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バニラエアーというLCCがパイロット不足から6月に150便も欠航すると決めたようです。
病欠と退職者がその原因だそうで、欠航便は全運航便の3割にも及ぶとのことで、普通の会社でいきなり3割売り上げが落ちたら、則、倒産の危機ではないかと、他人ごとながら気にかかります。
ここで会社の発表の内容で少し気になるのは、病欠は仕方ないのですが、3人は退職したと言うことで、この退職見込み読み違ってしまったと言うことだそうです。
パイロットと言う職業は本当につぶしが利かない職業で、定期便の機長ともなっている人間はさぞや優秀なので、そこそこどんな職業でもこなすと言うのは買かぶりもいいところで、パイロットを辞めたらただの失業者もいいところです。
3人はまさか魚屋をするとか八百屋をするとか言うようなことはまずありえないでしょう(笑)
まあー、後どうするか追跡してみることも、今後の航空政策や要員育成政策に参考になるかもしれません。
私の想像ではたぶん今の時代なら年収100万円のアップと将来的な展望、たとえばさらに大型機へ移行させるとか言う約束で今の職場に見切りをつける人間は後を絶たないでしょう。
先日 那覇空港で失態を演じた外人パイロットも国内の会社は複数勤務していたそうですから、たとえばピーチがそのパイロットがウイークであることを知っていたとしても背に腹は変えられなくて、目をつぶって雇ったことは十分考えられます。
私はもともと 自衛隊では固定翼機のパイロットで、自己都合で退職したため2年間の採用拒否の制限に係り、またちょうど航空会社の機材がジャンボが導入され始めた時期で、しかもオイルショックなどが重なって、新規パイロット採用の氷河期でした。
当時ヘリが農薬撒布事業の拡大時期で、パイロットが不足し、ヘリに乗るならと言うことで、空自高級幹部OBの会社の役員の方が防衛庁へ交渉していただいて、採用となりヘリに進むことになったのでした。
そのとき 多くのヘリパイロット候補生が同じだったようですが、多額の資金でへりパイロットの育てるのだから、5年間はやめないと言う誓約書を書かされたものでした。
なぜかと言うと、ヘリパイロットになって一人前に飛べるようになったとたんに、給料が高くて、楽で、安全な定期便へ変わってしまう者が後を絶たなかったからでした。
ここまで書くと事情を少しでもわかっている方はハハンと思われることがおきると言うことです。
ヘリのパイロットはベテランと言う域に達するには、危険で、給料は安く、仕事はきつく、休みは取れなくて、この辺まで書くといやになりますが、このような世界に入ってくるパイロット志望者が果たしてどの程度いるか大変心配になります。
定期航空で教官業務をやっていた同期生などがよく言っていましたが、われわれの時代はほとんど学力が普通程度で元気がいっぱいあって、やんちゃでパイロットになるんだと意気込んで挑戦してきたものが多いのに、時代が変わっって、定期便パイロット志望者は一流大学を出て、頭が良くて、打算的で、安定した生活と高給、ステイタスの手段としてパイロットを選ぶと言っていました。
わざわざ厳しいヘリの世界など見向きもしないのが優秀なものだそうです。
さて 将来ヘリの世界はどうなるのでしょうか。
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