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段ボール肉まん事件、TV局元職員に懲役1年スピード判決
8月13日13時8分配信 読売新聞
【北京=牧野田亨】新華社電によると、北京テレビが7月、段ボール紙を混ぜた肉まんが販売されているとの「やらせ報道」を行った問題で、北京市第2中級人民法院(日本の地裁に相当)は12日、「虚偽報道で食品業界の特定商品の信用が損なわれた」として、同局の元男性臨時職員(28)に懲役1年、罰金1000元(1元は約15円)の判決を言い渡した。
問題発覚から1か月足らずでのスピード判決で、肉まんの安全性を改めて強調するとともに、行き過ぎた報道には厳しく対処する当局の姿勢を示す狙いがあるとみられる。元臨時職員は法廷で、やらせを認め、「すみませんでした」と謝罪したという。
判決によると、元臨時職員は6月、北京市内で肉まんなどを製造していた業者に、「犬のえさにする」と偽って段ボール紙や豚肉などを渡し、肉まんにするよう依頼。製造過程を隠し撮りし、7月8日の番組で「段ボール肉まん」が本当に販売されているかのように報道した。
世間を騒がした「ダンボール肉まん事件」は捏造をしたテレビ局の臨時職員の判決が出たと言う。懲役1年、罰金が1000元という内容だ。
果たして、この判決が軽いのか重いのか分からないが社会に影響を与えた事件だったので、中国政府としても早めの決着を付けたかったのは事実であろう。
日本では、未だにこの「ダンボール肉まん事件」があったと信じて疑わない人たちがいる。たしかに、中国の中で不衛生な食品があるのは事実であるが、今回の「事件」はテレビ局のアルバイト社員による捏造以外の何者でもないであろう。
第一に豚肉エキス、脂身4割、ダンボール6割の肉まんなんか食べれるわけがない。実際に日本のテレビ局や金万福さんが作ってみたが食べれるものではなかったと言う。
捏造のテレビ放送では殆どの人が食べて分からないということを言っていたにもかかわらず、潜入取材した記者が「このゴツゴツしたものは何ですか」などと言っているし、殆どの人が分からないはずが記者には分かるのかと疑問が残るし、隠し撮り風の映像にも関わらずダンボールが入っている青い桶をわざとカメラに向けるように見せている。
また、潜入取材にもかかわらず店の店員にインタビューできている点も変だ。しかも、そこは「肉まん工場」であるにもかかわらず潜入取材した記者がそこで発売された「肉まん」を食べてカメラに向けて半分食べた残りの「肉まん」を映している。
この点に関して日本のテレビ局の取材陣は近所の住民の話として、そこで「肉まん製造工場」も無ければ、「肉まん販売店」も無いと証言している。
このような状況から考えると今回の事件は捏造であると断言できると思う。日本のマスコミ、ワイドショーのコメンテーターは反中国の気持ちなのか、捏造報道を垂れ流ししたことを反省することが恥ずかしいのかは分からないが何の検証もせずに「ダンボール肉まん」は絶対あったはずだと言うのはこれこそ究極の歪曲報道そのものである。
今回の事件はヤラセだとしても「ダンボール肉まん」はあったに違いないとするのは中国社会の中にある一種の風説、流言、うわさ、所謂「都市伝説」の一つを信じているに過ぎないのであろう。
例えば、日本でミートボール事件で肉の偽造があって他にもきっとあるに違いないと考える人もいるだろう。
日本では殆どの人がミートボール事件以外にあることはあるが全部がやっているとは考えていないであろう。
要するに偽装はあるが日本中の肉がすべて偽装であるということは誰も思っていない。それは日本では日本人が情報を得ているからである。
そこで、中国のテレビでこのミートボール事件で偽装があったから日本の食品が危険だという放送をしたらどうなるであろうか、また、日本の食品に何か違反が出てそのたびごとに中国のテレビで繰り返し放送したらどうなるであろうか、中国人にすれば日本の情報は日本にいる日本人ほど詳しくないのですごく日本の食品が危険と感じるであろう。
勿論、中国のテレビ局は中国政府の管理下にあるし、日本のテレビ局のような下品な国際関係を無視した報道はしないであろう。
日本のテレビ局が中国の「都市伝説」、真贋鑑定不能な情報を繰り返し放送するのは全く下品で国際関係を無視した捏造報道そのものである。
こういう噂話、風説、流言はテレビで流すものではなくて個人の中で友達や家族とするのは仕方ないとしてもテレビ局で流すと言うのは犯罪行為そのものである。実際にこのような日本の虚偽、歪曲、扇動報道によって「中国食品は絶対危険だから食べない」などと国民に誤った認識を与えているのである。
今回の「ダンボール肉まん」事件は捏造だったのだから、日本のマスコミは真摯に捏造報道を垂れ流した責任を認めて謝罪し反省すべきである。
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