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いつも、何ヶ月かに一度しか更新しないのに、今日は、なぜかエンジンがかかってしまい、1日で2度目の更新です。

普通、きっと記事のネタをためておいて、何回かにわけて投稿するものだと思うし、私も以前はそうしていたのですが、そうすると、何か記事の鮮度が落ちてしまうのです。

記事の内容と、記事を書いているときの自分のエネルギーとの間に乖離がおきてしまい、読み手に気持ちがつながらないのです。

だから、私は、たとえムラがあったとしても、こういうやり方をつらぬこうと思います。

さて、今日朝の記事を書いたあと、私にとっての武士道とはなんぞや?と問いかけをしていました。
たぶん、それができないと、卒業論文に魂が入らない、とずっと感じでいたのです。

さきほど、昼ごはんをすませて、皿を洗っていると、突然インスピレーションがきました。

<矜持(きょうじ)>

そうか・・・。

私がこんなにも武士道にひかれるのは、ひとえに武士道が私に人として、自分としての矜持を教えてくれているからなんだ!

そう気がつきました。

矜持の意味を辞書で調べると、“自信と誇り。自信や誇りをもって堂々とふるまうこと。プライド”とあります。

でもそれは、空威張りだったり、見栄や虚栄心からくる自尊心ではなく、もっと魂の奥底からにじみ出てくる、自分の人生すべてをかけた緊張感のようなものだと思います。

そしてそれは、日常生活の些細な場面、場面で、どれだけ心をかけ、心をこめて取り組んだかによって培われるものではないでしょうか?

たとえば、料理などの例があげられます。

昔、<男子、厨房に入るべからず>という言葉がありました。
これは、表舞台に出ることを許されなかった女子が、せめて台所だけでも聖域として守りたかったがために出た言葉ではないと思います。

台所は、女にとっての<矜持>をかけた戦場(いくさば)だったように感じます。

私自身も、料理をつくるときは、生死をかけてのぞみます。
おおげさなようですが、そうすることで料理に魂が入ります。
もしおいしくなければ腹を切る。
生死をかけるくらいの気迫がないと、おいしい料理ができませんし、そのくらいの覚悟が、人の潜在エネルギーを最大限に引き出すのだと理解しています。

だから、自分が生きるか死ぬかの覚悟をしているときに、部外者に介入、詮索、邪魔をされたくないのです。別にそれは、男子に料理をするなといっているわけではなく、命がけで料理をする、という覚悟のないもの、という意味で、当時は<男子>という表現になったのだと解釈しています。

『葉隠聞書』の著者、山本常朝は、つぎのように述べています。

「武士道というは、死ぬことと見つけたり」
別に、死ぬことを推奨しているわけではありません。
あなたが、今しようとしている、していることに命をかけられますか?という命題です。

「二つ二つの場にて、早く死ぬほうに片付くばかりなり。別に仔細なし。胸すわって進むなり」
いつも、この文を読むと、胸がすっとします。
つまり、うまくいくのか、いかないのか、損か得か、そんなことを考えているヒマがあったら、死ぬ覚悟で物事にあたれ。それ以外に真理はない。それだけの覚悟があってはじめて、前にすすむ力と魂を得ようというものだ。
そんな風に、後ろから肩を押されているように思います。

自分の、自分に対する、自分のための、誠の自尊心。
それは、本当の意味で自分を信じ、愛し、いつくしむことを悟った人が身につけているものだと思います。

私も、そんな境地に到達できることを夢見つつ、卒論に励みたいと思います。

目標は、“一人でお茶をのんでいるときも、ピーンと背筋をはっているような堂々としたおばあちゃん”
そして悠々と自分のまわりを時間がめぐっていくようなそんな老後です。

っと、いきなり老後の話まで飛躍してしまい、かたじけない・・・

閉じる コメント(15)

エンジンがかかった2度目の記事に、ランダムでお邪魔いたしました\(^o^)/

<男子、厨房に入るべからず> の解釈、チャングムさんに同意です♪

2009/4/18(土) 午後 5:02 zhen0126

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武士道の2つの記事、とても興味深かったです!
そして。。武士の矜持ですか。。この記事はもう
わたしのなかがぐわあ〜っとすごい状態になるほ
ど喜びを感じたんです。日常ですごい大きなこと
をしているわけではないわたしなのですが、結構
魂、命、心(どれだろう?)かけてます。笑
自分でも大げさだよなあって笑っちゃうこともあ
りますねえ。。ま、わたしなりに、なんですけど。
今も本気で愛するもののためなら命も惜しくない、
だなんておもってたりしますから。。。。
ここの記事、たびたび訪れて襟を正すこととしま
す!

2009/4/19(日) 午前 9:02 [ gakuann ]

「武士の矜持」、私もこの言葉にわなわなっと心が震えるのを感じます。武者震い?
長今さんのブログの書き方にも潔い凛とした武士道を感じます。素敵デス!

2009/4/20(月) 午前 8:40 Lyza

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zhenさん、ランダムでのお越し、まことにありがとうございます。
名前が長今だからでしょうか、厨房、とかきくと、血がさわいでしまうんですよね。
って、ここは水喇間(スラッカン)?笑。

2009/4/20(月) 午前 11:52 空飛ぶ長今

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gakuannさん、いつもコメントありがとうございます。
私も、武士道ときくと、なぜか自然と背筋がのびてしまいます。
私は大げさなことが大好きです。笑。自分のためのエンターテイメントみたいな部分もありますから。
洋服を着替えることは、衣冠束帯。これは、宇野千代さんの真似です。
飲み会のときとかも、「かための盃」とかいってますし。

この間は、雨がふってたんですけど、「春雨じゃ〜。おのおのがた、濡れて参ろう」とおもむろに発言し、すかさず笑いをとっていました。

また私はサムライなので、家来もいます。笑。
今は、まだ一人ですが、目標は7人。「7人の侍」だから。笑。

ああ、なんか、今日はギャグのセンスがさえてるなあ〜
今日も1日がんばりましょう〜笑

2009/4/20(月) 午前 11:59 空飛ぶ長今

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オヤジは死ぬほどの決意で何かをしたことは無いし、武士道なんて考えた事も無いけど、大好きな言葉があります。
今の若い人達はカッコ悪いって言うけれど
「一生懸命」オヤジの大好きな言葉です。
遊ぶときも一生懸命。
仕事をする時も一生懸命。
生きるのも一生懸命。
勿論お酒を飲むのも一升懸命・・・←字が違うか?(笑)

お互い頑張りましょう〜(^_^)v

2009/4/20(月) 午後 4:21 のんべ太郎

「武士に二言は無い」なんていうのも、決意・覚悟の表れですね。

2009/4/20(月) 午後 7:43 milkyways

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オヤジさん。
私も一生懸命という言葉好きです。
これ、武士道からきてたはずですよ。
そうそう、お酒をのむのも一生懸命だと思いますけど、一升懸命はやめてくださいよ〜。
せいぜい一合懸命ですよ。

私はカッコ悪いのが、実はカッコいいことなんじゃないか、と思ってますよ。

オヤジさんも、体にきをつけてがんばって!

2009/4/21(火) 午後 0:13 空飛ぶ長今

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milkyさん。
たしかに、覚悟があれば、道はひとつ!ですよね。
私もなぜか潔さにすごくひかれます。

2009/4/21(火) 午後 0:17 空飛ぶ長今

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一合じゃ、飲んだ気がしないよ〜 (-。-)y-゜゜゜

2009/4/21(火) 午後 1:50 のんべ太郎

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あー、ごめん、りえさんのこと飛ばしてた!!
うっかりでした。
記事についておほめいただいて、どうもありがとうございました。
なんか、武士道を語っていると、気合が入りますよね。
確かに武者ぶるいしそうになるかも。笑

2009/4/22(水) 午前 0:32 空飛ぶ長今

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オヤジさん。
一合で足りないのは、一生懸命のんでいないからです。
1口ずつ命をかけて、味わってのめば、一合のお酒の尊さ、おいしさに目覚めることでしょう。
がぶがぶのんだら、一生懸命じゃないからね。笑

2009/4/22(水) 午前 0:34 空飛ぶ長今

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「武士は食わねど高楊枝」

武士道よりも文士道が良いです。

萩に生まれた私です。

2009/4/23(木) 午前 2:14 しゅんか

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しゅんかさん。
武士道も、文士道も目指すところはいっしょのような気がします。

萩の方なんですね〜
山口は下関と岩国のあたりをまわったことがあります。
福岡からいつも出かけるのですが、福岡のようなラテン系の感じとは一転して、山口はしっとりしていますよね。

2009/4/24(金) 午後 1:52 空飛ぶ長今

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どうも。生き様と言うか色々考えていてググってて此処に来ました。色々検索等してますが初めて書かせて頂きます。


よかったです。

2011/11/1(火) 午後 11:04 [ 和希 ]


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