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昼食後は、再びユジノサハリンスクへの戻りだ。雨は相変わらず降り続いている。
帰りの車窓からも、旧王子製紙工場の廃墟が見られた(写真)。往きの時と反対側の車窓からの眺めなので、もう1つあったことになる。 ☆州立郷土博物館へ
まず最初にバスで乗り付けたのは、日本統治時代の懐かしい建物がいまだに現役として使われているサハリン州立郷土博物館である(写真)。 この博物館見学記は、まだ記憶も新しい帰国直後の1年前にすでに主なトピックスとして述べているので、ここでは補遺に留める(18年7月31日付日記:「樺太紀行(11);有料だけれど展示物の撮影は自由;早朝の博物館敷地に潜入してソ連時代の遺物など野外展示を観る」、18年7月29日付日記:「樺太紀行(10);日本に国境線があった時、郷土博物館で展示されていた北緯50度の国境に置かれた標石」、18年7月28日付日記:「樺太紀行(9);トナカイを飼っていた自然民族=ウィルタ、そしてニヴフ;オオカミウオのど迫力」、18年7月27日付日記:「樺太紀行(8);雨の一日、郷土博物館の動物剥製は迫力;1世紀前、南樺太にもオオカミがいた」を参照)。 この建物は、江戸時代の城のような威風を誇る。日本建築が、取り壊されずに現在まで残されていることはサハリン州当局に感謝、である。 ☆カワウソ、ライチョウの剥製に目
上掲の日記にも書いたが、展示物の説明プレートは、ほぼすべてロシア語のみ、である。英語が併記されていない。だから現地ガイドのバレンティンさんの説明以外、僕らはすべて推測するしかない。 しかし説明抜きでも、分かる展示物は多い。サハリンの動物で、ユーラシアカワウソ(下の写真の上)とカラフトライチョウ(下の写真の下)は、それと分かる。 ユーラシアカワウソは、絶滅したニホンカワウソの別亜種なので、まだサハリンにたくさん生息しているのなら、雌雄一つがいを北海道の清流の川辺に放して欲しい、と思うくらいだ。バレンティンさんからも説明はなかったので、サハリンにどの程度生息しているのか分からない。 ☆やはり人気はヒグマとオオカミ
カラフトライチョウは、日本の北アルプスにいるライチョウと別亜種で、元はサハリンから北海道を経て、日本に渡来してきたものである。氷河期も、津軽海峡は陸続きになっていないが、「細い大河」状であったはずで、その程度なら飛ぶのが下手なライチョウでも本州に渡って来られた。 動物展示は、分かりやすいので、僕らの一行には人気であった。ただそれは、主として大迫力のヒグマとタイリクオオカミに向けられていたが(写真=ヒグマとタイリクオオカミの剥製)。 昨年の今日の日記:「木曽駒ヶ岳登頂記(8):乗越浄土、中岳を経て、とうとう木曽駒ヶ岳の山頂に到達」
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