|
長い間、精錬の過程で鉱山から出される「亜硫酸ガス」により、小坂は樹木にとって成育には厳しい地域とされてきました。 ニセアカシア以外は殆んど生育しないとまで、思われていました。 91歳になる母の子供の頃の記憶ですが、ままごとの材料となる雑草が近くに生えていなかった。 それで、わざわざ1時間も掛けて小坂村の方まで雑草を採りに行って、それからままごとをしたそうです。 昭和50年代より亜硫酸ガスの放出は激減し、樹木に生気が蘇えってきました。 こんな、珍しい桜があったのかと人々が気づいたのも、この頃でした。 あの厳しい時代を生き長らえた稀有な桜なのです。 ↓例えば、この元・警察署の脇に植えられていた「ウコンザクラ」 長い間、花付きがあまり良くなかったのでしょう。殆んど気づかれないまま時は流れ、 「ウコンザクラ」と判った時は、警察署から銀行になっていました。 ↓「オオシマザクラ」塩害、酸性土壌に強く丈夫な性質を持っていました。 当時、小坂には(亜硫酸ガスの害)「煙害」という言葉はありましたが、まだ「公害」という言葉は生 まれておりませんでした。よくこのこのような木を探し、見つけたものです。 「オオシマザクラ」は実生で増え、小坂のいたるところで生育しました。 もし小坂が「ニセアカシア」と「オオシマザクラ」に巡り合わなかったら、その植物生態系は今より随分と貧相なものになっていたでしょう。 ↓そして、名前の判らない木ですが、小坂に合う桜をなんとかして探し出そうという思いがあったことを偲ばせる木だと思います。
写真が下手でよく判りませんが、「ヤエノオオシマザクラ」というのが一番近そうです。 「ヤエノオオシマザクラ」http://www.pref.ishikawa.jp/ringyo/sakura/data/jpeg/yaenooosima.jpg でも、変種が多くあり自信はありません。 続きは「うんだべよん」の方で。 |
全体表示
[ リスト ]






ペニーレーンさんの、小坂への思いが分かります。
小坂の「おおしま桜」、見に行きますからね(生きていれば)。
ニセアカシア、夜になると「葉が眠るの」知ってますか?
2008/5/5(月) 午前 4:41 [ harper3777 ]
ハーパーさん、おばんです。「オオシマザクラ」のオオシマと言うのは、伊豆大島のことです。静岡、房総半島あたりには普通にあるみたいですよ。咲きっぷりは子の「ソメイヨシノ」に比べて地味ですよ。
でも、小坂はこの木に随分と、助けられました。
今日、「ニセアカシア」の葉っぱの芽ぶきが確認できました。花が咲くのは一ヶ月後でしょうが、今年は早くなるかも。
「葉が眠る」ことはですね、以前に確かめに行った事があったんですが、小坂では「半とじ」ぐらいでしたね。気温とか湿度が関係してるかも知れません。今年も確かめに行きます。
2008/5/5(月) 午後 7:20