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  生まれて初めて通る道を走る感動と興奮
 私には以前から変なこだわりがあった。それは通りすがりに一度も通ったことがない脇道を見ると異常なほどの好奇心を覚え、仕舞いにはいつか通らないと気が済まなくなるという性癖であった。
 
 幸いにも、きょうはそんなどうしようもないもの好きな考えを叶える日となった。ここは以前に車で通った時に見かけた歩行者専用の路地である。ここはバイクは通れないので押して歩くことにする。
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バイクを押そうとしたところ、後方に神社があるのを発見!これは嬉しい誤算である。
しかも旧道っぽい。これはもう行くしかない!
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航空写真で本日の走行ルートを確認して頂きたい。鳥居マークが現在地の小田原神明宮である。この辺りは仙台中心部からは北東の方角に当たる。
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こじんまりとした神社だがなにか由緒がありそうな趣だった。
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神明社窯跡、なんと奈良時代後期から平安時代初期にかけての遺跡であった。仙台は伊達政宗の藩政時代に急速な発展を遂げたのでこの時代はなにもなかったと言ってもいい時代である。これは本当に驚嘆に値し軽い興奮さえ覚えた。
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 隣家のかたに聞いたところ、この辺の斜面一帯が窯跡で既に発掘調査が行われたとのことであった。私はここでいにしえ人のロマンに浸るべく少しだけ古代人になってみることにした。
 
 畿内から遠く離れたこの地は古来、越(新潟)や会津とも通じていた。おそらくここは東街道にも近く、小高い丘で建物がほとんどなかったこの時代なら仙台平野を遠くまで見渡せる場所だったはずである。或いは往時の権力者の墓だった遠見塚古墳も見渡せたのかもしれない。また仙台城建設前の鬱蒼とした青葉山も広瀬川沿いに見えたのではないだろうか?
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そして好奇心を満たすべくその路地を通ってみた。少年たちが早春の陽を浴びて野球をしていた。少年たちは寒くても元気で、その姿を見て思わず私も微笑んでしまった。
※航空写真の○部分にて撮影
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一旦大通りに出てから細い旧道っぽいところに入ってみた。新旧入り乱れた住宅地といった感じである。
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建物などの北側に面した裏通りはこの通り雪が積もっているところもある。いくらブロックタイヤといえどもブレーキ、アクセル操作は要注意;
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ここからのセクションはナビを見て頂きたい。
※□:公園、○河川敷遊歩道
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次にやってきたのは住宅地にある公園である。
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桜の木、開花はまだまだ先であるが、東仙台の駅も近いので花見の隠れスポットと言えるのかも知れない。
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小高くなった場所からさっき走った辺りを見渡してみた。小川が流れている。
川の名前はわからないが位置からいってどうやら梅田川の支流のようである。
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河畔に遊歩道らしきものがあったので降りて行って歩いてみることにする。
日が当たらない道はやはり雪融けしていない。
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小鳥を写真に納めようとしたところ、面白い光景を見かけた。氷の上を歩く小鳥である。目方が軽いので彼にしてみれば当然のことなのだろうが、私の目にはとても面白く新鮮に映った。
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閉店した文房具店、営業中の酒店、この辺は裏通りといった感じで、表通りから隔離されたような雰囲気を感じた。道路の整備によって車の動線が変わったからなのか?それでも閑静な住宅地として考えれば住みよいという考えもあるのかも知れない。
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最後にこの日一番印象に残った店を紹介する。「奉仕食堂」である。今は残念ながら営業していない。おそらく昭和のころに繁盛したのだろう。開いていればもちろん入るのだが(笑)
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仙台もやや雪融けし、寒さの中にも少しだけの早春を感じたきょうの散策であった。

  • 何十年と同じところに住んでいても普段は同じ道しか通らないものですよね。
    何も考えず流されてると好奇心も薄れあっという間に時が経つものですが、
    ミックさんのように何かしらこだわりを持ってると流されてる人よりも記憶に残ることが多くなる分、「あっという間」という感じではなくなるのかも知れませんね?
    私も今年があっという間に終わらないようにしたいです。

    gt_yosshy

    2013/2/9(土) 午後 6:03

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    nice

    [ iks*28*2z*5z*8 ]

    2013/2/9(土) 午後 6:06

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    ミックさん 走ってますねえ 僕も風が弱かったら近隣を走ろうか...
    なんて思っていましたけど、オフ車だったら雪の中つっこみたいですよねえ。 多分ミックさんはバイク乗ってるなと思ってました(笑

    [ とっちゃん ]

    2013/2/9(土) 午後 6:26

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    バイクだから行けるのですね! それにしてもミックさんは探索が好き、その気持ち分かりますよ。 小生は車もバイクにも乗れませんが、知らないところをウロウロするのが好きでした。
    今日もご案内頂き有難うございました!

    [ 行雲流水 ]

    2013/2/9(土) 午後 6:30

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  • こんばんは。
    通った事の無い道を通ってみたい、そんな気持ち分かります。身近に有りながら、一生通らない道があるのに、旅行で出かけた外国では通る道もある。なんとも不思議ですし、勿体ない気分になります。
    窯跡、すごいですね。仙台に平安時代に窯があったのは驚きです。幻の焼き物ですね。

    [ ひがにゃん ]

    2013/2/9(土) 午後 9:40

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  • 一度も通ったことがない脇道を通りたい、という気持はわかるような
    気がします。探究心に火がつきまますね('∀`)
    そこから見える色々な新しい発見に出会った時は感動しますね!
    私は氷の上を歩く鳥の姿がとても可愛らしくてキュンときました♪
    こんな雪が残る場所でもバイクで行く事に驚きました。

    joeyrock

    2013/2/9(土) 午後 9:40

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    なかなかマイナーな小道を散策されていますね!!サスガです
    案内は政宗公が岩切城を攻めた時にココに住む民に案内され勝利したとか!? 東街道散策もしてみたくなりました

    M.ROSSO

    2013/2/10(日) 午前 4:51

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    おはようございます。

    昨日は温泉に浸かり温まってきました!
    今日も晴天で心も和みますね〜

    ミックさんの行動力には感心します。

    と、先日、よく行く柏木?界隈を歩いていて「この道は何処に続くの?」と以前から気になっていた道を歩いてみました。
    小径ですがアオイや南天が沢山あり何となく惹かれる道でした。どんどん歩いていくと…
    大きくて古風な民家に到着しました。そこで行き止まりでした。
    このお宅への通路だったようなんですが…長いのなんのって!(^▽^;) でもワクワクで楽しいプチ探検でした!

    だからミックさんは、もっとワクワクと思考過程をフル稼働させて探索されているんでしょうね〜

    頼もしいバイクのお伴もナイスです!

    ミント

    2013/2/10(日) 午前 11:09

    返信する
  • gt_yosshyさん、大変哲学的なコメントを頂きました。
    この世に生を受けて通る道、通らない道、そして出会う人出会わない人…、このことに私は運命を感ずるのです。
    しかしながら一方でこのような通りすがりの道を意識的に通るということは或る程度は意図的に運命が変えられるということも意味すると思います。
    もちろんこれは道だけでなく人との出会いもです。
    私は脇道だけでなく、人との出会いにも同じような感覚を持って【人生という名の大海】に臨んでおります。

    横町利郎

    2013/2/10(日) 午後 5:11

    返信する
  • とっちゃん、気軽に乗れて路面コンディションを選ばない。
    オフ車ならではの楽しみとはこんな感じでないでしょうか?
    融雪剤、アイスバーン、まだまだ路面ミューが低いのでKRの出番はきませんがシェルパなら敷居は低くライダーの感性に優しく合わせてくれる。そんなところがいいですね。

    横町利郎

    2013/2/10(日) 午後 5:17

    返信する
  • 行雲流水さん、バイクは細い道は或る程度入れても、歩行者専用道路で降りなければいけません。
    そこでバイクを止めて徒歩で散策しますが、またバイクのある場所に戻らなければなりません。
    散策だけを考えるならもちろん徒歩にはかないません。
    今後はバイクでも無理なところは電車、バスと徒歩の組み合わせでチャレンジしたいと思っております。
    皆さんの期待を裏切らないように精力的にフットワークを使いたいと思っていますので、今後とも冒険に挑む本ブログを宜しくお願い致します

    横町利郎

    2013/2/10(日) 午後 5:43

    返信する
  • ひがにゃんさん、ここでひがにゃんさんと出会ったことを道に例えましょう。
    通りすがりにある道を見かけた時に通ってみたくなる道、実はそれがひがにゃんさんのブログでした。
    これはけして理屈でなく第六感なのかも知れません。
    道も人との出会いも第六感を大切にしたいと思います。

    仙台で奈良時代、平安時代の遺跡に触れるのは道を除くと非常に少なくなります。
    それだけに昨日は非常に驚きました。

    横町利郎

    2013/2/10(日) 午後 5:48

    返信する
  • joeyrockさん、道を急いで走れば脇道が見えなくなります。
    私はこのことに危惧を感じるのです。
    従って最近はゆっくり走ることにしています。
    人との出会いも素晴らしい風景による感動も全ては人生を或いは道をゆっくりと歩むことからもたらされることなのではないでしょうか?
    昨日はそれに感謝しました。このスタンスはこれからもずっと貫いて参りたいと思っております。

    氷の上の鳥には私もかなりキュンときました(笑)
    彼のこの行動だけでエッセイが作れそうです。

    横町利郎

    2013/2/10(日) 午後 5:55

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  • ロッソさん、この地が政宗公にゆかりのある土地とは驚きました!
    さすがによく研究されていますね。
    いい情報をお寄せ頂き感謝しております。
    この史跡と東街道の接点は図書館で文献を調べたいところですね。

    横町利郎

    2013/2/10(日) 午後 6:00

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  • ミントさん、柏木辺りは私も歴史を求めて歩く場所です。
    そんな場所があったのですね。
    まだまだ近場にも穴場がいっぱいありますね。
    私は最近良覚院丁の日本庭園、茶室にもチャレンジしたいと思っています。
    街中を歩く時はアンテナをフルに回転させたいところですね。
    ミントさんのブログの情報に今後も期待しております。

    ナイスを頂きありがとうございます。

    横町利郎

    2013/2/10(日) 午後 6:08

    返信する

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