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西郷さん、遂に登場でしたね。
高橋克実さんということで今までの西郷さんとは違う柔らかさがありますが、それでも底のほうには大きな野心が感じられて、この先どんな西郷さんを見せていただけるのかとっても楽しみです♪
武市さんの毒まんじゅうを受け取ったものの対処に困っていた弥太郎は、親父さんの「楽にしてやれ」との言葉に一度は覚悟を決め以蔵に手渡したものの、寸前のところでやはり恐怖心が前に出てしまい、以蔵からまんじゅうを取り上げ去ってしまいました。
ここに出てくる、それぞれの感情は非常に複雑に絡み合っています。
まず武市さんは、以蔵が苦しんでいる姿をこれ以上見たくない、自白されるのもよろしくない、いっそ楽にしてやりたいというもの。
弥太郎は、以蔵を不憫に思い、武市さんの気持ちも分かる。でも、人殺しに酌みすることには恐怖がある。
そして以蔵は、尊敬する武市さんへの裏切りである自白はできない、それならば心ならずも死を選びたい、というものだと思います。
史実の上では、この武市さんの企てに弥太郎が関わっていたということはないでしょうし、武市さんがどんな思いで以蔵に毒を盛ろうとしたのか確実な本音を知ることはできませんが、今回のドラマのなかでの3人それぞれの持つ感情を紐解いていくと、各々がどうすることもできない瀬戸際に追い込まれていたこと、そして、当時、国事に働くということがどれほどの危険性を孕んでいたかを、今までより深く感じられると思います。
当時の処刑法は残酷なものも多かったですし、拷問となればそれは苛酷さを増し、全てを吐ききるまで続けられます。
早々に自白するのが当然でしょう。普通であれば、到底耐えられるものではありません。
それでも今回の以蔵のように、守るべきもののため必死に耐え続けた人も多くいると思います。
身分の低い者が国を変えよう、政治にかかわろうとするには、それほどの覚悟が必要なことになってしまうこの時代の閉塞さは、沢山の悲しみと沢山の犠牲を生んできたことだと思います。
合掌(−人−)
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