親が死ぬ ということ

末期がんと言われた父との闘病記。

介護

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在宅介護

父、入院から2か月2週間たちました。
連絡がなくなってからは、4日たちました。

1日3分の”いつもの”テレビ電話がかかってこない。
メールもこない。
電話しても、出ない。

そんな父の日々の様子を伝えてくれるのは母の役目。

「仕事をやめて実家に帰ろうか」と私が悩んでいたら
20年前離婚して、今は父とは違う男性と生活している母が
「私が面倒みます」とまさかの復帰(?)を果たしてくれた。

1日2回、昼と夜に父のもとを訪れてくれている。

今日は「つかれたのか、夕食後に寝てしまった」らしく
テレビ電話をあとでしようかと伝えてもらうと
「テレビ電話で顔を見る元気ない」とのこと。

ごはんの時以外、ずーっと父は目をつぶっている。
目をあけることも疲れるということなのか。。。

このままいったら
スヤ〜と昏睡状態とかになるんじゃないの? という
けっこうなドキドキ感。

父のことも心配だけれど
自宅でヘルパーさんが来てるとき以外はひとりで過ごしている
祖母93歳のことも心配。

大丈夫かなーと思っていたら
「○○(父)にあずけてた貯金をばあちゃんの口座に全部うつして」と
父が死んだ場合にそなえるという
しっかりぶり……

口座間のお金の移動は母がやってくれたのですが
銀行に行くひまがなくてATMをつかって
連日お金を移動したものだから(1日50万円までしか移動できいないんですよね)
銀行から「振り込め詐欺にあってませんか!?」と
確認の電話がかかってきた、と
蚊をはらうかのように顔の前で手をひらひら。
「違うっていっても何回もたしかめてくる」

先日実家に帰省した時は
「地代金とか生協とか電気代の支払い、お父さんが死…」と
これから先の不安について言いかけたので
「大丈夫だから、ちゃんと私がどうにかするから、今はやめよう」と言ったら
さすがのおばあちゃんも「ん」と口をつぐんでくれた。

おばあちゃんの心配もよくわかるから
それもフォローしてあげたいけど
でもまだそんなこと話したくない。

しかし、どんな気持ちなんだろう。
ちなみにもうひとりの息子にも先立たれている祖母は
おじさんの遺影をあごでさしながら
「あいつはほんっとダメな息子で、死ねって思ってたら死んじまった」とけろり。
なんなんだあの強さは。


まーーーーーーーったく想像つかないわー、と
娘のほっぺをもちゃもちゃさわって癒される夜。

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お父さんの強さ

余命が7か月と告げられて以来、カウントダウンするみたいで
いやになって、ブログを書かなくなりました。

あれから4か月。

もし余命宣告が当ってれば、あと3か月です。
笑えるほど短い日にち。

だけど、お父さんはずっとずっと強かったです。
周りの心配もお医者さんの見立ても
すっとばして、半年前よりももしかしたら元気かもしれない。

一度は歩けなくなりました。
手術もしました。
年があけて、ものすごく高額な薬の投薬をして、
それも効果があったのかなかったのか
わからないまま終わりました。
そして退院しました。

次にできる、お父さんに残された治療は

なにもしない、
前につかっていた注射の種類を変える

たったこれだけ。

「なにもしない、ってすごく深いよな」
ある意味突き放されたってことだよね、と
お父さんは言ってました。ものすごく冷静に。

「正直、気休めだと思うけど、注射、やってもらうわ」
ということで、今は週に2度通院しながら
治療を続けています。

いっぱいいっぱい悲観的になったけど、
お父さんはびっくりするくらい強く、頑張ってます。

半年前、もうモルヒネを使って当然な段階です、と
言われて、絶対いやだ、と拒否したお父さん。
もしあの時にモルヒネ使ってたら、
もっともっと体力がなくなって、悪くなってたかもしれない。
強い痛みに耐えて耐えて、
なぜか今は痛みが消えました。
不思議なことって、起こるときは起こります。

私のおなかの中には赤ちゃんができました。
それを教えたとき、父は喜ぶどころか泣いてました。
「もっと元気だったら良かったのに。抱いてやれないのが悲しい」って。
それを聞いて涙がとまんなくなりました。

でもその1週間後、
「お医者さんに3キロのものを持ってもいいか聞いたら、
いいって言ってた。安心した」ってメールが来ました。
「でも5キロはだめだって」と残念そうだったけど、
ぜったいもっと生きられる。と思いました。

毎日おなかの子と一緒に
実家に行くことを想像してます。
神頼みじゃなくて、赤ちゃんだのみ。
あんたがいちばん元気づけてあげられるんだよ、って。
妊婦にはすごい力があるらしいから、
一緒に力を貸しに行こう、って。

まだ大丈夫。
これからも力つきたりなんかしない。

コメントくださった方、読んでくださった方、
ありがとうございました。

やっぱりカウントダウンみたくなったり
泣きながらブログ書くのはつらいので、
ここでしばらく書くのをやめます。

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入院、緊急手術

1週間前 親戚から
「お父さんが朝 部屋の中で動けなくなって
救急車で病院に運ばれて入院するから」と連絡が。

第1胸椎の癌が大きくなってきたことで
徐々に下半身に麻痺が出て来ていたのだけど
いきなり来た! という感じ…

「命にどうこうってわけじゃないから、
今回は様子見てから帰って来なさい」と言われ
そわそわ1日を過ごし、翌朝
「お父さん、今手術しないと間に合わないから
手術するから帰って来なさい!」と
ふたたび親戚から電話が。

どういう展開かさっぱりわからないまま
飛行機にのって北海道へ。

そもそも、場所的に手術は無理、と言われていたのに、
危険をおかしてでもすぐに腫瘍をとらないと
脚だけではなく、内蔵に麻痺が及ぶ危険があったらしく、
緊急手術になったのだとか…。
なんだか腑に落ちない言い回しはたくさんあったものの
あっという間に麻酔をかけられ
手術室に消えていく父。。

「手術やったところで意味ないかもしれないし、
間に合わないかもしれないけど、
でも今やっとかないとやばいからやるね!」

大雑把に言うとこんな感じの解説をされ
ふだんは治療方針を調べ上げ、
かなり考えこむタイプの母も
「あんなふうに言われたら、任せるしかないわ」と
あきらめ顔。

無事 手術は終わり、動かなくなっていた脚も
ぴくぴくと動きを取り戻しました。
一安心・・・したのもつかの間

今日になって
余命は7か月と言われました、
という母からのしらせが携帯にはいりました。

しかも「東京タワー」を観ている最中に。
性別も見た目も状況も何もかも違う
大泉洋が自分にみえて
痛々しかった。痛々しいよあんなの

家族との距離

連休をつかって帰省。
今回は飛行機が揺れなかったので一安心。

家についたら、父が灰色の顔でお出迎え。
でも、1か月前に見たときよりも
ずいぶんふっくらした感じ!
再発以来、どんどん体重が減っていたので、
太ってくれると、いい兆候な気がしてうれしい。

顔色が悪い原因は、またしても便秘…。
便秘がちな女性に言うと「は?」という顔をされる、と
本人も言っていましたが、たった1日便秘になっただけで
一気に神経がまいってしまうらしい。
何しろ生まれて50数年、
毎日同じ時間にきっちり排便していた父にしてみれば
「もう、死にたいくらい気持ちわるい」そうで…。

アローゼンという下剤を
http://health.yahoo.co.jp/medicine/2/2359102X1021/
処方されたものの、副作用が怖くて使いたくない、とのこと。

鬱っけ+小心者な父にはちょっと叱るくらいが
ちょうどいいようなので
「便秘に悩むOLさんたちにバカにされるよ!」と
アローゼンを飲ませることに。
で、無事排便。

腫瘍部分の痛みを抑える薬としては
今現在、ロキソニンしか使っていないので、
便秘の原因は薬の副作用ではないみたい。
じゃあなんでか、と言うと
下半身に力が入れらなくなったから…。
なんだか下半身が自分のものじゃないみたく
ふわふわした感覚なんだと。

胸椎の腫瘍が大きくなって→麻痺…その
予兆かもしれませんね、というお医者さんの見立てに
父とふたり、最低だね、と言い合いながらぶらりと街なかを散歩。
その間も、右に左によろりよろりと歩く父を見ていたら
なんだか、なんていうんだか、ほんとに言葉が出なくなりました。
「見てらんないね」と言うと
「ほんとに、情けないわ」と父も苦笑い。
お医者さんの「最悪、歩けなくなることを想定した
長期プランを次回話し合いましょう」という言葉を思い出すと
頭の芯がじわーと熱くなる。なんだろうこの感覚、
すごい勢いで脳細胞が死滅してそう…。歩けなくなるってなによ!

散歩中、しきりに
「ああ、娘といるって幸せだなぁ」を繰り返す父。
家族がいるって幸せだなぁ、と。
こういう言葉を聞くと、
家族と遠く離れて暮らさなくちゃいけないほど
なにか世の中に対して、誰かに対して、
素晴らしいことをしているんだろうか、とか思ってしまう。
東京にいる意味って何かな、とか
自分の楽しみのためだけなのかな、とか…。

どう身動きしていいかわかんなくなる。

底力

癌と闘う底力みたいなものがわいてくるようになります…
とコメントしてくれた方が以前いたのですが、ほんとですね。

MSコンチンを数回服用して、そんなに効果がなくて
私と母でがっかりしていたんですが、
父は、もっと強い薬を欲しがるんじゃなくて、
もともと飲んでいた薬に戻すことにしたよ、とメールが。

以前、母親は「私ならもっと強い薬を出してもらう」と
言っていたんですが、性格の違いが
はっきりわかる選択の仕方で…

でも気持ち的に、強い薬を飲んでいるよりも
弱い薬を飲んでいるほうが、病状は悪くないように
感じて、ふと気が抜ける…

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