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画像… "神輿草(みこしぐさ)" google.co.jp 「 二つの草 」 ちいさいたねはなかよしで、 いつもやくそくしてました。 「ふたりはきっと一しょだよ、 ひろい世界へ出るときは。」 けれどひとりはそぞいても、 ほかのひとりはかげもなく、 あとのひとりが出たときは、 さきのひとりはのびすぎた。 せいたかのっぽのつばめぐさ、 秋の風ふきゃさやさやと、 右に左に、ふりむいて、 もとの友だちさがしてる。 ちいさくさいた足もとの、 おみこし草を知りもせず。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――★ |
◇『金子みすゞ』詩集◇
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