ドクターヘリパイロット(元)奮闘記

老いぼれドクターヘリパイロット(元)の繰り言

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 昨日夜、沖縄海兵隊所属のオスプレイがオーストラリア東海岸で事故を起こし、25人中23人が救助され、残りが行方不明で捜索続行中というニュースが飛び込んできました。

 日本のANNニュースによると3名が行方不明と言っていますが元ネタのヤフー英文ニュースでは23of25となっていますので誤訳ではないかと思います。

 沖縄の海兵隊司令部では事故を確認したと表明しましたので、事故はどうやら事実のようです。

 事故の経緯や原因などはまったく情報が入っていないのでわかりませんが、夜間の真っ暗な海上での墜落事故などでの沈み行く機内からの脱出は大変な危険を伴う困難な技です。

 不時着を意図していた場合は乗組員全員が脱出の準備と心構えが出来ますが、いきなり着水墜落した場合は特に大変な困難を伴います。

 2名を残してうまく脱出できたのは、後方のドアーを空けていたのでしょうか、そうするとコクピットのパイロット2名が取り残されたと言うことかもしれません。

 同じ部隊の他の機体は今現在、3000キロも離れた北海道に日米共同訓練に展開していますし、6000キロも離れたオーストラリアへも訓練に飛んでいるようですので、ヘリの時代とは隔世の感があります。

 今回の事故は25名も乗っていて、結構重量もあり、その状態で海上でのホバリング中か、ごく低速飛行での対風状況を読み誤ってのパワーコントロールのミスでの不意の着水ではないでしょうか。

 そうなら後部ドアーも開いていて、パイロット以外は比較的容易に脱出が可能で、最小の人的被害で済んだことも理解できます。

 昨日のS-97もオスプレイも従来のヘリコプターに比較すると、ホバリングなどヘリモードでの性能が低く、操縦もかなり難しいので、夜間などはさらに確実、適切な操縦操作が一歩間違うといきなり落とされると言うことになりかねません。

 残った2名も無事に発見救出されることを祈るばかりです。

 その後の情報では空母に着艦しようとした際に起きたとのことですので、やはり低速飛行かホバリング状態での事故のようです。

 事故の時間も午後4時ころと言うことで夜間ではなかったようです。

 空母への着陸は空母が巡航していると向かい風があってパワーが少なく着陸できますが、停泊している場合は完全なホバリングになり、重量が重いと難しくなります。

 さらに停泊中の空母への着陸は屋上へリポートと同じで構築物上への着陸となり、地上に着陸するより一段と難易度が上がりますので、巡航中の空母の時より2段階くらい難しい操作となります。

 アメリカ国内では停泊中の空母に着陸する時に事故を起こしています。
 

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はじめまして。
石川県もある程度決まったようです。

ttp://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20170729/CK2017072902000053.html 削除

2017/8/6(日) 午前 8:33 [ るるる ] 返信する

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