にぎやかなるDon

某東南アジアの国から帰国し、日本のフィールドを走り回っています。

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 今年は紅葉が遅い...... 北海道なんかもう終わってしまったのに.......とぼやいていたら、実は兵庫県中部の紅葉スポットの紅葉はすでにピークが過ぎていたことがわかりがっかりしました。 ちょうど2週間前にわたしが千が峰に登った翌日に、友人が夫婦で兵庫県中部の某紅葉スポットを訪れたところ、もうすでにピークを過ぎていていたとのこと。 新聞に「見ごろ」と出ていたのを見て、その場所を選んだとのことでしたが......。某新聞社さん、情報を売っているという自覚お持ちですか? 
 さて、今週末は遠出する元気もなく、近場のハイキングコースでメタボ解消を図ることとしました。 有名紅葉スポットほど鮮やかではありませんが、東播磨地方はちょうど紅葉の真っ盛りで、書寫山圓教寺(姫路にある映画ラストサムライのロケ地となったお寺。紅葉スポットです)などの有名スポットほどではないものの、それなりに楽しむことが出来ます。

 今日のコースは、尾根に沿ってハイキングコースが設定されています。 歩き始めの箇所は、尾根伝いコースとはいえ、残念なことに見晴らしはよくありません。 深い林の中を歩くようなコースとなっているからです。 見晴らしはよくないものの道に沿って赤い実をたくさんつけた木が、あちらこちらにみられ、小さい秋を感じさせてくれます。
イメージ 1  ソヨゴでしょうか? 間違っていたら訂正お願いします。 

 しばらく行くと、こんどは低い位置に赤い実が.......さきほどのソゴヨ(?) より大きな赤い実です。 イメージ 2  葉が枯れかけて、夏のイメージとはずいぶん異なりますが、サルトリイバラです。 トゲトゲがいっぱいあり、夏場うっかり足を踏み入れたりしたときにひどい目にあわせてくれるのがこの草です。 名前にイバラとあり、見た目のイメージとはかけ離れていますが、ユリの仲間です。 ルリタテハという蝶の幼虫の食草で、葉は九州の鹿児島あたりでは柏餅のカシワの代わりに用いるとか。 赤い実がきれいでこの季節の生け花でも目にすることがあります。 

 コースの真ん中に踏まれずに黄色い可憐な花が....... イメージ 3                

野山の花が少なくなったこの季節、落ち葉が敷き詰められた茶色の地面にアキノキリンソウが凛と咲いていました。 アキノキリンソウとキリンソウは全く異なる種族で、この花はあぜ道などでよく見るセイタカワダチソウの仲間であるのに、キリンソウは1か月ほど前に紹介したクロツバメシジミの食草:ツメレンゲの仲間です。

 ちょっと道を逸れて、湿原に入ってみると、ほとんどの草は枯れてしまった中、イメージ 4 コモウセンゴケが、葉を真っ赤にして地面に生えていました。 ちょっと分かり難いですが、葉の先端の粒粒は粘液で、これでムシなどを捕え栄養とします。 今はグロテスクなだけですが、6月頃ピンクのかわいい花を付けます。

イメージ 5   このコースで初めて紅葉らしい紅葉(といっても黄色ですが)の出会いました。 申し訳ありませんが、この木が何なのかわかりません。

 歩き始めて1時間半、ちょっと開けた場所に出てきました。 自然林ではありませんがイメージ 6  この季節、やはりモミジの紅色は鮮やかです。 

 コースは林を抜け、開けた岩場に差し掛かりました。 ちょっとピークは過ぎていましたが、岩場に紫色の花が咲いていました。イメージ 7  

花が少ないこの季節、こんな状態でも何かうれしくなってきます。 一生懸命調べたのですが、花の名前は分かりませんでした。 ごめんなさい。

 春、東播磨の低い山のピーク付近は、このコース沿いに限らずツツジ類が多く自生しており、春には鮮やかに咲き誇っています。 でも今は晩秋。 何なんだこの光景は? 満開ではないもののツツジが今頃咲いている…… イメージ 8 コバノミツバツツジが狂い咲きしていました。

 コバノミツバツツジだけでなく、異なる種類のツツジである イメージ 9 ミツバツツジにも花を付けているのがあるではありませんか。 この季節には例年あまり山歩きをしませんが、こんなにツツジが狂い咲きをしているのは知りませんでした。 それとも異常気象の影響で今年に限っての話でしょうか? 写真には採っていませんがヤマツツジもオレンジ色の花を付けているのがあり、すごく違和感がありました。 いずれの花も春先ほど鮮やかな色はしておらず、くすんだような色をしていました。

 鮮やかに紅葉する木々にウルシがあります。 うっかり樹液に触れると体質によってはひどいことになる、あのウルシですが、イメージ 10 コース途中で見上げたところ、青空をバックに非常に生えている1本があったので思わず撮ってしまいました。

 いい天気だったので、先々週のコースほどきつくはなかったものの、ある程度のアップダウンがあり、かなりの汗をかいたので、最寄りの日帰り温泉に浸かり、疲れを取って……といいたかったのですが、この歳になると、ゆっくり温泉に浸かったくらいでは取れるわけもなく、若かったころの回復の早さを懐かしく感じながら帰路につきました。
 大きな秋は見つかりませんでしたが、小さい秋がちりばめられたコースで、それなりの満足はありました。 歩けば足が疲れますが、心が疲れるよりはいい.......大昔聞いた某ジーンズCBコピーのパクリで締めくくりたいと思います。

閉じる コメント(12)

こんばんは

小さい秋・・いろいろ見つけられたんですね

そんな散策が私も好きです

秋の空も空気感も好きです

いろいろ秋を感じられました

コモウセンゴケのお花は可愛いのですね

見てみたいです

ポチ

2011/11/30(水) 午前 0:12 シロ

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気候の異変で花も咲く時期を間違えていますね
自然が壊れている証拠ですね
人間が大罪を犯して地球環境を破壊した結果ですね
国のためだけに環境浄化を拒み意地を張る国とは交易を断絶する気構えが欲しいですが・・・
ポチ☆

2011/11/30(水) 午前 11:06 大雪のヒグマ

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こんにちは。
北海道とちがってまだ花が見られていいですね。紅葉、黄葉もあり秋たけなわの感じがします。
ポチ☆

2011/11/30(水) 午後 2:04 [ バタフライ ]

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シロさんこんばんは

「これぞ秋」というほどのものには出会えませんでしたが、小さい秋の寄せ集めで充分に秋を堪能できました。

コモウセンゴケの花は、『2011年6月5日 ヒメヒカゲとその保護について』でアップしています。
今日現在の状態では「すべて表示」にして[8]を選択、2つめの投稿のなかにあります。

ポチありがとうございました。

2011/11/30(水) 午後 9:23 [ Don ]

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ヒグマさんこんばんは

そうですね。異常気象と呼ばれる現象が、最近、割とひんぱんに起こっているようで、異常でなくなってきているような.....

二酸化炭素の排出と因果関係がありそうというのは、データ上わかってはいますが2大排出国は頑なですね。
紀州の災害がひどかったのでほとんど脚光を浴びませんでしたが、同じ台風で播磨地方でも床上浸水がありました。 佐用の水害からあまり年月がたっていないのに.....
ちょっと頻度として多いような気がします。

ポチありがとうございました。

2011/11/30(水) 午後 9:37 [ Don ]

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バタフライさん こんばんは
いま、近場の山は、赤・黄・緑と信号機色になっています。
まともに咲いている花も間もなくシーズンを終えると思います。

花はうれしいのですが、狂い咲きは何と言っていいやら.....複雑です。

ポチありがとうございました。

2011/11/30(水) 午後 9:42 [ Don ]

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紅葉がとても綺麗ですがそろそろおしまいですね〜♪
コモウセンゴケのこの時期、見たことなかったけどこんな姿なんですね。
漆は本当に真っ赤っかになってますね(*^_^*)
ポチ☆

2011/11/30(水) 午後 11:34 みゆき

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おはようございます。 私も
昨日は、仕事で、地域の人たちが新しく造った遊歩道の調査で山の中を歩いて来ました、出遭えた蝶はキタテハとキタキチョウだけでした。
今年の紅葉は何処もあまり良くなかったようで、しっかり色づくまえに葉が枯れて落ちてしまうという現象で、春の山桜などもぱっとしなかったし、蝶の発生も例年より少なかったようにも思うし、異常気象といったところでしょうか・・・・・
私の町では前回のNHKの朝ドラ「おひさま」のロケで有名(?)になった「七色オオカエデ」という大きなカエデの木があり、この秋は観光客で賑わいましたが、いつもの年に見られるようなきれいなものではありませんでした、観光協会では担当が毎日の紅葉の様子をブログで発信しています、新聞報道より、各地のこうしたブログを見つけて出かけるのがいいかと思います。
ソヨゴ、実はわたしも榊(サカキ)と見分けがつかなくて困っているのですが、こちらの山にあるのはほとんどソヨゴのようです。こちらでは榊と同じ扱いで神事にはソヨゴを使います。

2011/12/1(木) 午前 6:48 [ ikedanochohcho ]

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みゆきさん こんばんは

飲んだくれて帰ってきたところなので、乱文乱筆はお許しください。
間もなく、里山も常緑樹を除いて、枯葉色になってしまいますが、今年は暖かく、あと1週間ほどは猶予がありそうです。
冬場に湿原に行っても何もないからコモウセンゴケの今を知らなくても無理からぬことですね。
今の季節、真っ赤になって地面に葉を広げて耐えています。
水が湧き出ている周辺に多いですね。

2011/12/1(木) 午後 11:43 [ Don ]

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ikedanochochoさん こんばんは

実は、この写真をアップするまで、この木の名前を知らなかったのです。 榊の代用品でもあるのですね。
一つ知見を得ました。

ありがとうございました。

2011/12/1(木) 午後 11:46 [ Don ]

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いろんなところにいろんな秋がありますね。1枚目の写真、ソヨゴで間違いありません。枝をゆするとサラサラと音がして、名付けられたようです。5枚目は黄色く黄葉した木、日当たりの加減や葉の感じからタカノツメだと思います。冬新芽の形が鳥の鷹の爪に似ているところから。また7枚目はヤマラッキョウの花でしょう。
本当にいろいろな秋がありますね。

2011/12/2(金) 午後 10:43 [ ヤママユガ ]

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ヤママユガさん、こんばんは
Reply遅くなってごめんなさい。
あれがヤマラッキョウですか。
なんかニラやノビルに似た雰囲気があったのですが、季節が違うし......と思っていました。
ありがとうございました

2011/12/6(火) 午後 8:26 [ Don ]


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