。
しかしラウールから輝きが消えてしまっているわけではない。今はぺ○スのにごりきった政策の汚れが
ラウールにもへばりつき、一時的にその輝きを覆ってしまっているだけである。
ラウールが放つ輝きは世界にまたとない輝きだったが、それを覆ってしまえるほどぺ○スの腐り具合は酷かった。


だがその汚れの根元であったぺ○スは去った。もうこれ以上ラウールが汚されることはない。
あとはその汚れを取り去ってやるだけだ。そうすればきっとラウールはまた輝き始めるだろう。
そしてその輝きはメレンゲスサポーターにとってはなくてはならない欠かせないものなのである。
カペッロに課された使命はただ勝つことだけではない。ラウールの輝きを取り戻して勝つこと。
そのためにはエゴイストなロビーニョよりも(エゴイストが悪いわけではない。エゴがラウールの輝きを消してしまっていることが問題)レジェスの方がラウールを輝かせれるだろう。


なぜかレジェスの移籍からラウール再起問題へと話が逸れて、こんなにも長々と書いてしまったが。
要するに今季のメレンゲス復活はこの男を復活させれるかどうかにかかっている、とこれだけのことです、ハイ。
バルセロニスタにとってもライバルが弱いというのは面白くない。
今季こそはもっと面白いこう胸の中がふつふつと熱くなるクラシコをしようぜ。
そのためにレジェスをはじめ新戦力がどういう働きを出来るか。要注目である。





メレンゲスのことばっかりかえてバチスタのこと書くの忘れちゃった。
バチスタに関しては「どこで起用されるか」これが重要だと思う。
ガナーズの中盤には汚れ役のシルバを除いてベンゲル好みなテクニカルな選手が多い。
セスク、フレブ、セオなど。今季真っ先にロシツキーを獲ったのもそういうことだ。
だがバチスタはこういう選手とはタイプが違う。足元で華麗にボールを捌くのではなくて、
力で強引にどこからでもゴールを奪おうとするそういう選手である。
ベンゲルのパスフットボールにはとても合いそうにない。
おそらく中盤の選手として獲ったのではなく、セカンドトップで使おうとしているのだろう。
イメージ的には全盛期のビエラが見せた攻撃面での迫力。ここがバチスタの使いどこだろうと思う。
そういう意味では今までガナーズにはいなかったタイプの選手なので面白い。

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                   アシュリーの穴を埋めるのはウィリアムじゃなくて俺!




さてさて。

8月31日移籍市場の締切日。
タイトルのように期限ギリギリになってもうバッタバタと移籍が決まっていく。
そんなギリギリになって急ぐんなら、前もって事前にやっておけば良かったのに、とは思うが。
期限が迫ってきて焦らないと宿題をやる気が起きないみたいに、フロントのものぐさが原因なのか。
それとも期限を前にしたクラブ同士のせめぎ合いが原因なのか。ってか間違いなく後者だろう。
そもそも自分も夏休みの課題はまだこれっぽっちも手をつけていないので、
彼らにごちゃごちゃ言う資格は1ミリたりともございません。
ということで、今日はその最後の最後で決まった移籍を振り返っていこうと思う。



・アシュリー、ギャラス+11億円のキャッシュでスワップ

ホントに行っちゃったんだね、アシュリー。
まあでも合理的に考えればこの移籍はガナーズにとっては妥当。
新星左SBのホイトが昨季レンタル先のサンダーランドで順調に育ったので、代わりを出来る選手はいる。
それよりもキャンベルが抜けた穴が痛かった。センデロスがいるにはいるが、まだあまり経験がない若造と
ドイツW杯準優勝の立役者、どちらの方がガナーズ最終ラインを強固にするか、といえばんなもん自明の理。
しかも左サイドバックまで出来るとなれば「客観的にみれば」ギャラスを獲った方が戦力アップにはなる。
その上ガナーズはチェルスキーから11億円もかっぱらっている。相手の足元を見た上手い取引だった。


ただギリギリのところで保たれていたガナーズのイングランドらしさは、とうとう消えうせてしまったけれど。
フランスを中心とした多国籍化が進む中で、なんとかガナーズがキープしていたイングランド代表の2人が、
とうとういなくなってしまった。イングランドを代表するクラブであるガナーズから召集された代表はゼロ・・・。
ベンゲルならやりかねん、と思ってはいたがまさか本当にやってしまうとは。
しかもトップチームに在籍していて戦力となりそうなイングランド人はセオとホイトの2人だけである。
国内選手の高騰などいろいろ理由はあるのだろうが、もう少しなんとかしろよ・・・とは思う。


が、ベンゲルもそこらへんを全く無視しているのではないだろう。
先ほど書いた戦力となりそうなイングランド人のセオとホイトは実はかなりイングランドの将来を担うに足る存在。
17歳でしかもトップリーグで経験もないセオを獲得するのに20億超を使ったとこからそれが見える。
実際今季は開幕戦でデビューし、いきなしアシストをはじめいいプレーを見せた。
しかもライバルであるレジェスがメレンゲスに移籍した。これからチャンスもグン!と増えるだろう。
今年でいきなりブレークする可能性も十分秘めている。
ホイトもホイトでまるでアシュリーを髣髴とさせるような攻撃力あるサイドバック。
昨季ユナイテッドは当時サンダーランドでプレーしていたこの若者にヒヤヒヤさせられたものだ。
アシュリーはチェルスキーに去ってしまったが。活躍次第でホイトが代表でのポジションを奪う可能性もある。
ってかう奪いさってしまえ。そしてチェルスキーに後悔させるのだ。獲得するべきはアシュリーではなかったと。


今のところはガナーズのイングランド代表選手はゼロだが。1年後はどうなっているか分からない。
セオのライバルであるレジェスとホイトのライバルであるアシュリーを放出したのにはそれなりに意味がある。
今季はここのところを注目してガナーズを見てみると面白い、かもしれない。



それにしてもホントにチェルスキーは自分のほしい選手ことごとく獲ってくな。
そりゃいい成績残してなきゃおかしいわ。
絶対に勘違いしちゃダメだけど、ここ2シーズンのチェルスキーの躍進はクソッタレチキンの手腕じゃなくて、アブラモビッチのキャッシュだからね。あんだけ好き放題選手とってもらえば、誰だってそれなりの成績は収めれる。そもそも監督業というのは限られた資金の中でなんとかやりくりしていくもの。この均衡の中でフットボール界は成り立っていたのだ。だが石油マネーがそれを壊した。自分のほしい選手をかたっぱしから獲ってもらえれば勝てるのは当たり前。それなのにいい成績残して自慢げなクソッタレチキンが非常に腹立つ。
分かりやすく言えば、あのクソッタレチキンがアーセナルの監督になっていたとしても、今のチェルスキーのような成績を残せていたか、ということ。ほしい選手はほとんど獲れず、なんとか海外の安い選手を探して自分の手で育て、さらにあのクソッタレチキンのようにタダ勝てばいいというクソつまらないフットボールではなく、パスを重視した美しいフットボールで勝とうとしているベンゲル。あのクソッタレチキンを彼と同列に比較するなんてもってのほかだ。
あの糞チキンはチャンピオンズで勝ちはしたが。負けないフットボールをしようとすれば、あのタイトルを獲るのはそう難しくはない。それはポルト、リバポー、そして昨季準優勝のガナーズが示している。そんな中で美しさも重視したフットボールで勝利したバルサはバルサでまたスゴイのだ。

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