愛国心とは何か

歴史を辿ります。パソコン不調につき、しばらくメモに使います。

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■低体重(体重減少)

 まず、神経性無食欲症では体重減少がみられるのが特徴です。

標準体重が求められた理由は、それくらいの体重がもっとも死亡率が低いことが確認されているからです。

しかし、若い女性の患者さんに標準体重の話をしてもなかなか理解が得られないのが現状です。

実際に10代の女性の平均体重をみても標準体重より少ないのが現状です。

標準体重より15%痩せるだけで生理が止まったり、いろいろな身体症状や精神症状が出てくることがあります。


さらに30%もマイナスになると、日常生活が困難になります。


標準体重の算出は身長によって定義されます。

一般的な算出方法は〔身長(m)×身長(m)×22=標準体重〕が用いられています。

例えば、身長が155cmであれば、身長をメートル単位に直して計算します。1.55m×1.55m×22=52.86が標準体重となります。

厚生労働省の基準に従えば42.29kg以下が、一方DSM-Ⅳの15%の基準に添えば44.93kg以下の体重になったとき摂食障害と判断されます。


厚生労働省の研究班が出した基準では、夏季に標準体重のマイナス40%以下で、冬季にマイナス30%以下で、早期入院治療の必要性があるという指針を出しています。


■むくみ(浮腫)

むくみも摂食障害ではよく見られる特徴的な症状です。

むくみは体の組織に水が溜まった状態ですが、神経性無食欲症で見られるむくみの原因は低アルブミン(たんぱく)血症、つまり栄養失調によるものです。

体重が著しく減少すると、腎臓の機能が低下してむくみの原因となります。

むくみは、食事の摂取量が急激に増えた場合にも見られますが、これは一過性のものです。

通常のむくみは利尿剤を使って水分を排泄すれば治りますが、神経性無食欲症によるむくみは低アルブミン血症が原因なので、利尿剤を使って見かけだけむくみを取ろうとすると、それが習慣になり、低カリウム血症になる恐れがあります。

したがって、神経性無食欲症の場合は、原則的に利尿剤は服用しない方がよいでしょう。 


■腹部膨満

 腹部膨満もよくある症状です。

これは、消化管の機能が低下していて、胃にある食べ物が十二指腸に行くまでにかなり時間がかかるためです。

当然便秘にもなりやすくなります。また食後に激しい痛みを訴えることがありますが、これは内臓のまわりの脂肪までが落ちてしまった結果として、食後に膨張した胃や十二指腸が周辺の血管を圧迫するために生じるものです。

摂食障害の人は、食べたものは全部出してスッキリさせたいという心理的な欲求が強いために、お腹が張ると下剤を使用することが多くなります。

しかし、下剤を使ったからといって、食べたものが全部排泄されるという訳ではありません。

実際には、多量の下剤を飲んでも、摂取したカロリーの12%分しか排泄されず、残りの88%は吸収されてしまいます。 



■皮膚の症状


 皮膚は乾燥し、かさかさになります。

顔面や手のひら、足の裏が黄色っぽくなることもありますが、これはカロチンの代謝が悪くなるために起こります。

また髪の毛が抜けることもありますが、これは食事量が減った時期から何カ月か経ってから目立ってくる症状です。

その一方、神経性無食欲症では、顔面や背中にうぶ毛が見られるようになります。


これらは摂食障害を診断するうえで重要なポイントになります。
 
 

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