|
3人のタイ人生徒をバンコクに迎えにいき、我が家につれてきました。
歳は我が家の次男と同じ・・・
少しタイ人学生と息子の間に壁があるのを感じました。どちらも相手の出方を見ているような・・・
敵が見方か? という雰囲気になってしまいました。
そして、3人は日本語履修の生徒であるにもかかわらず「日本語学習」への意欲が全くありませんでした。今考えるとかなりの緊張があったのでしょうね。部屋に3人で入ってしまったのです。
何とか興味をこちらに向かせようと、ゲームをしたり、写真を見せたり・・
そして最終的にタイ人の男の子は日本語を話すより英語の方が話しやすいと英語で話し始め、女の子はつまらない?とケイタイ電話で話しはじめました。
食事も口に合わなかったようで、残していました。
ありがとうも、いただきますも、先に休む主人におやすみなさいも言わないで勝手をしている生徒たちに私はついにこんなことを言ってしまったのです。
「ここはホテルでもなんでもないのよ、私はあなたたちの修学旅行の宿のおばさんじゃあないんです。」
生徒たちはとてもびっくりした顔をしていました。
「何語でもいい、人から親切にされたら ありがとうと言う気持ちを返すのは当たり前ではないのですか?」
さてさて、私の気持ちは修まらず・・言いたい放題でした。
次の日はきのうのことは忘れたかのように3人でバトミントンをして遊び・・
お別れの時、お土産を渡す私に無言だったので・・家を出る時に主人に「お世話になりました」
と言ってきなさい、と一人一人の肩を押しました。
「しっかり、日本語を勉強してください。」「言葉はなくともいつも感謝の気持ちを忘れないでくださいね。」
と言ったら女の子はうなづきました。
おとなしい方の女の子は目に涙を浮かべていました。(彼女は特に貧しい家庭の子です)
第1回目のホームステイ受け入れは失敗でした。私の受け入れに対する考えも悪かったのです。
日本文化、生活習慣、をわかってもらわなければ・・と気負いすぎていました。
そして我が家の家族にも当然迷いもあったのに 私が1人芝居で話を進めすぎていました。
「学生のためにいいことをしてあげている」という驕りがかれらをますます固くしてしまったようです。
他の家庭へ行った学生さんたちはとても活き活きとした表情でした。
ごめんね、みんな・・・
後日談で、学校の日本人先生からその後の様子をお聞きしました。
我が家にホームステイしてから女の子二人が変わったという報告でした。
ケイタイでずっと話していたお行儀が悪かった女の子は、日本語の勉強に意欲的になったと言うのです。そしてもう1人のおとなしい子は発言が出来るようになったそうです。
3人とも自分の親以外に怒られたことがないのでかなりびっくりしたそうです。
おかげさまで私もとてもいい経験でした。
|