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『さよなら』という名の再会の約束-7
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「―――。――――ル。ラウル!」 【……】 「やっぱりあの話、本当なのかな。時間が経ち過ぎると、ロボットの記憶 ( メモリー )が消えちゃうって…」 「くっそ…ッ!駄目なのか…?」 【ジジ…リョー、タ…?】 「――ラウル…?」 【リョータ…シズネ…オオキク、ナッタ…?】 久しぶりに聞くラウルの声。二人はそっと寄り添い手を取り合った。僅かにその瞳が潤む。 「…あぁ。大きくなったよ。あの頃よりずっとな」 「千春おいで!ラウルが起きたよ!」 パタパタと近づいてくる足音にラウルの首が動く。そこには3才くらいの男の子の姿があり、大きな手がその子を抱き寄せた。 「ラウル。千春 ( ちはる )だ。俺と閑音の息子」 「らうるー」 小さな手がラウルに伸ばされ、銀色の体に触れた。 【リョータ チイサイトキ オナジ】 「そうなの。びっくりするくらい涼太とそっくりでしょ?」 「でも性格は完ペキ閑音なんだぞ」 二人の会話を聞きながら、ラウルの視線が飾られている写真を捉えた。
そこにはアカデミックドレスを着て博士帽をかぶった涼太が外国人と笑顔で握手を交わしていた。
『ぼく、ほんもののはかせになる!』
「またよろしくなラウル」 「よろしくね」 【ラジャー】
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こんばんは。突然のコメント、お許しください。楽しんで読ませていただきました。家庭にロボットがいるんですね。あなたの世界観にふれることができて、嬉しく思います。ほかの作品も読ませてくださいね。よろしくお願いします。
2012/5/12(土) 午後 9:27 [ けっさん ]
けっさんさま
ご訪問ありがとうございます(^-^)
そう言っていただけるとありがたいですね☆
拙い作品ばかりですが、読んでいててだけると嬉しいです♪
2012/5/13(日) 午前 0:54
ラウルは、最愛の涼太くんの手によって蘇ったのですね。
そして今度は、涼太くんの子供へと引き継がれていくのでしょう。
心を持ったロボットくん、これからも幸せにね♪
2012/7/8(日) 午後 7:46 [ きら ]
詠さま
最後まで読んでいただきありがとうございました☆
ラウルは無事蘇りました☆
都合のいい結末になったかもしれませんが、これくらい純粋な愛があってもいいかなと、あってほしいと思ってこう終わり方にさせてもらいました。
子供は親の背中を見て育つといいますから、ぜひ息子の千春くんに引き継がれてほしいですね(^ ^)
2012/7/9(月) 午前 11:30
SF畑の私はこういう作品大好物です♪
しかしこれはまたSF色を薄く描いている作品で新鮮でした(*^^*)
大昔私のブログで語ったことがありますが、
こういったロボット難しいんですよね…、
実現までまだまだ1000年ぐらい必要カモカモ(>_<)
でもでも…、
いつかは実現しますよね♪
夢があります(*^^*)
2014/3/24(月) 午後 7:13 [ azazel ]