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風の如く〈3〉 武田 和夫
ある晴れた日に
札幌にもやっとオペラ劇場が誕生しようとしている。北1西1の再開発ビルが楽しみだ。客席数も「キタラ」2008席を上回る2300席だ。モーツァルトもワグナーもヴェルディもプッチーニも、本物を目の前にみることが出来る。
かつて札幌にイタリアの名歌手マリア・カラスとジウゼッペ・デ・ステーファノの2人が厚生年金会館のステージに立ったことがあった。ステファノの名唱は高校の音楽の時間に死ぬほど聞いた。「カタリ・カタリ」には何時(いつ)も涙した。佐々木千秋先生も名唱でした。
マリア・カラスとステーファノの2人はパークホテルに宿泊した。最上階のスウィートルームだった。そういう最上級の客室があることは聞いてはいた。たぶん天文学的な数字だろう。部屋に運びこまれたピアノもベーゼンドルファーインペリアルだったらしい。このピアノはキリスト教の協会でよく見かける。
カラスの名唱ではプッチーニの「蝶々夫人(ちょうちょうふじん)」の中の「ある晴れた日に」が大好きだ。
美しい感傷的なメロディーが好まれ、いろいろな歌手が競って歌っているが、最近はイギリスのサラ・ブライトマンをよく聴いている。天使の歌声の持ち主だから、よくクラシックの歌手と間違えられるが、ポピュラーソングの歌手と私は思っている。ディスコバンド「ホットゴシップ」で歌っていた頃のCDを持っているが、基本的には変わっていない。
日本人は天使の声が好きなのである。だから50年前のスリー・ディグリースの「天使のためいき」がまだ売れている。当然オリジナルメンバーは一人もいない。
再開発ブームがとまらない。北1東1の劇団四季や中央バスターミナルが、後日には消えてゆく。劇団が消滅する訳ではないので、新しい形で再スタートする事だろう。
最後に私の愛聴盤に触れたい。実はこれを書きたかった。棺桶(かんおけ)には必ず入れてほしい愛聴盤はクラシックスファンは持っているものだ。たぶん失笑を買うだろう。まあ、いいかと思う。
チャイコフスキー作曲「ヴァイオリン協奏曲ニ長調」。あまりにも有名な曲なので恥ずかしい。演奏はチョン・キョンファ(ヴァイオリン)。キョンファは、この曲をたびたび録音しているので一枚は迷う。私の愛聴盤はロンドン交響楽団。指揮はアンドレ・プレヴィン(デッカ)。
名盤と評されるのは、デュトワ指揮モントリオール交響楽団(ロンドン)。初めての人は感動のあまり泣き出すこと必至、そんな曲であり、そんな演奏です。
(栗山・フリーライター〉
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