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【トレンド】赤坂に誕生する新しい街 akasaka Sacas(赤坂サカス)
2月1日16時5分配信 nikkei TRENDYnet
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080201-00000018-nkbp_tren-ent
赤坂サカスとは、TBS放送センター(既存棟)と、「赤坂五丁目TBS開発計画」をあわせたエリアの総称。2008年1月31日にその一部が竣工したばかりの赤坂サカスに行ってきたので、その中身をいち早くレポートする。
そもそもこの大規模再開発、東京放送が所有する約1万6000坪のうち、TBS放送センター6000坪以外の残り1万坪を、総額770億円をかけ、東京放送と同社からプロジェクトマネジメント業務を受託している三井不動産株式会社が「赤坂五丁目TBS開発計画」として、推進してきたものだ。ここに今回、地上39階、地下3階、高さ約180mのランドマークとなるオフィス・商業棟「赤坂Bizタワー」がオープンした。
といっても、商業施設のオープンは3月。今回公開されたのは、1月31日に竣工した、「赤坂Bizタワー」「赤坂BLITZ」「赤坂ACTシアター」「Akasaka The Residence」のうちのオフィス棟の「赤坂Bizタワー」、賃貸住宅棟の「Akasaka The Residence」のみだ。
既に博報堂DY、東京エレクトロン、毎日放送などの入居が決まっている「赤坂Bizタワー」は、4階から38階がオフィスフロア。エレベーターに乗るとあっという間に38階に到着。三井不動産の説明では、1フロアー2836平方メートルの無柱空間はオフィスビルでも最大級の広さらしい。と聞かされても、何もないオフィスはがらんとしていて殺風景だ。だが、眺望は素晴らしい。溜池山王方面に広がる窓からは、国会議事堂、皇居を日下ろせる。しかし、残念ながらここでの撮影は禁止されていたため写真ではお見せできない。
地下鉄赤坂駅直結のアクセスのよさ
このオフィス棟、スカイビューラウンジも設けられている。ここは六本木方面を向いており、ミッドタウン、六本木ヒルズ、遠くには台場まで見渡せる。残念ながら東京タワーは、ビル群の上にちょこんと頭が見えるだけだった。
このオフィスビルが便利なのは地下鉄からのアクセスのよさだ。長らく工事が続き、シャッターが下ろされていた東京メトロ「赤坂駅」の3番出口が、2月1日から開通。赤坂Bizタワーの地下2階の「ウェルカムホールに直結する。
その3番出口を出ると目に飛び込んでくるのが、エスカレーター脇の壁面いっぱいに描かれた陶板焼きの桜と銀杏の絵。世界に名だたる日本画家・千住博画伯が満開の春の桜、夏の天の川、秋の大銀杏、冬の流れ星を描いた『四季樹木図』だ。
赤坂サカスの名には、「桜を咲かす」の意味も込められており、実際、敷地内には、約100本の様々な桜が植えられている。3月上旬に開花する河津桜に始まり、寒緋桜、山桜と順番を競うように咲き始め、5月上旬まで11種類の桜を楽しむことができる。エリアの中心ともいえる「赤坂BLITZ」横には、樹齢100年ともいわれる大きなエドヒガン系ベニシダレザクラが植えられている。三春桜と名づけられたこの桜は、日本の三大桜の一つとされる国の天然記念物、福島県三春町の滝桜の子孫樹。ちなみに千住博画伯の『四季樹木図』に描かれている桜が滝桜なのだそうだ。
続いて寒空の下、敷地内の坂道を登って賃貸住宅棟へ向かった。植樹された桜の樹を眺めつつだが、まだ花は咲いていない。3月20日の施設オープン時には、新しい桜の名所になっているに違いない。今年の花見の最新トレンドは、間違いなく、ここ赤坂サカスだろう。
TBSのすぐ隣の賃貸住宅棟
都心生活を満喫できる「Akasaka The Residence」は、TBSに隣接する総戸数133戸の賃貸住宅棟。といっても普通の賃貸マンションとはひと味違う。コンシェルジュサービスや居住者専用のフィットネスジム、車をエントランスまで乗り付ければ駐車場まで24時間出し入れしてくれるバレーサービスもある。入居すればホテルライフが待っているわけだ。
さらに最上階の21階には、居住者のみが予約制で貸切利用できる約70平方メートルの有料スカイラウンジがある。30〜40人で利用できるので、ケータリングで食べ物を用意すれば、セレブなパーティーを開けるわけだ。気になる家賃は約67平方メートル、1LDKで37万円〜、約90平方メートル、2LDKで60万円。外資系企業勤務者や会社経営者のシングルやディンクスなどをターゲットに見据えているようだ。
今回、見学できたのは、ここまでだが、今後、「赤坂Bizタワー」の地下3階から地上3階までは、商業施設「赤坂Bizタワー SHOP&DINING」が、3月6日にオープンする予定。飲食店を中心に、地元赤坂の老舗店舗をはじめ、新業態など46店舗が集積する商業空間となる。
さらに3月20日のグランドオープン時には、「赤坂ACTシアター」「赤坂BLITZ」の2つの劇場、TBSの番組収録、イベント開催に使われる「Sacas広場」もオープン。エンターテインメント性、創造性溢れる赤坂の新名所となりそうだ。
「赤坂ACTシアター」は、ミュージカルから歌舞伎まで幅広いジャンルの舞台作品を上演する収容人数1324席の劇場。こけらおとしに、3月14日のプレミアムオープニングから熊川哲也Kバレエカンパニーの新作バレエ「ベートーヴェン第九」が上演される。5月には赤坂踊り。9月には歌舞伎の中村勘三郎の特別公演。11月から12月には中島みゆきの『夜会』など、ミュージカルや演劇、ダンスまで、若い方から高齢の方まで楽しめるイベントが目白押しとなっている。
並立する音楽エンタテイメントの発信基地「赤坂BLITZ」は、収容人数約1400人の伝説のライブハウス。こちらでは、若者の絶大な支持を得ているラップミュージシャンKREVAが、3月20日、21日に「akasaka Sacas(赤坂サカス)」のグランドオープンに合わせ、スペシャルライブを行う予定だ。
(文/上田純子)
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