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【 旅田卓宗の獄中日記 】
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下段の署名に御協力お願いします。
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旅田さんは3月30日に収監され加古川刑務所に服役中
〒675−0061兵庫県加古川市加古川町大野1530
ブログは獄中からの手紙と愛犬ピノで更新しています
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【御用納め】12月28日・火(旅田卓宗)
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もちろん、刑務所には
御用納めはあっても、受刑者にはない。
しかし、一応、明日から3日まで、
作業は休みだと思うと、
気分が浮き浮きする。
運動の時間、行進しながら
体育館の前を歩いて行くと、
体育館の玄関に大きな門松が
飾られていた。
なんとなく正月気分だ。
いよいよ、今年も終わりだ。
来年こそ、いい年にしたいな。
ペペンペンペン〜!
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【 天運なのか天命なのか? 】(旅田卓宗)
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辞書で調べると天運も天命も、
同じ意味のように書かれているが、
僕にはそうは思えない。
何故なら僕の有罪判決を単に、
天運という言葉で片付けられるだけなら、
余りにも世の中は理不尽であり、
今後、日本の司法制度に大きな禍根を残すことになる。
もはや多くを語る時間がない。
しかし例え信じてくれる人が少なくても、
現に僕は1円の賄賂も受け取っていないのが、
唯一無二の真実である。
なのに僕は今日刑務所に収監される。
これが日本の司法制度の現実なのだ。
全くの冤罪でも世間は裁判官の判断を安易に信じ、
嘘を真実に変えてしまう。
こんな前時代的なことが横行しているのである。
悲しいことに日本は今尚、法治国家でもなければ、
民主主義国家でもない現実を僕は知った。
まるで戦前のような警察国家だという現実を知った。
昨年から話題になっている菅家さんの冤罪事件や、
富山県の冤罪事件などは正に氷山の一角に過ぎない。
現実には数多くの冤罪被害者が獄中に閉じ込められ、
日々人生を奪われつつあるのだ。
思えば足利事件でも当時世間は捜査当局や、
裁判官の判断を真実と受け止めたのではなかっただろうか?
もしDNA鑑定の技術が進歩していなかったなら、
菅家さんは今も獄中に閉じ込められ、
世間から忘れ去られていたであろう?
悲劇的なのは菅家さんと同時期に、
同じDNA鑑定で死刑判決を受けた、
福岡の幼児殺害事件の犯人とされた人などは、
菅家さんの冤罪発覚を知り再審請求中であったにも関わらず、
早々と死刑執行されてしまったが、
その尊い命への償いは捜査当局や裁判官にとっては、
万死に値する重い罪を犯したことになり償いようがない。
僕は死刑ではないにしろ全くの無実なのに、
獄中に閉じ込められ、たった1度の人生を奪われる。
それを簡単に天運という言葉で片付けられては堪らない。
僕は信じたい!
僕は天運ではなく天命を授かったのだと・・
僕には明らかに天運と天命とは違うと信じる。
天命とは天から使命を授かることだと信じる。
僕は今日、天命を授かり獄舎に赴くのだ。
僕の新たな使命とは言うまでもない。
今後、二度と冤罪被害者が作られないように、
自らの体験を元に世に冤罪の恐怖と、
現実を訴え続けることである。
新たな使命を胸に秘め僕は堂々と出頭する。
ペペンペンペン〜
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