|
==============================
無実を訴え最高裁で闘っています。願わくは私の出版物を御購入頂き御支援お願いします。PR【僕コレ(小指)で市長辞めました。旅田卓宗著文芸社より販売中】http://item.rakuten.co.jp/book/4104624/ でも購入出来ます。ジュンク堂書店でも販売中です。
==========================
新刊発売 【警察は事件を捏造する(旅田卓宗著)】
定価1000円(税込み・送料無料)
申し込みは(有)卓宗企画 takusoukikaku@ezweb.ne.jp へ
===========[日記]============
【愛犬ピノの身の上話】
ピノとゆっくり話をする時間が出来た。
天気も良かったので抱き上げ芝生のベランダに出て、
周囲の風景を二人で眺めていた。
マンション6階から見える風景は結構美しい。
しかも初冬の風の冷たさも返って気持ちがいいぐらいだった。
ピノは懐かしそうに東の空を眺めていた。
「ピノはお父さんやお母さんの事を全く覚えていないの?」
「う〜ん、ハッキリ覚えていないんだ。
記憶のある頃は既に千葉のおばちゃんの家にいる頃だから」
ピノがポツリポツリと呟くように語り出した身の上話によると、
ピノは両親からはぐれ、みなし子になってしまい、
千葉の街の中を一人チョロチョロ歩いていた。
そこへ突然恐い顔をしたオジサンが近付いて来て、
無理やり保健所へ連れていかれたという。
ところが誰も引き取ってくれる人がいなくて、
いよいよ明日殺されるという日になった時に、
優しいおばちゃんがピノを引き取りに来てくれた。
それで運良く命拾いをしたそうだ。
優しいおばちゃんの家には他にみなし子の犬や猫が20匹ほどいた。
保健所に殺されるのを見兼ねておばちゃんが、
引き取って来た者ばかりだった。
おばちゃんはインターネットで動物の里親探しをする、
ボランティア活動をしていて熱心にピノの里親探しをしてくれたそうだ。
幸い和歌山から引き取りに来てくれる人が出来たので、
はるばる新幹線に乗ってやって来たという。
「そうかあ〜?ピノは優しいおばちゃんに命を助けられたんだね?」
僕はピノを強く抱き締め尋ねた。
「うん、嬉しかった〜!」
ピノは呟くように頷いた。
「でも和歌山へやって来てお父ちゃんに引き取られ僕幸せだよ」
ピノは可愛い事を言い出した。
「元和歌山市長だった人だと聞いていたし、
警察に捕まって今裁判中だとも聞いていたから、
テッキリ恐いオジサンだとばかり思っていたんだ。
でもおばちゃんのように優しい人だったので僕安心したよ。
僕は本当に運が良くて幸せだなあ〜と思うよ〜!」
ピノはしみじみ思うように僕の目を覗き込んで来た。
「よし、ピノの幸運にあやかろう!」
なんて卑しい魂胆を瞬時でも抱いた自分が恥ずかしくなった。
僕はピノを抱いたまま、いつまでも、
ピノの命の恩人の住む千葉の方に向い二人で手を合わせていたのである。
ペペンペンペン〜
==========[獄中作]===========
【警察は事件を捏造する!】14[旅田卓宗]
=========================
冤罪事件については数多く報道され、見聞きして来たが、
これまでは他人事のように思えて実感が湧かなかった。
まさか僕自身がデッチ上げられ犯罪者に仕立て上げられようとは
夢想だにしなかったからである。
警察は真実を追求することを忘れ、犯罪捜査をせずに、
ついに犯罪作者になり果ててしまったのか!
民主警察はいったいどこへ行ってしまったのか!
これでは戦前の思想統制と政治犯を意図的に摘発した
特高警察と同じではないか!
いつ日本は警察国家になり果てたのか!
僕は獄中でたった一人怒りに震え続けたのである。
第4章 無実の訴え!獄中出馬!
どうしてこんな非道な事が許されるんだ!
僕には何の事か、さっぱり分からないのに・・・。
とにかく無実だと世に訴えなければならない。
そうしなければ女房や子供達、親戚の者や友人達、
それに今日まで僕を信じて、永年御支援頂いた皆さんに、
どれほどつらい思いをさせていることだろうか?
僕が獄中から胸を張って世に無実だ!と訴える事によって、
彼らも幾分でも気持ちの上で救われるかも知れない。
はて無実を訴える方法はどうすればいいだろうか?
(そうだ!4月の統一地方選挙が目前に迫っている。
その市議会議員選挙に獄中から立候補しよう!)
無実を確信しておらなければ、落選承知で獄中出馬等する筈がないと、
きっと市民の皆さんが受け止めてくれるに相違ない。
僕なりにそう考えた。
それが僕のこの無念の思いを世に訴える唯一の方法だと思った。
僕は悶々と考え、悩み、迷っている内に、
いつの間にか留置場内で眠っていた。
明け方、人の気配を感じふと目を覚ました。
独居房だから誰もいない筈なのに誰かがいる。
僕は薄暗闇の中で目を凝らした。
やはり誰か潜んでいる気配を感じる。
ふと右足元のあたりに目をやった。一瞬ギョッとした。
黒い影がうずくまるようにして座っていたからである。
(いったい誰だろう?)
常夜灯の薄明かりの中にボンヤリ浮かぶように、
うずくまっているシルエットが見える。
顔はよく見えないが、背中を丸めてうずくまっているシルエットには
見覚えがあった。
「そこに座っているのは誰?」
聞いてみたが返事が返って来ない。
怪訝に思いながら少し半身を起こし、よくよく眺めてみると、
背中を丸めている姿は紛れもなく亡くなった母の姿だった。
「アッお母さんだ!お母さんが救けに来てくれたんだ!」
僕は思わず合掌して叫んだ。
「お母さん、お母さんだよね!」
うなされるようにしてハッと目を覚ました。
全身が汗ビッショリになっていた。
(なあ〜んだ、夢だったのかあ〜?)
母が亡くなってから何度も母の夢を見たことがあったが、
ある時は母の化身であったり又ある時は母の声であった。
母の姿が夢の中に現れたのは初めてであった。
例え夢の中とはいえ、母の姿が現れた事に感動した。
まるで母は優しく微笑みながら
「タクや心配せんでもいいよ、母さんがお前を見守っているからね」
わざわざあの世から僕に告げる為に
夢の中へ現れてくれたものと思った。
僕は思わず起き上がり正座して改めて母の面影に向かって合掌した。
「お母さん、見守って頂き、ありがとう御座います」
祈り終えた後、何だか気分がスーッと霧が晴れていくように
スッキリし迷いも吹っ切れた。
(よし、やっぱり獄中出馬しよう!)
落選するだろうが、それでもいい。
無実の叫びを訴えるんだ!僕は心中深く誓ったのである。
物書きネット
あなたの作品をぜひ発表したり読書好きの皆さんも携帯やパソコンから気軽にお楽しみください。
http://monokaki.net/
(パソコンと携帯の両方からアクセスできます)
|