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毎週土曜日の夜は、Burma通りにある「老舎茶館 Lao Sher Tea House」2階にあるVIPルームで中国茶を楽しんでいます。
ある意味、私とユンさまの「定期デート」といえるかも。笑。
故・ユンさまママが、大の陶磁器好き好きだった影響で、ユンさまも紫砂壺(江蘇省義興でつくられている中国の急須)を集めるのが趣味。
毎回、自分のコレクションの中から選んで持っていったマイ・紫砂壺で、店主の緯良にお茶を入れてもらいます。
やはり茶芸のプロ、店主の入れるお茶は味が違う。
老舎には、いろいろな種類の茶葉がありますが、イチオシは「六堡茶Liu Bao Cha」。
実は、六堡茶は養胃作用があるので、康民薬行にも薬としておいてあるのですが、値段も違えば、味もまったく別の代物。
また、ときどきマイ・茶葉も持参して、聞き茶を楽しむこともあります。
前回は、八女・星野村産の「おくゆたか」と宇治の玉露、そして狭山茶の聞き比べを楽しみました。
日本の煎茶はキメがこまかく、紫砂壺で茶をいれると茶漉しの目がつまってしまうのですが、日本の急須でいれるときとはまた違った、独特の繊細さが引き出されるように思います。
華人の生活習慣を見ていると、ほとんどの人に飲酒の習慣がなく、そのかわり水代わりにお茶を飲むことが多いように思います。
茶葉のふるさと、福建出身者が多いからなんでしょうね。
ちなみに、この店主のご先祖も、鉄観音の産地として有名な安溪の出身。
日本ではもっぱら、お酒を通じて人間関係を円滑化しようとすることが多いですが、信頼感やコミュニケーションを深める場というよりも、愚痴やうさを晴らしたりことにエネルギーを消耗することが多いようにも思います。
むしろ、ちびちびと聞き茶をしながら、ゆっくり語らいの時間をもつことで、大人としてのゆとりや落ち着きが培われていく気がします。こういう本質的な豊かさを通じて、はじめて真の信頼関係が築かれるのではないでしょうか?
これからも、華人の粋な文化をもっと学んでいきたいと思います。
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