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ヤクルトを店で見つけたときに、最初は「ヤクルトが売られているなぁ」程度だった。 しかし、よく考えると「ヤクルト」のネーミングは「ヨークルト」から来たのかもしれないと思った(違っていたら申し訳ありません・・・)。 乳製品が豊富なオランダだからこそ感じた日常のちょっとした疑問だ。 インターネットへ接続するために図書館へ行くと、太陽光発電の発電量がデジタル表示されていた。 刻々とかわる数値を見ながらその電量を比較してしまう。 オランダが環境やエコを大切にしている国だとは聞いていたが、実際に目で見せられると随分とその印象は違う。 最近は日本でも環境を声高に訴えているのだから、こんなふうにしたら、子どもたちもエネルギーの大切さを感じ取るかもしれない。 町の中でも何気ない風景からいろんなことを感じる。 子どもは後先考えないで勝手に高いところへ上る。 結局、降りられなくて親に助けを求める。 どこの国でも同じだ。 私たちもみんな思い思いのことをやって、さも自分だけでできていたり、誰の助けも受けていないようなこという人も世の中には多い。でも、そんな人でも、最後は誰かの助けがなければ何もできないんだろうなと思う。 さて、そんなことに思いふけってゆっくりとはしていられない。 日程が遅れているのでとにかく走った。急いだ。 何時のフェリーがあるか知らないけれどイギリスへ渡るためにオランダの国境を越えたオステンドという港町へ向った。 最終便のフェリーに間に合って夜間のトラックドライバーたちと一緒にフェリーに乗り込んだ。 何時にどこへ到着するか知らないが、とにかく仮眠をとることにした。 後ろ髪引かれる思いでオランダを後にした。 オランダはいろんなことを私たちに見せてくれた。 |
オランダ編
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道は良いのだが時々風が・・・。 風車を回すほどの力だからな・・・。 そんなときは人間は不思議と楽な姿勢を模索するようになる。 自然と前傾姿勢になり、風の抵抗を少なくしていく。 少しスピードは上がるが、肩がこるし、筋肉は硬直するし・・・。 そんなときは水が豊かなオランダの湖に入って体を冷やす。 勝手に入っていいのか分からないが、勝手に冷やす。 子どもたちが一番笑顔になるのが水に入る瞬間だというのも分かった。 |
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ド〜ン! ガラガラガラ! 「なんか屋根瓦が落ちたみたいだな」 駐車したキャンピングカーの数メートル前に振り落ちる石の塊。 よく見ると落下したのは石畳のブロックだった。 道路が爆発して、ブロックが上に飛び散ったようだった。 石畳にはぽっかりと穴があいている。 中をのぞくとそんなに深くない。 ガスの臭いもしない。 近所の人が出てきて騒ぎ始めた。 すると近くの工事現場の作業員らしき人が現れて、シャベルで飛び散った土を入れ、ブロックをはめこむ。 「大丈夫、大丈夫」と男性は言うが、そうとは思えない。 「昨日はむこうでも爆発があった」と笑いながら去っていってしまった。 道は元の石畳に戻っていた。 しばらくすると警察と消防がやってきた。 現場を探すが、穴は修復されている。 結局、一番近くにいた私が事情聴取され、穴を埋めていった男性の話をした。 警察と消防も「大丈夫、大丈夫」と言いながら去っていった。 簡単だなぁ、オランダの爆発処理は・・・。 こうやって、古い石畳と町並みは保たれてきたのか? 爆発にも動じないオランダ人。 これなら、次回は私も修理できそうだ。 |
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まっすぐ走り抜けたいのだが、運河で道が閉ざされている場所も多い。 地図で橋を見つけてそこを目指して走る。 対岸に渡りたいのに、ず〜っと回り道をしたり、ボートに乗せてもらわなければならない。 ボートというか渡し舟も安いので、乗ればそれなりに楽しいと思う。 ただ、その渡し船がどこに着くのか分からないし、キャンピングカーが乗れるものと乗れないものがあるので、橋を見つけながら進むことにした。 実は詳細な地図を持っていなかったので、町中の地図をたよりに結構いいかげんに進んでしまった。 いいかげんにやって、良い結果が出ることはまずない。 だから、いつまでたっても迷路の中をさまよい続けた。 走っている距離は長いのだが、ほとんど進んでいない。 こんなときは早めに休憩して、町中を探索して甘いものを食べるに限る! 疲れると甘いものが欲しくなる! ということを理由にして、妻にオランダの甘味を買ってもらう。 これが楽しみになっている(笑)。 途中、石畳の道を馬で闊歩する人に会ったが、自転車のことなど関係なく、すごい勢いで駈け抜けていった。 石畳を馬が走ると、けっこう迫力がある。 迷路の中ではいろんなものに出会う。 |
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そんな旅では異文化での生活そのものが勉強になることが多い。 自転車を走らせているときに道を尋ねる。 英語を話す人もいればまったく分からない人もいる。 そんな中ジェスチャーを交えながらコミュニケーションをとる。 キャンプ地でもいろんな発見がある。 東京で経験したことがないことも遊びの一環として自然に学ぶ。 ガソリンスタンドやマーケットでも、その国のやり方の違いを学ぶ。 実際に経験しながら学ぶので忘れないものとなっている。 毎日が勉強中だが、なかなか楽しい勉強を続けている。 |





