愛国心とは何か

歴史を辿ります。パソコン不調につき、しばらくメモに使います。

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「そんな軽装でどこ行くの?」

***

私が35キロ(160センチ)を切った時点で、母が精神科医に往診の依頼をした。

白衣を着て、薄笑いを浮かべた医者がずかずかと乗り込んできた。

私は危険を感じて、最小限の荷物を揃えて、出て行こうとした。

その瞬間、母と彼が私に飛び掛ってきた。
羽交い絞めにして、手足を押さえ、デポ剤を一本。

「まだだめだね。もう一本行きますか」
・・・そして、二本目。

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私はそのまま床に寝たきり・・・必死で抵抗しようとしても動けなかった。

その後はあまりよく憶えていない。
気づいたら、国立の、病院の、鍵のかかる病棟の一室にいて、他の入院患者さんたちが、ベッドの周りに集まっていた。
 
 
裸の写真を何枚も撮られた。

そして、医者と母がしばらく話し合ったのち、手術が行われた。

太ももの付け根に、尿カテーテルと、高カロリー輸液が縫い付けられ、手足はベッドに固く縛り付けられた。
 
一本4000kcalの高カロリー輸液を一日あたり三本、24時間、二週間、外されることはなかった。
 
 
この体験を”仲間”に語って、共感してくれる人はわずかしかいなかった。
 
そういう仲間は、先に逝ってしまった・・・
 
 
***
あれから25年の月日が経った今・・・

お風呂であの傷を目にするたびに、私は夜中に「助けて」!と叫んでしまう。 自分の声で飛び起きる。 

その後は眠れない。 

私がびっくりしておきるくらいだから、周りの人にも聞こえている。

隣の部屋の女性が、何度か、心配して部屋を訪ねてきた。

私は、何も答えられない。

悪いことをしているような気がする。
 
いつも、罪悪感がある。
 
生まれてきてごめんね、生きていて、ごめんね・・・
 
そんな言葉が頭の中を堂々巡り。
 
どうすることもできない。

生きていくのがつらすぎる。

***

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誰か、たすけて・・・

***

あの男は、「摂食障害の第一人者」として大手を振って歩いている。
絶対に許せない。

母は、許せないけど、許してしまう。
悲しい娘の運命・・・

父も、母も、姉も、精神的な問題を抱えていたのだろう。

もちろん、あの医者も・・・

転載元転載元: 心機一転


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