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(画像は、Yahoo!シネマより)
10月からのドラマで、宮部みゆき原作の「パーフェクト・ブルー」が始まったのだが、いろいろ読んでいたら、「ブラック・スワン」は「パーフェクト・ブルー」に影響を受けてつくられた、という話を耳にしたので、それでは、とみてみたのだが、もう一つのアニメ版の「パーフェクト・ブルー」だった。 みている途中で気がついたのだが、あれ?と疑問符が頭の中を駆け巡ってしまった。 きっかけはどうあれ、秀逸。 ただ、R15指定ということでなめていたら、ちょっと心臓の弱い僕にはきつい内容も多かった。 思わず顔を覆ってしまった。 ストーリーは、バレエそのもの。 白鳥は見事に演じられるが、その対極にある黒鳥を演じることのできない主人公の、心理ドラマ。 周囲の人物との役の取り合いや、過保護過干渉の母親、そして主人公自身の葛藤など、きわめてサイコチックに描かれている。 鏡の使い方や、白日夢ともいえる虚構の描き方で、こんなにも怖い描写になるんだと改めて実感した。 善人を善人に描き、悪人を悪人に描くだけなら、水戸黄門パターンでわかりやすいし受け入れられやすい。 善と悪の両面、また善悪などに限らないが、いわゆる価値の両面を持っているからこそ、人間は難しいし、わかりにくい。 同時に、芸術の対象(主体?)になり得るのだろう。 それにしても、主人公はもう一度踊ることはできるのだろうか。 壁を乗り越えるにしては、かなり酷なエンディングだったと思うのだが。 |

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