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※ 既に終了した展覧会のリロード・ログです 鈴木勇人(すずき ひろと)さんの初個展に行って来ました。 小学生の頃から、毎日の様に建設現場の機械を眺めて過ごしていた…と言う鈴木さん。 エントランス・スペースの大変に完成度の高い最新作は、 正に『まんをじして』と言う感じで、熱がこもって見応え充分の迫力があります。 SM〜100号までと様々な大きさの作品がバランス良く展示されていて、 展示空間としても、大変魅力的になっています。 でも密か(?)にオススメなのは、奥のスペースの展示☆ 小学生の時に工作で作った紙製の『ユンボ』とか… 秘密基地(?)の設計図みたいなシャーペンのイラストなど… 思わず顔を近付けて見入ってしまうほど、綿密でユーモア満点!です。 きっと、見た人は思わずクスクス笑ってしまうかも!? 鈴木さん本人を存じ上げている私は、その何倍もウケましたが!(笑) 『鈴木勇人 〜 機械美 展 〜』は、20(日)まで。 於:キャスパーズ・ギャラリー → http://www.caspers-g.com ギャラリーは11時〜19時まで、最終日は5時までになります。 東横線 中目黒駅 より徒歩5分。 目黒川沿いを初台方面へ歩き、目の前は『みどり橋』です。 ギャラリー巡りには絶好な、風爽やかな季節となりました。
この機会に是非、美術散歩にお出掛けになってみませんか…? |
さ・た行の作家一覧
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さ・た行で始まる名前の作家紹介
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画像:「foresight」20F・油彩・パネルに綿布 画家、寺内誠(てらうち まこと)さんの展覧会が開催されています。 寺内さんは1980年東京都生まれ。 2004年に東京藝術大学油画専攻を卒業され、「卒業制作展」では紫峰賞を受賞(江戸川学園買い上げ) されています。 04年トーキョーワンダーウォール賞受賞、05年には東京都庁にて受賞者展である個展を開催されています。 06年には東京藝術大学大学院美術研究科油画を修了。現在は同学部の油画教育研究助手を務めておいで です。 氏の作品と最初に出逢ったのは、昨年末の同画廊の企画展であったと思います。 新進作家を中心とした、5名ほどのグループ展であったと思いますが、その時に見た透明感のある美しい色彩は 今でも忘れられません。 その時に初めて拝見したにも拘らず、そして、ご本人に会った訳でも無いのに、今回同画廊からご案内を頂いて すぐにその時の記憶が蘇りました。 インパクトを衒った作品では無いのに、強烈に印象的な作品・・・そんな寺内さんの個展のお知らせに、 とてもわくわくしています。 「日常の風景の中に見出したもの、あるいはそこから呼び起こされる記憶の断片たち。 それらが新たな光景となって、画面上に現出するとき、私の頭上でいつも渦巻いている霧が、少しだけ
薄らいで行くような感覚を得ることが出来ます。
きっとそれらの光景は、何かしらの予兆や予感といったものを孕んでいて、何処かへ導いてくれる、そんな気がしています・・・・・・・・・・・・・・・・・・・DM掲載文より ご本人の言葉」 梅雨に入り、夏を呼ぶきらきらとした雨の中でも、しっとりとした爽やかな湿度を持って、見る者の心を
癒してくれる・・・そんな魔法の様に美しい寺内さんの絵画世界と出会いに。 是非、初夏の銀座までm美術散歩にお出かけになって見て下さい。 |
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第3回 丹沢アートフェスティヴァル 於 : 丹沢市内各所 09年4月29日(水) 〜 5月31日(日) ※ 開催時間等は、各ギャラリーによって違います。詳細は記事末HPを御覧下さい。 5月恒例となったアートのお祭りが、今年も開催されます。 秦野市小田急線沿い、鶴巻温泉・東海大学前・秦野・渋沢駅最寄に点在するギャラリーや店舗や公共施設など 様々な場所で、様々に工夫を凝らした楽しい展示が企画され、5月のこの時期、1カ月をかけて行なわれる 大変大きな企画展です。 参加ギャラリーなどは40カ所。 平面・立体・インスタレーションなどの作品展示は勿論、陶器やガラスや木を素材としたクラフトや、ビーズ や人形やステンドグラスなどの手工芸、子供の絵画作品などなど・・・様々な展覧会が、各ギャラリーや飲食店 などで、工夫を凝らして展示される予定です。 中でも特にご紹介したいのは、田中造形美術研究所で行なわれる2人展。 立体造形インスタレーションの、ナガクボケンジ氏と紙による作品の末松歩氏です。 お2人は神宮前にあるギャラリー「トキ・アートスペース」所属の作家です。 風爽やかな初夏の丹沢まで・・・ 混雑する行楽地を避けて、または、遠出の旅の行き帰りに・・・ちょっと気軽に寄ってみませんか? ご家族で、お友達で、一緒に体験できる楽しいアートが一杯です。 この機会に是非、美術散歩にお出かけになって見て下さい・・・。 |
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上画像:DM掲載作品 Photo by 早川宏一 「辻 忍 版画展 - 彫刻からの拓本による版画 -」 版画アートラリーかながわ '08 参加 08年 11月14日(金) 〜 11月20日(木) 於 : 横浜 ギャラリーSHIMIZU 12:00 〜 7:00 (会期中無休 / 最終日5:00まで) 木彫の作家、辻忍 (つじ しのぶ) さんの個展が開催されています。 辻さんは現在、神奈川県に在住される作家さんです。 この度は、神奈川県内の有志画廊が行なう連動企画展 「版画アートラリーかながわ」 への参加出品と なりました。 辻さんは、木を素材とした立体作品を制作される作家さんです。 作品は、見上げる様な、あるいは、 その中を通り抜けられる様に大きなものから、手のひらに乗るくらいの小さなものまで、とても幅広い スケールをもって制作されています。 作品は、個展・企画グループ展などで、美術館やギャラリーに展示されるほか、屋外に設置されているものも 多くあります。 今回は、そんな御自身の作品に顔料を塗り、拓本の形式で和紙に刷り取って、更に屏風の形式に整えたものを 展示されます。 版画・・・という、ちょっとミニマルな印象を受ける言葉とは裏腹に、とても大きなスケールの作品なので、 初めて御覧になる方は、一般的な版画という概念を払拭する機会になるかも知れません。 例えば、以下の彫刻作品ですが・・・ こちらは、辻さんの木彫作品。 画像が小さくて恐縮ですが、実際は2M近くある様な、とても大きな作品です。 この作品だけを見ていると、何か動物の(あるいは恐竜の?)骨の一部の様な、とてもダイナミックで力強い 大らかな木の塊・・・なのですが、今回は、その側面に顔料を塗り、それを刷り取っています。 例えば画像手前のピンク色に染まった部分。 これが転写されて、上の画像の赤いアーチ型のフォルムに なっているのです。 同じ要領で、その外の側面に、青や緑やグレーと言った顔料を塗り、順に重ねて転写して版画作品と なっています。 刷られている紙は、目の粗い和紙。 その和紙の表と裏の両面に転写されているので、実際に現場で見ると、 外光やスポットライトの光に透けて、裏側のフォルムが表のフォルムと重なり、非常に美しい立体感を持って 鑑賞することが出来ます。 一般的には、版画とは、刷られる紙の片面に於いて作品世界が表現されるものですが、その紙自体を 支持体と考え、表現の可能性を、表裏の2次元に求めているところに、流石、立体の作家さんの発想の 豊かさを感じるところであります。 会場のギャラリーSHIMIZUは、市営地下鉄 「伊勢佐木長者町駅」より徒歩3分。JR「関内駅」より 徒歩5分。 ラジオ日本ビルの1F、道路に面しています。 現在、近隣では横浜トリエンナーレが行なわれており、たくさんのアート作品も御覧になれるチャンスです。
この機会に是非、アートで賑わう横浜まで、美術散歩におでかけになって見て下さい・・・。 |




