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救急ヘリの開始以来無事故が続いていたカナダで、S76の救急ヘリが墜落、パイロット2名とメデイック2名の4名全員が死亡したというニュースが入りました。
このヘリは真夜中に離陸、11分後に無線の連絡が途絶え、離陸地点から1,29キロのところで墜落しているのが明け方6時に発見されたようです。
ニュースの英文を正確に訳したのではないのですが、11分後に無線連絡が途絶えたたとは言っていますが、それまでの間、無線で呼んでいたのではなく、離陸後無線連絡がないので、呼んでみたのが11分後であったということのようです。
この墜落した、S76は33年も使っていた機体で、どうやら最近 耐空検査(エアーワースネスチェックという言葉ではなく安全検査という語を使っていはいますが、耐空検査のようです) が終わったばかりという状態であったようです。
天候は夜間ですが晴れという情報で、墜落原因には天候が影響していないようで、無線で機体の異常を連絡することもなく、基地からごく近い場所で、目的地へ向かう経路上に墜落したようです。
つまりパイロットには墜落するという切羽詰った危機感を持つ暇もないまま、あるいは気がついたとしても、無線連絡をするいとまもなく墜落したことは確かなようです。
オートパイロットで夜間の闇の中を巡航する手順を終わって、一息ついていたら、ヘリや闇の中を地上に向かって、ゆっくり降下、あっと気が付いたら操縦かんを引くことも無線を出すことも出来ずに激突というシナリオだったのでしょうか。、
墜落に直結する操縦系統やその他系統の異常があったとしても、無線を発するいとまがないということはあまり考えられません。
ニュースでは機体が33年も使っていた古いものであったことが原因の一部として一番考えられると示唆するような内容ですがそれもただの想像でしかありません。
確かS76は初期型からオートパイロットが着いていたように思いますが、普通、救急で患者を迎えに行くようなときはとくに、夜間ということもありますが、離陸操作が終わって機首を目的地へ向けた後すぐにオートパイロットをエンゲージし、操縦かんから手を離して計器モニターに移るという時間だったのでしょう。
そのときにオートパイロットがうまくエンゲージしていなかったか、いったんエンゲージしたものが気が付かないうちに解除されてしまって、気が付かないうちに真っ暗闇の地上に向かっていたら一瞬で墜落してしまいます。
キャビン内も照明は暗く、昼間ならすぐに気が付くことも闇夜では見落とすこともありうるでしょう。
オートパイロットが故障していたことももちろん考えられるでしょう。
夜間飛ばない日本ではほぼ考えられない事故ですが、それにしても国家的に無事故が続いていたカナダの救急ヘリは、無残に安全記録が途絶えてしまいました。
日本のドクターヘリは運航開始以来無事故が続いていますので、油断することなくこの安全記録をいつまでも伸ばしてほしいものです。
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新月、夜間狭視界時の洋上飛行では、電源の落ちたシミュレーターに乗っているようでした(>_<)オーパイのカップリングを確認するのももちろんですが、B−ALT R−ALTのクロスチェックや、GPSMAPやWXRDRの情報に常に気を配る必要もあり、昼間のフライトとはまた異なる危険予知が必要だと考えます。目的地が視程の悪い離島のHPである場合は、LDGLT点灯のタイミングを誤るとバーティゴの可能性も出てきて、手に汗を握ります。対地減速感覚も視界からの情報が乏しくGS表示を参考にしなければなりません。究極のコンポジットフライトと言えます。今回の投稿内容から、当方も襟元を正すと同時に、基本的には計器を複合的に判読することで、単一計器の不具合は把握できるものですが、夜間といえどもコンポジットフライト、ツーパイであればダブルチェックにより安全は確保していかなければならないと痛感いたしました。祈、航空安全。
2013/6/4(火) 午後 2:47 [ kat*u*rame* ]
事故調査の途中経過が報じられていますが、それによると、墜落は離陸直後、1分も経たないうちのことだったようです。今のところ機体の不具合はなさそうとのこと。
http://read.thestar.com/#!/article/51b143c47b1eac77750c8345-ornge-helicopter-crash-investigator-sketches-out-final-minute
2013/6/8(土) 午前 1:58 [ GIMCP ]
情報ありがとうございます
2013/6/8(土) 午前 2:21 [ bell214b1989 ]
こんにちは!整形外科医のorthopedisです。
ブログにて、ヘリコプターが病院に墜落するシナリオを研究してみました。
実際にはそういう可能性は著しく低いと思うのですが、
もし気がついた点などありましたら、
よろしくお願いいたします。
2013/10/27(日) 午後 6:07 [ orthopedics ]